Chatee ahora con Soporte
Chat con el soporte

NetVault Plug-in for Oracle 7.1 - ユーザーズ・ガイド

Dell™ NetVault™ Backup Plug‑in for Oracle® - はじめに バックアップ計画の策定 プラグインのインストールと削除 プラグインの設定 データのバックアップ Oracleフラッシュバック・データベースの使用 データのリストア
データのリストアとリカバリ - 概要 ユーザ管理リストアの実行 その他のユーザ管理リストア手順 RMANリストアの実行 非RAC環境で使用可能なRMANリカバリ・タイプ RMANを使用したその他のリストア手順
リカバリ・カタログの管理 RMAN CLIの使用 Oracle RAC環境におけるプラグインの使用 フェイルオーバ・クラスタ環境でのプラグインの使用 Oracle Data Guardでのプラグインの使用 トラブルシューティング 用語集 Dellについて

CLIベースのRMANバックアップおよびリストアの事前要件

Linuxのさまざまなインストールには、rmanという名前の実行可能ファイルが複数含まれています。そのため、プロンプトでrmanコマンドを実行したときに、Oracle RMANアプリケーションが起動されるかどうかを確認する必要があります。これを行うには、Oracle RMANの実行可能ファイルのパス($ORACLE_HOME/bin)PATH環境変数の最初の検索パスにします。
Plug‑in for Oracleは、Oracle SBT_TAPEチャンネルを使用してOracleデータベースのバックアップを実行します。SBTは、通常、テープ・メディアへのバックアップで使用するバックアップ先をRMANコマンドで指定するために使用します。SBT-TAPEチャンネルの確立について詳しくは、『Oracle Database Backup and Recovery Advanced User’s Guide』の「Configuring and Allocating Channels for Use in Backups」を参照してください。
NetVault Backupデフォルト・ユーザのパスワードが設定されているか、またはバックアップおよびリストアの実行にデフォルト以外のNetVault Backupユーザが使用されている場合は、NetVault Backupサーバでnvpluginaccessユーティリティを実行し、本プラグインがCLIバックアップおよびリストアを実行するために必要なセキュリティ・クリアランスを取得する必要があります。
nvpluginaccessユーティリティは、NetVault Backupサーバの「util」ディレクトリに格納されています。
1
コマンド・ライン・セッションを開始し、「util」ディレクトリに移動します。
Linux/UNIXの場合、「util」ディレクトリは「…/netvault/util」にあります。
Windowsの場合、「util」ディレクトリは「…\NetVault\util」にあります。
「...」はNetVault Backupサーバのインストール・ディレクトリのパスを表します。
5
「config」ディレクトリに格納されている「hookplugs.cfg」ファイルの内容を表示して、nvpluginaccessユーティリティが正しく設定されていることを確認します。
Linux/UNIXの場合、「config」ディレクトリは「.../netvault/config」にあります。
Windowsの場合、「config」ディレクトリは「...\NetVault\config」にあります。
「...」はNetVault Backupサーバのインストール・ディレクトリのパスを表します。
NOTE: ファイルの以下のエントリは、上の例に対応しています。「hookplugs.cfg」ファイルの「Password」フィールドには、パスワードが暗号化されて表示されます。実際のパスワードは表示されません。

