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NetVault Bare Metal Recovery 11.2 - Plug-ins ユーザー・ガイド

NetVault Bare Metal Recovery Plug-inの概要 NetVault Bare Metal Recoveryシステム構築例 Plug-in Offline Clientについて
Plug-in Server:概要 Plug-in Serverのインストールとアンインストール Plug-in Offline Clientで使用するためのPlug-in Serverの設定 Plug-in Offline Clientを使用したNetVault Bare Metal Recovery Clientの起動 Plug-in Offline Clientを使用したデータのバックアップ Plug-in Offline Clientを使用したデータの復元
NetVault Bare Metal Recovery Plug-in Live Client for Windows®の使用
Plug-in Live Client for Windows:概要 Plug-in Live Client for Windowsで使用するPlug-in Serverの設定 Plug-in Live Client for Windows®のインストールとアンインストール Plug-in Live Client for Windows®を使用したデータのバックアップ Plug-in Offline Clientを使用したNetVault Bare Metal Recovery Clientの起動 Plug-in Live Client for Windowsを使用したデータの復元
NetVault Bare Metal Recovery Plug-in Live Client for Linux®の使用
Plug-in Live Client for Linux:概要 Plug-in Live Client for Linuxのインストールとアンインストール Plug-in Live Client for Linuxで使用するDRイメージの生成 Plug-in Live Client for Linuxで使用する必要なブータブルCDの作成 Plug-in Live Client for Linuxで使用するDRイメージのリカバリ
NetVault Bare Metal Recovery(物理から仮想へ:P2V)リカバリ トラブルシューティング

ディスク・ジオメトリおよびデバイス・サイズの確認

NetVault Bare Metal Recovery Clientのハード・ドライブのいずれかの部分をバックアップする前に、選択したドライブのディスク・サイズディスク・ジオメトリの内容をメモしておきます。これらのアイテムを考慮しないと、リストアに失敗する場合があります。

クライアントのドライブが3つのパーティションに分かれています。プライマリ・パーティションは10GBで、第1論理パーティションは7 GB、第2論理パーティションは3 GBです。Plug-in Serverを使って第1論理パーティションのバックアップを行いました。ハード・ドライブの障害後にシステムをリストアする際に、第1論理パーティションをリストアするには、正しいパーティションを(第1論理パーティション)をリストアする必要があります。それ以外の場合、リストアはエラーとなります。

ジオメトリおよびサイズを確認するには、次のステップを実行します。

1
Plug-in Offline Clientを使用してNetVault Bare Metal Recovery Clientを起動したら(「Plug-in Offline Clientを使用したNetVault Bare Metal Recovery Clientの起動」で概説したとおり)、NetVault Backup ServerにアクセスしてNetVault Backup WebUIを起動します。
2
[ナビゲーション]ペインで、[バックアップ・ジョブ作成]をクリックします。
3
[選択]リストの隣にある、[新規作成]をクリックします。
4
NetVault Backup[セレクション]ページで、NetVault Backup Server(Plug-in Serverが含まれているシステム)をダブルクリックして開きます。
6
ディスク・ジオメトリを確認するには、目的のディスクを選択し、[アクション]リストから[ディスク・ジオメトリ]を選択します。
[デバイス・ジオメトリ]ダイアログ・ボックスが表示され、選択したディスクのパーティション構造の詳細が表示されます。
[Partitions]:各パーティションが、番号とパーティションの種類別に表示されます。
[Active]:パーティションの現在の稼働状態を表示します([はい]または[いいえ])。
[Start Cyl]:各パーティションの起点(シリンダ)を表示します。
[End Cyl]:各パーティションの終点(シリンダ)を表示します。
[Size]:各パーティションのサイズを表示します。
[Type]:パーティションの種類を表示します。
7
この情報をメモし、[OK]をクリックします。
8
ディスクの全体的なサイズを判別するには、目的のディスクを選択し、[アクション]リストから[ディスク・サイズ]を選択します。
[Device Size]ダイアログ・ボックスが表示され、選択したディスクのサイズの詳細が表示されます。
[Device]:ディスクの番号とタイプを表示します。
[Size]:選択したディスクのサイズを表示します。
9
この情報をメモし、[OK]をクリックします。

Plug-in Offline Clientを使用したデータのバックアップ

NetVault Bare Metal Recoveryバックアップを実行する前に、以下の点を考慮する必要があります。

[ディスク・ロー・モード]を選択した場合、使用しているディスクだけでなく、ディスク全体もバックアップされます。30GBのパーティション上の6GBを使用している場合、ディスクのバックアップ時に30GBのメディアが使用されます)。[ディスク・ロー・モード]オプションは、(個々のパーティションではなく)ハード・ドライブ全体をPlug-in Serverでバックアップする場合にのみ使用します。
ダイナミック・ディスクは、パーティション情報を保持するために[ディスク・ロー・モード]を使用してバックアップする必要があります。

