Return
-
Title
SDAバージョン6.0アップグレード後、ブートファイルが見つからない旨のエラーでPXEブートが失敗する -
Description
SDAのバージョンを6.0以上にアップグレードした後、以前は動作していたPXEブートが失敗するようになりました。 -
Cause
v4.0で iPXE が実装されましたが円滑な移行のために PXELinux もまだ使えるようになっていました。v6.0 では PXELinux のブートファイルである k2000.0 / kbox2000.0 は削除されました。この事象が発生する可能性があるのは 外部DHCPサーバーを使用している環境のみです。 -
Resolution
この問題を解決するためには DHCPサーバーのブートファイルオプション (Windows DHCPサーバーでは オプション67) を変更する必要があります。- レガシーBIOS用のブートファイルは undionly.kpxe
- UEFI 用のブートファイルは ipxe.efi
BIOSモードとUEFIモードのデバイスが混在する環境ではアーキテクチャ別にべつのファイル名が与えられるようにする必要があります。
設定の詳細については以下の記事を御参照くださいSDA/RSAのオンボード（＝内部）DHCPサーバーでは正しいブートファイル名が設定されています。