CLIベースのバックアップを実行する

2
プロンプトで、以下のようにrunブロックを生成します。

その他のパラメータ: format節

format節は、バックアップ・ピースまたは作成されるイメージ・コピーのファイル名を作成するためのパターンを指定します。本プラグインでは、format節で変数として使用できる追加パラメータが用意されています。以下の3つの変数を使用することで、バックアップ・ジョブの3つのパラメータを指定できます。
format節はrunブロック内で使用され、構文のbackupコマンドの直後に記述します。(“%d_%s_%t”変数の前のコロンは必ず含める必要があります。また、“%d_%s_%t”変数は非常に重要です。これは通常Oracleが生成した一意の文字列を使用してNetVault Backup Media Managerが内部で個別のバックアップ・セグメントを識別するためです。
format '<変数_1>:<変数_2>:<変数_3>::%d_%s_%t'
この節では、指定された順序で特定の変数が記述されます(例えば、変数_1変数_2、および変数_3)。各変数は、以下の表で示すように、NetVault BackupおよびRMANの特定の値に対応します。コマンドの各変数は、コロン(:)で区切って入力し、“%d_%s_%t”変数の前のコロンも含める必要があります。
表 4. 変数
NetVault Backupサーバ名 - バックアップ・ジョブの実行元であるNetVault BackupサーバのNetVault Backupマシン名。この値は必須です。
Target Set名 - 特定のデバイスをバックアップ対象にするために、Oracle RMANバックアップ用に作成されたTarget Setを指定します(NetVault Backupのデフォルト設定である任意のデバイス)を使用する場合は、このオプションをそのままにします)。このオプションは、[設定]ダイアログで指定されたCLIバックアップ・ターゲット・セットより優先されます。ターゲット・セットについて詳しくは、『Dell NetVault Backupアドミニストレーターズ・ガイド』のセレクション・セットの説明を参照してください。
詳細設定セット名 - Oracle RMANバックアップで使用するために作成された詳細設定セットを指定します(NetVault Backupのデフォルトの詳細設定を使用する場合は、このオプションをそのままにします)。このオプションは、[設定]ダイアログで指定された[CLIバックアップ詳細設定セット]より優先されます。
[CLIバックアップ詳細設定セット]オプションを設定する場合、[詳細設定]タブの[バックアップ寿命]フィールドで[フル・バックアップ]のかわりに[期間指定日/週/年]オプションを指定する必要があります。CLIベースのRMANバックアップでは、フル・バックアップ用の世代管理はサポートされていないため、[フル・バックアップ]が指定されている場合、バックアップが予期せず期限切れになる可能性があります。詳細設定オプションについて詳しくは、『Dell NetVault Backupアドミニストレーターズ・ガイド』のセレクション・セットの説明を参照してください。
%d - データベースの名前を指定します。
%s - バックアップ・セット番号を指定します。この番号は制御ファイル内のカウンタとしてのロールを果たし、バックアップ・セットごとに1つずつ増分します。カウンタ値は「1」から開始し、制御ファイルが有効な限り一意の番号が付けられます。バックアップ制御ファイルをリストアした場合には、値が重複します。CREATE CONTROLFILEコマンドを実行することで、カウンタは初期化されて「1」に戻ります。
%t - 固定の基準時から経過した秒数に基づいた4バイト値であるバックアップ・セットの設定タイム・スタンプを指定します。この変数と%t変数を組み合わせることで、バックアップ・セットに一意の名前を指定することができます。