これでNetVault Backup Serverのバックアップ実行準備ができました。バックアップを実行するには、以下のトピックで説明する手順に従います。

Plug-in Offline Clientを使用したバックアップの対象データの選択

バックアップ・ジョブを作成するには、セット(バックアップ・セレクション・セット、バックアップ・オプション・セット、スケジュール・セット、ターゲット・セット、および詳細設定セット)を使用する必要があります。詳細は、『Quest NetVault Backup Administratorガイド』を参照してください。

2
[ナビゲーション]ペインで、[バックアップ・ジョブ作成]をクリックします。
[ガイド付き設定]リンクからウィザードを開始することもできます。[ナビゲーション]ペインで、[ガイド付き設定]をクリックします。NetVault[設定ウィザード]ページで、[バックアップ・ジョブ作成]をクリックします。
3
[ジョブ名]に、ジョブの名前を指定します。
ジョブの進捗状況の監視やデータのリストア時にジョブを識別しやすくするため、分かりやすい名前を割り当てます。ジョブ名には英数字と英数字以外の文字を使用できますが、英語以外の文字を含めることはできません。Linux®の場合、名前は最大で200文字です。Windows®の場合、長さ制限はありません。ただし、すべてのプラットフォームで、40文字以内にすることをお勧めします。
4
[選択]リストの隣にある、[新規作成]をクリックします。
6
表示されるリストで、[VaultDR APM]として表示されるPlug-in Serverをダブルクリックして開き、クライアント・システム上のハード・ディスクを表示します。
プライマリ・パーティション:各ハード・ディスクは最大で4つの異なる「真のパーティション」を格納できます。これらはプライマリ・パーティションと呼ばれ、バックアップする際に個別に選択できます。
拡張パーティション:プライマリ・パーティションに割り当てられていないハード・ディスク上のスペースです。このタイプのパーティションは、バックアップする際に選択することができません。バックアップに追加するには、ドライブ全体を選択する必要があります。
論理パーティション:論理パーティションを使用すると1台のマシンで複数のシステム・イメージを実行できます。このオプションは同じOSまたは異なるシステムの複数のインスタンスの場合があります。論理パーティションはバックアップする際に個別に選択できます。
8
[保存]をクリックし、[新規セットの作成]ダイアログ・ボックスに任意の名前を入力して、[保存]をクリックします。
名前には英数字と英数字以外の文字を使用できますが、英語以外の文字を含めることはできません。Linux®の場合、名前は最大で200文字です。Windows®の場合、長さ制限はありません。ただし、すべてのプラットフォームで、40文字以内にすることをお勧めします。

Plug-in Offline Clientを使用したバックアップのバックアップ・オプションの設定

次の手順には、バックアップ・オプション・セットの作成が含まれています。

1
[プラグイン・オプション]リストの隣にある、[新規作成]をクリックします。
[ディスク・ロー・モード]:このオプションを選択すると、選択したハード・ドライブのすべてのパーティション情報が無視され、「ビット単位」でディスク・イメージ全体のバックアップが実行されます。このバックアップをリストアする際も、ビット単位でデータ転送が行われるため、ターゲット・ドライブをフォーマットしたり、パーティションを削除したりする必要はありません。
以下のような場合、[ディスク・ロー・モード]を使用してください。
[圧縮]:バックアップの実行中にNetVault Bare Metal Recovery Client上のデータを転送前に圧縮する場合には、このオプションを選択します。このオプションにより、データ転送時の全体的なネットワーク・トラフィックが低減されます。また、NetVault Bare Metal Recoveryバックアップを格納するために必要なメディアの容量も少なくて済みます。このオプションは特に、パーティションに大容量の未使用スペースがある場合に便利です。このオプションを選択すると通常、ネットワーク・ベースまたはテープ・ライブラリ・ベース圧縮機能を使用するよりもよい圧縮結果が得られます。
[NTFSパーティションの使用ブロックのみをバックアップ]:Windows PEベースのPlug-in Offline Clientを使用しており、バックアップにWindows®ベースのパーティションが含まれている場合、使用ブロックのみをバックアップするときにはこのオプションを選択します。このオプションを選択しない場合、バックアップ・データとNTFSボリュームのサイズの誤差(4 K程度)がバイナリ・ログに記録される場合がありますが、これは想定される動作であり、リストアに影響することはありません。LinuxベースPlug-in Offline Clientを使用している場合、このオプションは表示されますが機能しません。
3
[保存]をクリックします。
4
[新規セットの作成]ダイアログ・ボックスで、セットの名前を指定して、[保存]をクリックします。
名前には英数字と英数字以外の文字を使用できますが、英語以外の文字を含めることはできません。Linux®の場合、名前は最大で200文字です。Windows®の場合、長さ制限はありません。ただし、すべてのプラットフォームで、40文字以内にすることをお勧めします。
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