アップグレードのインストール時にnvexchangeserver.exeプロセスが実行されていると、アップグレードが失敗して、次のメッセージが表示されることがあります。
この問題の対処法として、Exchange Serverが実行されているNetVault Backupクライアントで以下のいずれかを行います。
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Windowsタスク・マネージャを使用してnvexchangeserver.exeプロセスを探して停止します。 |
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NetVault Backupサービスを停止して開始します。 |
NetVault Backupサービスの停止と開始について詳しくは、『Quest NetVault Backupアドミニストレーターズ・ガイド』を参照してください。
NetVault Backupログや個別のジョブ・ログのほかに、バックアップおよびリストア・ジョブにおけるVSS関連問題の診断を迅速に処理するため、以下のリソースが用意されています。
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Windowsアプリケーション ログ:VSS Writersは、NetVault Backupログに記録されていないエラー・ログをこのログに詳細に記録します。詳しくは、http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms157312.aspxの「Windows アプリケーション ログ」を参照してください。 |
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VssadminとDiskShadow:Vssadminを利用して、Writers/Providerとそのステータスを含む検証をすることが可能です。これにより、VSS Writersが依存するプラグインが有効で使用可能であることを確認します。またそれらにエラーが発生していないか確認することができます。新規ユーティリティのDiskShadowも有益な情報を提供します。詳しくは、http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/bb491031.aspxおよびhttp://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc772172(v=WS.10).aspxを参照してください。 |
DAGのようなクラスタ化Exchange環境では、特に、プラグインがすべての利用可能なNetVault Backupクライアントの検出を試みる場合や、クライアント同士がお互いに通信する必要がある場合に、さまざまな課題があります。通常、NetVault Backupはネットワークをスキャンして既知のNetVault Backupクライアントがないか探します。ただし、たとえばクライアント同士が同一ネットワーク上にあるもののセグメントが異なる場合や、地理的に離れたネットワーク内に配置されている場合などの状況下では、NetVault Backupクライアントはそれぞれを正しく認識することができません。この問題により、バックアップ・ジョブ中にバイナリ・ログに「Failed to launch Proxy Master in <NetVault Backupクライアント名>(<NetVault Backupクライアント名>上でプロキシ・マスタが起動できませんでした)」メッセージが表示されるなどのエラーが発生することがあります。このメッセージは、バックアップ・ジョブを実行中のNetVault Backupクライアントがメッセージ内で指定されているクライアントのネットワーク上の位置を正しく識別していないことを示します。
この問題の対処法として、machines.datファイルを使用してNetVault Backupクライアントが識別する必要のあるすべてのクライアントを特定することができます。各NetVault Backupクライアントには、NetVault Backupインストールに含まれるetcサブディレクトリ内の既知のNetVault Backupクライアントのリストが含まれます。例えば、通常のWindowsインストールで、このパスは以下のとおりです。C:\Program Files (x86)\Quest\NetVault Backup\etc\machines.dat。このファイルに既知のNetVault Backupクライアント名をIPアドレスとして追加することにより、ローカルのNetVault Backupクライアントが、ネットワーク内のリモートNetVault Backupクライアントを正常に特定することができます。
「Failed to launch Proxy Master in <NetVault Backupクライアント名>(NetVault Backupクライアント上でプロキシ・マスタが起動できませんでした)」メッセージが表示された場合、Questでは、バックアップを実行する特定のNetVault BackupクライアントへExchangeクラスタ内のすべてのNetVault Backupクライアントを追加することをお勧めします。以下の手順では、DAGにはClient_1、Client_2、およびClient_3の3つのNetVault Backupクライアントが含まれます。バックアップを管理するNetVault BackupクライアントはClient_1です。したがって、Client_1上の「machines.dat」ファイルを修正する必要があります。
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NetVault Backupコンフィギュレータを開き、[サービス]タブを選択します。 |
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[サービス]タブで、[サービスの停止]をクリックします。 |
3 |
Windowsで、NetVault Backupがインストールされているetcディレクトリに移動します(例:C:\Program Files (x86)\Quest\NetVault Backup\…)。 |
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必要に応じて必ず元の設定に戻せるようにするには、「machines.dat」ファイルのバックアップ・コピーを作成します(例:「machines.dat_saved」)。 |
5 |
テキスト・エディタを使用して元のmachines.datファイルを開きます。 |
7 |
ファイルの末尾に、ローカルのNetVault Backupクライアント(例:Client_1)が認識する必要のあるクライアントごとにセクションを追加して、<Client_xのIPアドレス>を利用可能なIPアドレスで置き換えます。 |
9 |
10 |
a |
Windowsタスク マネージャを起動し、[プロセス]タブ選択します。 |
b |
プロセスをアルファベット順に表示させるには、[イメージ名]カラムのヘッダをクリックします。 |
c |
d |
いずれかのプロセスがリストされている場合は、プロセスを選択してから[プロセスの終了]をクリックします。 |
e |
確認プロンプトが表示されたら、[プロセスの終了]をクリックします。 |
f |
タスク マネージャを閉じてからNetVault Backupコンフィギュレータへ戻り、[サービスの開始]を再度クリックします。 |
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