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NetVault 12.2 - インストール・ガイド

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Ubuntu 14.04および16.04

Windows

NetVault Backupサーバー上で非対話型デスクトップ・ヒープを増やす:WindowsベースのNetVault Backupサーバー上で、以下の条件下では非対話型デスクトップ・ヒープ・メモリ設定のデフォルト値では、以下を行うとメモリが消費され尽くしてしまう可能性があります。

このレジストリ値にあるSharedSection設定によって、デスクトップ・ヒープの割り当て方法が制御されます。ヒープ・サイズはKB単位で指定します。ヒープ・サイズの指定形式を以下に示します。
xxxは、システム全体のヒープの最大サイズを定義します。
yyyyは、各デスクトップ・ヒープのサイズを定義します。
zzzzは、非対話型Windowsステーションに関連付けられた、デスクトップ・ヒープのサイズを定義します。
a
レジストリ・エディタを起動します。([スタート]メニュー[ファイル名を指定して実行]ボックスに、「regedit」と入力してEnterを押します。)
c
右ペインで[Windows]を右クリックし、[修正]を選択します。
d
[文字列の編集]ダイアログ・ボックスで、SharedSectionパラメータの値を512から1024に変更します。
e
[OK]をクリックし、レジストリ・エディタを閉じます。

NetVault Backupのインストール

インストールの概要

対話型または非対話型のインストール方式を使用してNetVault Backupをインストールできます。プッシュ・インストール方式を使用して、NetVault Backupクライアント・ソフトウェアを複数のWindowsベースのマシン上に同時にインストールすることもできます。このセクションでは、NetVault Backupインストーラおよび使用可能なインストール方式の概要について説明します。

トピックは以下のとおりです。

バージョン11.1以降、NetVault Backupインストーラは単一のファイル(通常はアプリケーション)として提供されます。インストール・ファイルの名前は次のとおりです。

netvault-<RYYYYMMMDD>-vx.x.x.x-{Server|Client}-<プラットフォーム>

NetVault Backupでは、LinuxおよびWindowsベースのシステム向けに、個別のクライアント専用およびサーバー専用インストール・パッケージを提供しています。サーバーおよびクライアント・パッケージの両方で、HybridおよびPure 64-bitバージョンを利用できます。

Mac OS Xでは、インストーラはディスク・イメージ(.dmg)ファイルとしてパッケージ化されます。Mac OS Xのインストール・ファイルの名前は次のとおりです。netvault-<RYYYYMMMDD>-vx.x.x.x-client-MacOSX.dmg.

NetVault Backupは、英語、簡体字中国語、フランス語、ドイツ語、日本語、韓国語でインストールできます。インストーラは、システムの言語を自動的に検出してデフォルトの言語として使用します。サポートされていない言語を使用しているシステムでは、インストーラはデフォルトで英語を使用します。

NetVault Backupインストーラは、グラフィカル・モード、テキスト・モード、または無人モードで実行できます。これらのモードは、新規インストールとアップグレード・インストールの両方で使用できます。このセクションでは、使用可能なインストール・モードの概要について説明します。

グラフィカル・モードを使用すると、グラフィカル・ユーザー・インターフェイスからソフトウェアを対話形式でインストールできます。このモードは、グラフィカル環境を提供するサポートされているすべてのオペレーティング・システムで使用できます。グラフィカル・モードを使用するには、LinuxおよびWindowsベースのシステム上にGTKパッケージまたはX Window Systemライブラリが必要です。インストール・モードが指定されていない場合、インストーラは自動的にグラフィカル・モードで実行されます。

テキスト・モードを使用すると、テキスト・ベースのユーザー・インターフェイスからソフトウェアを対話形式でインストールできます。このモードは、Windowsを除くサポートされているすべてのオペレーティング・システムで使用できます。グラフィカル環境を提供しないシステムでは、インストール・モードが指定されていない場合、インストーラは自動的にテキスト・モードで実行されます。

無人モードを使用すると、最小限のユーザー操作で、またはユーザー操作なしで、自動インストールを実行できます。このモードはすべてのオペレーティング・システム上でサポートされています。無人インストールを実行するときには、コマンド・ラインまたはオプション・ファイル内でインストール・オプションを指定できます。

NetVault Backupインストーラを実行するときに、--modeオプションを使用してインストール・モードを指定することができます。インストーラはデフォルトのモードを自動的に使用するため、通常は、このオプションを使用する必要はありません。何らかの理由で、デフォルトのモードを初期化できない場合、インストーラは、代替のGUIまたはテキスト・モード(使用可能な場合)の使用を試みます。たとえば、Linux上でGTKライブラリが使用できない場合、デフォルトのgtkモードを初期化できません。そのような場合、インストーラはxwindowモードの使用を試行し、X Serverが見つからない場合は、デフォルトでテキスト・モードを使用します。

サポートされているインストール・モードを以下の表に示します。

Linux

Mac OS X

Windows

UNIX

グラフィカル環境がないOS

無人モードでインストーラを実行するには、--modeオプションを使用する必要があります。インストーラはこのモードに自動的に切り替わりません。--modeオプションは、GUIをサポートしているマシン上でテキスト・モードでインストーラを実行する場合(LinuxまたはUNIXベースのシステムでリモート・インストールを実行する場合など)にも必要です

インストーラによって、システム一時ディレクトリにログ・ファイルが生成されますこのファイルには、netvault_{GUID}_install.logのような名前が付けられます。ここでの{GUID}は、各インストールに固有です(たとえば、netvault_274bffb2-a3c1-457e-7f5e-221bf60a7689_install.logなど)。

何らかの理由でインストールが失敗した場合は、ログ・ファイルで問題の詳細を調べることができます。

インストールまたはアップグレードが正常に完了した場合、インストーラは通常のログ・ファイルを生成しないことがあります。代わりに、bitrock_installer.logまたはbitrock_installer_nnn.logという名前の中間ログ・ファイルをシステムの一時ディレクトリに残すことがあります。

プッシュ・インストール方式では、1つまたは複数のソフトウェア・パッケージをリモート・マシンにインストールできます。この方法を使用して、NetVault Backupクライアントとプラグインを複数のマシンにインストールできます。NetVault Backup WebUIからプッシュ・インストールを実行できます。プッシュ・インストール方式は、Windowsベースのマシンでのみ利用できます。この方式についての詳細は、『Quest NetVault Backupアドミニストレーターズ・ガイド』を参照してください。

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