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NetVault Plug-in for Oracle 12.3 - ユーザー・ガイド

Quest® NetVault® Backup Plug-in  for Oracle - はじめに バックアップ計画の策定 プラグインのインストールと削除 プラグインの設定 データのバックアップ Oracle Flashback Databaseの使用 データのリストア
データのリストアとリカバリ:概要 ユーザー管理リストアの実行 その他のユーザー管理リストア手順 RMANリストアの実行 非RAC環境で使用可能なRMANリカバリ・タイプ RMANを使用したその他のリストア手順
リカバリ・カタログの管理 RMAN CLIの使用 Oracle RAC環境におけるプラグインの使用 フェイルオーバー・クラスタ環境でのプラグインの使用 Oracle Data Guardでのプラグインの使用 Oracleコンテナ・データベース(CDB)およびプラガブル・データベース(PDB)でのプラグインの使用 トラブルシューティング

Windowsのローカル管理者グループへのOracleユーザーの追加

Oracle 12.x以降を使用していて、インストール時にOracle管理ユーザーを作成した場合は、このユーザーをWindowsのローカル管理者グループに追加します。この手順により、RMANバックアップからNetVault Backupプロセス・マネージャ(nvpmgr)にアクセスできるようになります。

以下の手順では、Windows Server 2008 R2でユーザーを追加する方法について説明します。各自の環境については、適切なシステム・ドキュメントを参照してください。

2
[コンピュータの管理]ウィンドウで、[システム ツール]を開き、[ローカル ユーザーとグループ]を選択して[ユーザー]を選択します。
3
右パネルで、Oracleユーザーを右クリックし、[プロパティ]を選択します。
4
[プロパティ]ダイアログ・ボックスで、[所属するグループ]タブを選択し、[追加]をクリックします。
5
ローカル管理者グループを追加し、[OK]をクリックします。
6
もう一度[OK]をクリックします。

非RAC環境におけるOracle SIDとホーム・ディレクトリの識別

OracleシステムID(SID)とホーム・ディレクトリを識別するには、Oracleデータベース・サーバーで稼働中のOSに応じて、以下のいずれかの手順に従います。

Windows

Windowsでは、SIDとOracleホームをレジストリから識別できます。

1
Oracleデータベース・サーバーでレジストリ・エディタを起動します。
a
タスクバーで[スタート]をクリックし、[ファイル名を指定して実行]をクリックします。
b
[ファイル名を指定して実行]ダイアログ・ボックスでregeditと入力して、[OK]をクリックします。
さまざまなディレクトリが表示されます。「KEY_」が付いた各フォルダは、ターゲット・マシン上にインストールされたOracleを表します(マシン上に複数のOracleがインストールされている場合)。
3
Oracleのターゲット・インストールに該当する「KEY_<Oracle_Home>」という名前のフォルダを開くと、右側のフレームにレジストリ・アイテムのリストが表示されます。
4
[名前]カラムで以下のアイテムを探し、対応する[データ]カラムのエントリをメモします。

LinuxおよびUNIX

LinuxおよびUNIXでは、「oratab」ファイルを使用してSIDとOracleホームを識別できます。

2
「oratab」ファイルで、アプリケーション情報をメモします。
<ORACLE_SID>:<ORACLE_HOME>:<追加情報>
たとえば、「oratab」には以下の情報が含まれます。
「PROD」ORACLE_SIDであり、
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