vRanger のGUIより物理マシンを追加時に物理クライアントが自動でインストールされます。
何らかの理由でインストールができない場合は、手動による物理クライアントのインストールを実施してください。
vRanger では、ソース物理サーバーの物理バックアップを行うには、物理クライアントをインストールする必要があります。これは、ソースサーバーを vRanger インベントリに追加する際に行うことができますが、場合によっては物理クライアントを手動でインストールする必要があります。
物理クライアントを手動でインストール方法:
1. vRanger サーバーで、物理クライアントインストール用ファイル「vRangerPhysicalClient.exe」を検索します。
このファイルは vRanger インストールフォルダの「Service」サブディレクトリに配置されています。
デフォルトパスは以下のとおりです。
C:\Program Files\Dell\vRanger\Service
2. クライアントを、ソースサーバー上の目的の位置へコピーします。
3. ソースサーバーのコマンドラインから vRangerPhysicalClient.exe を起動し、以下のパラメータを変更します。
• USERNAME – これは必須フィールドです。これは、ソースサーバー上の管理者権限と「Log on as a service」権限を持つアカウントのユーザー名です。
• PASSWORD – これは必須フィールドです。これは、上記アカウントに関連するパスワードです。
• DOMAIN – これはオプションフィールドです。値を入力しない場合は、上記のアカウントはローカルのアカウントと見なされます。ネットワークアカウントを使用する場合は、このフィールドにアカウントのドメイン名を入力します。
• INSTALL_DIR – これはオプションフィールドです。デフォルトインストールディレクトリは以下のとおりです。
C:\Program Files\Dell\vRangerPhysicalClient
• PORT – これはオプションフィールドです。デフォルトのポートは「51000」です。
コマンド例:
インストーラを使用した適切な構文入力例となります。
• デフォルト値を受け入れる場合は、ソースサーバーの認証情報を入力するだけで構いません。
vRangerPhysicalClient.exe /USERNAME="administrator" /PASSWORD="Password"
• 場合によっては、ネットワークアカウントが必要です。
vRangerPhysicalClient.exe /DOMAIN="development "/USERNAME="user1" /PASSWORD="Password"
• インストール位置またはポート番号を変更するには、パラメータに目的の値を入力します。
vRangerPhysicalClient.exe /USERNAME="administrator" /PASSWORD="Password" /INSTALL_DIR="c:\vRangerPhysicalClient"
vRangerPhysicalClient.exe /USERNAME="administrator" /PASSWORD="Password" /PORT=52000
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