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NetVault Bare Metal Recovery 12.0 - Plug-ins ユーザー・ガイド

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NetVault Bare Metal Recovery Plug-in Live Client for Windowsの使用
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NetVault Bare Metal Recovery Plug-in Live Client for Linux の使用
Plug-in Live Client for Linux:概要 Plug-in Live Client for Linuxのインストールとアンインストール Plug-in Live Client for Linuxで使用するDRイメージの生成 Plug-in Live Client for Linuxで使用する起動用CDの作成 Plug-in Live Client for Linuxで使用するDRイメージのリカバリ
NetVault Bare Metal Recovery物理から仮想(P2V)リカバリ トラブルシューティング

Plug-in Live Client for Linuxで使用する、対象となるNetVault Bare Metal Recovery Clientを起動するための前提条件

NetVault Bare Metal Recovery Clientの起動前に以下が完了していることを確認してください。

起動用CDを作成済み:対象となるLinuxクライアント用のPlug-in Live Client起動用CDを「Plug-in Live Client for Linuxで使用する起動用CDの作成」に記載の手順で作成しておく必要があります。
対象となるNetVault Bare Metal Recovery Client上でCDドライブをプライマリ起動ソースとして設定済み:CDからマシンを起動できるように、NetVault Bare Metal Recovery Clientとして動作するLinuxマシンで、CDドライブ(USBポートを使用して接続されている場合はUSB 3.0以前のプロトコルを使用する必要があります)をプライマリ起動ソースとして設定する必要があります(例:システムのBIOSアプリケーションにアクセスしてCDドライブをプライマリ起動ソースとして設定する)。
NetVault Backup ServerおよびClientの情報を収集済み:作成した起動用CDで、対象となるLinuxクライアントを起動した後、以下を含むさまざまな情報を使用してマシンを構成します。
ゲートウェイ・アドレス(使用可能な場合)
コミュニケーション・ポートが使用可能:コミュニケーション・ポートが利用可能で、Plug-in Live Client for Linuxからアクセスできることを確認します。デフォルト・ポート10666を使用できない場合は、作業を進める前にコミュニケーション・ポートを再設定します。詳しくは、Plug-in Live Client for Linuxで使用する、対象となるNetVault Bare Metal Recovery Clientのコミュニケーション・ポートの再設定(オプション)を参照してください。デフォルト・ポート「10666」が利用可能な場合は、Plug-in Live Client for Linuxで使用する、対象となるNetVault Bare Metal Recovery Clientの起動手順へ進みます。

Plug-in Live Client for Linuxで使用する、対象となるNetVault Bare Metal Recovery Clientのコミュニケーション・ポートの再設定(オプション)

Plug-in Live Client for Linuxはデフォルトでポート「10666」で受信します。ファイアウォールを設定している場合は、リカバリを実行するためにコミュニケーション・ポートの変更が必要になる場合があります。たとえば、コミュニケーション・ポートをポート12345に変更する場合は、以下の手順に従います。

2
Plug-in ServerのNetVault Backup WebUIの[ナビゲーション]パネルから、[リストア・ジョブ作成]をクリックします。
3
[リストア・ジョブ作成 — セーブセットの選択]ページで、利用可能なセーブセットを選択し、[次へ]をクリックします。
4
[セレクション・セット作成]ページで、[プラグイン・オプションの編集]をクリックします。
5
[Restore Server Port]フィールドに「12345」と入力します。
6
設定を保存するには、[OK]をクリックします。
8
[System Installation for Linux]アプリケーションが起動し、[システムのインストールとメンテナンス]メニューが表示されたら、[システム・リカバリ・ユーティリティ]を選択し、Enterキーを押します。
9
[Start a Maintenance Shell]を選択し、Enterキーを押します。メンテナンス・シェル・プロンプトが表示されます。

