K2000(SDA) v4.0以上をご利用の場合 次のナレッジベース記事をご参照ください。
外部DHCPサーバーにLinux等を使用する際のDHCPサーバー設定(v4.0以上) (218475)
この例では以下を想定しています。
- ネットワークアドレスが192.168.1.0/24
- K2000のIP(あるいは RSAのIP)アドレスが192.168.1.222
- 動的に払い出すアドレスの範囲は 192.168.1.120-220
- deny duplicates , subnet-mask, domain-name, routers , domain-name-serversなどは既に記述されているものとします。
DHCP設定に以下の行(太字)を設定します。赤字は環境に応じて読み替えてください。黄色は一致していれば指定方法は任意です。
DHCPサーバー設定ファイル
...
option kbox-ip-address code 244 = ip-address; # [1]
...
subnet 192.168.1.0 netmask 255.255.255.0 {
...
range 192.168.1.120 192.168.1.220; # [2]
...
option kbox-ip-address 192.168.1.222; # [3]
filename "k2000.0"; # [4]
next-server 192.168.1.222; # [5]
...
}
解説
# [1] option kbox-ip-address code 244 = ip-address;
KBEが補助的に使用するオプションとしてコード244を設定します。[3]の箇所でK2000またはRSAのIPアドレスを指定します
リースするIPアドレスの範囲を指定します。
# [3] option kbox-ip-address
Obtion244用にK2000またはRSAのIPアドレスを指定します。
変数名kbox-ip-address自体は[1] の指定と揃っていれば別の名前でかまいません。(K2OPT244 など)
# [4] filename "k2000.0";
ブートファイル名を指定します。DHCPサーバーによっては bootfile と指定するかもしれません。
"k2000.0" は固定です。
ブートサーバーとして K2000またはRSAのIPアドレスを指定します。
オプションの説明については 追加情報 のリンク先をご参照ください。