キュー設定のチケット所有者用のユーザーラベルの設定とユーザーに紐づくラベルに依存する形でおこなえます。
ただし、キュー設定の「管理者ロールのユーザーがこのチケットでキューを表示および編集するのを許可」が有効になっているとユーザー役割 サービスデスク:チケット に権限をもつ管理者ユーザはこのキューについて "すべてのチケット" を表示できます。この設定を無効にすることで(管理者UIのサービスデスク|チケットを表示できる)管理者ユーザーであってもそのままではチケットの表示および編集ができなくなります。
ここでいうチケット「所有者」とは "問い合わせる側" ではなく、問い合わせを受けて担当する(Helpdesk担当者のような)ユーザーを指します。
所有者: HelpDesk担当者のユーザー(および所有者になりうるユーザー)
送信者: 問い合わせを起こすユーザー
あるキューが以下のとおり設定されているとします。
この状態から そのキューの任意のチケットを特定のユーザーが参照できるようにしたい場合、そのユーザーに付与しているユーザーラベルを キュー設定 の「所有者のラベル」に追加します。
具体的には ラベルU_OWNのついたユーザーhdo1,hdo2,hdo3,hdo4がいるとき、
「hdo1,hdo2 の間でチケットを参照しあうことができるが、hdo3, hdo4 には見せない」および
「hdo3,hdo4 の間でチケットを参照しあうことができるが、hdo1, hdo2 には見せない」
というような構成は行えません。
このことを実現するにはキューを分ける必要があります。
ここで、 hdo1とhdo2はキューXにあるすべてのチケットを参照したり変更することができます。
かつ キューXへ所有者ラベルついていないhdo3,hdo4にはここのチケットは見えません。
(ただしhdo3がこのキューへチケットを送信した場合「送信者」であるためそのチケットを見ることができます)
同様に hdo3とhdo4はキューYにあるすべてのチケットを参照したり変更することができます。
かつ キューYへ所有者ラベルついていないhdo1,hdo2にはここのチケットは見えません。
(ただしhdo1がこのキューへチケットを送信した場合「送信者」であるためそのチケットを見ることができます)
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