その他のパラメータ:send節およびPARAMS節

このセクションで説明するパラメータをsendまたはPARMSのいずれかのコマンドで使用して、コマンド・ラインから実行するバックアップ・ジョブに対してNetVault Backupオプションを設定できます。このセクションでは、「send」および「PARMS」節の動作について説明します。
「send」節「send」節で指定されたパラメータは特定のジョブに適用されます。
send '<変数>=<値>';
この例では、NV_TARGET_MEDIAコマンドは、SBT_TAPEチャンネル「ch1」のみに影響します。
「send」節はRunブロック内で使用され、構文内で「allocate」コマンドの直後で指定されます。
「PARAMS」節「PARAMS」節で指定されたパラメータは、Oracleインスタンスから実行されるすべてのジョブに適用されます。
PARMS="ENV=(<変数>=<値>)"
この例では、コマンド「NV_TARGET_MEDIA」は、「SBT_TAPE」チャンネル「ch1」と、もう一方のRunブロックに設定されたその他すべてのチャンネルに影響します。
「PARMS」節はRunブロック内で使用され、構文内で「allocate」コマンドの直後で指定されます.
以下の表で、「send」節と「PARMS」節で使用可能な変数を説明します。
表 5. 変数
send 'NETVAULTCLIPASSWORD=<パスワード>';
PARMS="ENV=(NETVAULTCLIACCOUNT=default, NETVAULTCLIPASSWORD=<パスワード>)";
NETVAULTCLIPASSWORD変数の使用は、セキュリティ・リスクを伴います。かわりに、NetVault Backup「nvpluginaccess」ユーティリティの実行で説明されているnvpluginaccessユーティリティを使用することを推奨しています。DellNETVAULTCLIPASSWORD変数が実装されている場合、NetVault Backupのパスワードがプレーン・テキストで表示されます。
この変数を使用して、作成された詳細設定オプションのテンプレートを指定することができます。これは、バックアップ中にNetVault Backup詳細設定オプションの特定セットをターゲットとするOracle RMAN CLIバックアップで使用されます。このパラメータは、[設定]ダイアログで指定されたCLIバックアップ詳細設定セットより優先されることに注意してください。
中括弧内のパラメータは省略可能です。Countとともにfullを指定すると、保存されるバックアップの世代数が指定されます。これは、デフォルトのパラメータです(countとともに何も指定しない場合、バックアップの有効期間にわたりバックアップのバージョン数が指定されます)。Daysweeks、またはyearsは、それぞれバックアップが削除されるまでに保存される日数、週数、または年数を指定します。
この変数を使用して、ジョブにタイトルを指定できます。この変数は、ジョブ単位ごとに「send」コマンドとのみ使用することをお勧めします(「PARAMS」節とともに適用した場合に、後続のすべてのジョブにこのジョブ・タイトルが指定されることを回避するため)。Dell
この変数を使用して、バックアップ・データをネットワーク上に転送する前に圧縮できます([詳細設定]タブの[Network Compression]オプションと類似した機能です)。以下の値を指定できます。
この変数はPARAMS節と併用して、バックアップ実行元のNetVault Backupクライアント・マシン名のマシン名を確立します。
PARMS="ENV=(NV_ORIGINAL_NV_CLIENT= <nvクライアント・マシン名>)"
この変数を使用してバックアップ・ジョブの完了後にスクリプトを実行することができます。実行するスクリプトは、Oracleデータベース・サーバの...\netvault\scriptsサブディレクトリに保存する必要があります(...は、NetVault Backupのインストール場所へのフル・パスです)。
この変数を使用してバックアップ・ジョブの実行前にスクリプトを実行できます。実行するスクリプトは、Oracleデータベース・サーバの...\netvault\scriptsサブディレクトリに保存する必要があります(...は、NetVault Backupのインストール場所へのフル・パスです)。
この変数を使用して、runブロックでPARMS節を使用した後にOracle環境をリセットできます。
この値をNeverに設定すると、再利用可能なメディアはバックアップで使用されません。このパラメータの値をAnyに設定すると、事前に再利用可能として指定されたメディアがバックアップで使用されます。With same group label as the target mediaに設定すると、指定したグループ・ラベルを含み、事前に再利用可能として指定されたメディアがバックアップで使用されます。
この変数を使用するには、[リストア・オプション]タブの[リストア・ソース]オプションで作成したリストア・デバイス・ソース・セットを指定する必要があります。このとき、NetVault Backupバックアップ・ターゲット・セットは使用しないよう注意してください。これは、NetVault Backupバックアップ・ターゲット・セットがバックアップ中に指定したターゲット・デバイスによって使用されるためです。NetVault Backupリストア・デバイス・ソース・セットは、リストア中にソース・デバイスとデバイス・オプションのセットを指定するために使用されます。
この変数は、RMAN CLI内で「send」または「PARMS」節を使用して設定することができます。
「send」の使用 - このパラメータ指定は特定ジョブに限り適用します。

send '<変数>=<値>';
「PARMS」の使用 - このパラメータ指定は、Oracleインスタンスから実行するすべてのジョブに適用します。

PARMS=“ENV=(<変数>=<値>)
スケジュール・セットついて詳しくは、『Dell NetVault Backupアドミニストレーターズ・ガイド』を参照してください。
Any not in a group - グループ・ラベルが割り当てられていないメディアを対象とします。
Any - 利用可能なメディアを対象とします。
MID - メディア・ラベルに基づいて特定のメディアを対象とします(この変数とともにNV_MID_LABEL変数を使用し、利用可能なメディア名を指定する必要があります)。
Group Label - グループ・ラベルに基づいて特定グループのメディアを対象とします(この変数とともにNV_GROUP_LABEL変数を使用し、利用可能なグループ・ラベルを指定する必要があります)。
この変数を使用して、作成されたTarget Setを指定することができます。これは、バックアップ中に特定のNetVault Backupデバイスを対象とするOracle RMAN CLIバックアップに使用されます。NetVault Backupのデフォルト設定である任意のデバイスを使用する場合は、このオプションをそのままにします。このオプションは、[設定]ダイアログで指定されたCLIバックアップ・ターゲット・セットより優先されることに注意してください。
Trueを設定した場合、データ転送が確認され、NetVault Backupジョブ・ログに「Backup job has verified successfully.(バックアップ・ジョブの検証に成功しました。)」というジョブ・メッセージが追加されます。
PARMS節を使用した後に、以下のいずれかの構文を使用してRMAN環境をリセットできます。
IMPORTANT: NETVAULTCLIACCOUNT変数およびNETVAULTCLIPASSWORD変数を設定した ターミナル・セッションまたはウィンドウを閉じます。
Documentos relacionados

The document was helpful.

Seleccionar calificación

I easily found the information I needed.

Seleccionar calificación