Plug-in Live Client for Linuxで使用する、対象となるNetVault Bare Metal Recovery Clientの起動手順

以下の手順に従ってLinux NetVault Bare Metal Recovery Clientを起動します。

CDからの起動に成功すると、[System Installation for Linux]アプリケーションが起動し、初期画面が表示されます。
メモ: [System Installation for Linux]アプリケーションは、DRリカバリのカスタマイズに使用できる複数のユーティリティを提供します。ただし、本ガイドでは、これらすべてのユーティリティの使用法については説明しません。本ガイドでは、標準のリカバリ操作の実行に必要となるツールについてのみ説明します。
重要: Questでは、このプラグインで標準DRリカバリの実行に必要なユーティリティのみを使用することを強くお奨めします。[System Installation for Linux]アプリケーションには、使用法を簡単に説明するヘルプ・システムが内蔵されています。このヘルプ・システムはF1キーを押すと表示している画面に基づいて表示されます。
2
必要な場合は矢印キーを使用して[デバイスのインストール/バックアップを選択]オプション(デフォルト選択)に移動し、Enterキーを押して選択します。
3
[インストール・デバイスまたはサーバーの設定]ダイアログ・ボックスが表示されたら、矢印キーを使って[リモート・デバイスからインストール]という見出しの下にある[ネットワーク構成の設定または変更]オプションに移動し、Enterキーを押して選択します。
4
[ネットワーク・インストール構成の設定または変更]ダイアログ・ボックスが表示されたら、矢印キーを使って移動し、[TCP/IP設定]という見出しの下にある4つのフィールドに次の情報を入力します。
[サーバーIPアドレス]:前のセクションでジョブの起動に使用したNetVault Backup Serverに割り当てられているIPアドレスを入力します。
[クライアントIPアドレス]:Linux NetVault Bare Metal Recovery Clientとして動作するマシンに割り当てられているIPアドレスを入力します。
[ゲートウェイ・アドレス]:ネットワークが使用するゲートウェイ・アドレス(使用可能な場合)を入力します。
重要: [Gateway]フィールドへの入力はオプションです。Plug-in ServerとPlug-in Live Clientが同じネットワーク・セグメントにある場合は、このフィールドをブランクのままにしてください。サーバーとクライアントが別々のセグメントにある場合のみ、ゲートウェイの値を入力してください。
[サブネット・マスク]:ネットワークで使用されているサブネット・マスクの値を入力します。
5
上記の4つのフィールドに入力した後で、矢印キーを使って[アダプタ設定]という見出しの下にあるアダプタ設定[ネットワーク・デバイス]フィールドに移動します。
6
このダイアログ・ボックスの一番下のバーに表示されるコマンドが更新され、[F4=List]オプションが表示されます。F4キーを押して、Linuxクライアントで使用可能なネットワーク・インターフェイス・カード(NIC)のリストを表示します。
8
[ネットワーク・デバイス]フィールドが更新され、選択したNICが表示されます。F3キーまたはEscキーを押して、すべての設定を確認してダイアログ・ボックスを閉じ、[インストール・デバイスまたはサーバーの設定]ダイアログ・ボックスに戻ります。
9
追加の設定は必要ないので、F3キーまたはEscキーを押して、このダイアログ・ボックスを閉じ、[システムのインストールとメンテナンス]ダイアログ・ボックスに戻ります。
10
矢印キーを使って[現在の設定でシステムをインストール]オプションへ移動し、Enterキーを押してジョブを開始します。
重要: Storixを使用している場合、論理グループやボリュームの一部として設定されている同一クライアントや、同じディスク・サイズの異なるクライアントにリストアすると、以下のメッセージが表示されることがあります。「The following non-fatal errors must be corrected before continuing: Disk sdb: This disk is not large enough for the partitions as they are currently defined.You must reduce the space requirements on this disk by at least 7MB by removing the partitions or reducing their sizes.(致命的ではありませんが、継続する前に以下のエラーを修正する必要があります: Disk sdb: このディスクには、現在定義されているパーティションに対して十分な空き容量がありません。パーティションを削除またはサイズを小さくすることにより、このディスク上で必要な容量を少なくとも7MBまで削減する必要があります。)」この問題に対処するには、Storix内の[View/Change Installation Settings]機能を使用してパーティション・サイズを調整します。

リカバリ・プロセスで、複数ディスクにまたがったストライプ化論理ボリュームの再作成を許可するには、ストライプ・サイズを手動で変更します。Storixのメイン・メニューから、[View/Change Installation Settings]>[Logical Volume Management]>[Add or Change Logical Volume]を選択します。利用可能なボリュームを選択し、[Enter]を押します。[Stripe Size]「0」から元々設定されていたサイズに変更します。

Plug-in Live Client for Linuxで使用するRawディスクに対する処置

いくつかのトピックで示したとおり、Plug-in Live Client for Linuxでは、Raw形式のディスクのバックアップとリストアがサポートされません。ただし、前のトピックで説明した標準の起動ルーチンを手順どおりに実行すると、Raw形式のディスクが自動的に初期化され、データのリストアが開始されます。その結果、これらのRaw形式ディスクに保存されていたデータは失われます。Raw形式ディスクをリストアから除外するには、以下の手順に従って、Raw形式ディスクを含む対象となるLinux NetVault Bare Metal Recovery Clientを適切に起動します。

重要: この設定を行う前に、Plug-in Live Client for LinuxでDRイメージを使用したデータのリストアで説明した手順を実行する必要があります。DRバックアップ・ジョブを実行用にキューに追加していない場合は、この手順を完了できません。つまり、ジョブをNetVault Backup WebUIで開始した後で、この設定を実行する必要があります。
2
[システムのインストールとメンテナンス]ダイアログ・ボックスに戻り、矢印キーを使用して[インストール設定の表示/変更]オプションを選択し、Enterキーを押します。
4
[インストール設定メニューの変更]ダイアログ・ボックスが表示されたら、Enterキーを押して、デフォルトのオプション[インストールに使用するディスクを選択]を選択します。
5
ダイアログ・ボックスが更新され、ターゲット・システムで現在利用可能なディスクのリストを示すフレームが表示されたら、矢印キーを使用して、リストアから除外するディスク(Rawパーティション形式ディスク)を選択し、Enterキーを押して選択します。
6
目的のディスクが選択されると、フレームが更新され、利用可能なオプションのリストが表示されます。矢印キーを使用して[ディスク・バックアップ・データをリストアしない]オプションを選択し、Enterキーを押して選択します。
重要: ドライブに対して[このディスク・バックアップ・データをリストアしない]オプションを選択する前に、除外するドライブが選択されていることを確認します。ドライブを一旦リストアから除外すると、後で追加することはできません。設定を変更する唯一の方法は、Linux NetVault Bare Metal Recovery Clientを再起動して、この処理を初めからやり直すことです。
9
該当するすべてのディスクをリカバリ対象から除外した後に、EscキーまたはF3キーを2回押して、[システムのインストールとメンテナンス]ダイアログ・ボックスに戻ります。
左下の情報フィールドが更新され、入力した値が表示されます。つまり、[サービス]フィールドが更新され、NetVault Backup Server用に入力したIPアドスが表示されます。
10
矢印キーを使って[Install the System with Current Settings]オプションへ移動し、Enterキーを押してジョブを開始します。
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