■ K1-19771の問題を確認します: 対象バージョン 8.0.x or 8.1.x
ご注意: この記事に添付のHotfixは 適用時に SMAの再起動を行います
Hotfix適用前に実施すること:
注意 このotfix適用時にもしアプライアンスが再起動しなくてもアプライアンスのリセット/再開/再起動などはしないでください。その代わりにテクニカルサポートへご連絡ください。
- アプライアンスのログをダウンロードします。
- 7-zip のようなツールをつかってアーカイブを展開します。
- アーカイブ内のkbox/mysqlに移動して.errファイルを探します。
- ファイル名がホスト名で始まる.errファイルを開きます(例: testsma.kace.com ならば testsma.errというファイル名)
- ログの中で mysqld got signal 6 を含む行を探します( 下側ほど新しいログです)

- もし8.0/8.1更新後に'mysqld got signal 6' が記録されている場合:
- ダウンタイムを取りHotfixの適用を計画してください。※このHotfixの適用はSMA再起動を伴います
- バージョンが 8.0.x あるいは 8.1.x であることを確認します
- 最新のバックアップをK1000外部へ保存しておきます
- 本記事下部の k1_patch_K1-19771_MySQL_20180219_v2 をクリックし、k1_patch_K1-19771_MySQL_20180219_v2.kbinをダウンロードします。
- 設定 | アプライアンスの更新 に移動します。(組織が有効な SMA では最初に"システム"に切り替えます)
- 手動アップデート から k1_patch_K1-19771_MySQL_20180219_v2.kbin※を選択して適用します。
(※ ナレッジベース 254193 で説明しているHotfixはこの記事の修正も含んでいます。リンク先の記事のHotfixを適用すれば本記事添付のHotfixの適用は不要です)
メモ: もし上述の作業のために支援が必要であれば下の情報とともにテクニカルサポートへお問い合わせください。:
- アプライアンスのバージョンおよびシリアル番号(サービスタグ)
■ K1-19708 の問題を確認します (v8.1では修正済みです): 対象バージョン 7.1.x, 7.2.x と 8.0
確認:
- アプライアンスのログをダウンロードします
- 7-zipのようなツールでアーカイブを開きます
- kbox/kboxwww/logs の中の kbox_logを探します。
- kbox_log を開き、ksamcompliance というキーワードで探します。
- 以下のようなErrorが含まれることを確認します。
[Tue Feb 6 1:00:04 EST 2018] [ksamcompliance] Starting ksamcompliance.
[Tue Feb 6 1:00:04 EST 2018] [ksamcompliance] Starting ksamcompliance.
[Tue Feb 6 1:00:04 EST 2018] [ksamcompliance] Stopping software inventory service
[Tue Feb 6 1:00:05 EST 2018] [ksamcompliance] Processing org: Default
[Tue Feb 6 1:00:05 EST 2018] [ksamcompliance] Regenerating SAM counts.
[Tue Feb 6 2:16:33 EST 2018] [ksamcompliance] Exception in regenSAMCounts, dropping temp tables: mysqli error: [6: Error on delete of /kbox/tmp/#sql45f_32b1cb_0.MAI (Errcode: 2 "No such file or directory")] in EXECUTE("REPLACE INTO SAM_COUNT_NEW
確認された場合、 回避策として 各組織の一般設定 ページにある "ソフトウェアカタログ内のカタログ未登録データの保持" のチェックをはずすことで回避できます:
- 設定 | 一般設定 へ移動します
- データ保持セクションまでスクロールします
- "ソフトウェアカタログ内のカタログ未登録データの保持"のチェックを外します。
- 保存 をクリックします。(他の組織がある場合他の組織でも1,2,3,4を繰り返します)
- 設定 | アプライアンス更新 へ移動して ページ下部の 再起動ボタンをクリックします。(組織が有効な SMA では "システム" に切り替えます)
- アプライアンス再起動後一日待ってもサービス状態がすべてOKであることを確認します。

メモ: 複数組織が有効なSMAでは "ソフトウェアカタログ内のカタログ未登録データの保持" の無効化は各組織の一般設定で実施する必要があります。