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フル・バックアップのみ:ビジネス要件で前日までのデータ保護が保証されており、読み取り専用アクセスが毎日許容される場合(勤務時間外など)、フル・バックアップのみを毎日実行すれば十分でしょう。データベース管理者がリカバリできるのは、データベースの最後のフル・バックアップ時点までですが、MySQLサーバーに存在しているバイナリ・ログを使用してPITリカバリを実行することができます。 |
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フル・バックアップと増分バックアップ:ビジネス要件で前日までのデータ保護が保証されているが、ターゲットMySQLインスタンスへの読み取り専用アクセスが断続的にのみ許容され(週1回または隔週の勤務時間外など)、バックアップ時間をできる限り短縮する必要がある場合、フル・バックアップと増分バックアップの組合せが最適です。たとえば、毎週日曜日の夜11:00にフル・バックアップが実行され、さらに月曜日から土曜日の午後11:00にトランザクション・ログ・ファイルのバックアップが実行されているとします。この場合、各増分バックアップには、前夜のバックアップ、すなわち日曜日の夜に実行されたフル・バックアップまたはいずれかの増分バックアップ以降に生成されたバイナリ・ログが含まれます。 |
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フル・バックアップと差分バックアップ:ビジネス要件で前日までのデータ保護が保証されているが、ターゲットMySQLインスタンスへの読み取り専用アクセスが断続的にのみ許容され(週1回または隔週の勤務時間外など)、リストア時間をできる限り短縮する必要がある場合、フル・バックアップと差分バックアップの組合せが最適です。たとえば、フル・バックアップを毎週日曜日の夜11:00に実行し、差分バックアップを月曜日から土曜日の午後11:00に実行します。各差分バックアップには、最後のフル・バックアップ以降に生成されたバイナリ・ログが含まれます。前述のように、このプロセスでの全体的なバックアップ時間は長くなります。 |
Plug‑in for MySQLを使用してバックアップを実行するには、以下のトピックで説明する手順に従います。
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[ナビゲーション]パネルで、[バックアップ・ジョブ作成]をクリックします。 |
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[ジョブ名]に、ジョブの名前を指定します。 |
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[選択]リストの隣にある、[新規作成]をクリックします。 |
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バックアップ・ジョブ内で選択したインスタンスからすべてのMySQLデータベースを選択するには、[全てのデータベース]ノードを選択します。 |
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より細かく選択するには、[全てのデータベース]ノード内のデータベースを個別に表示させます。さらに、個々のデータベースを開き、その中のテーブルを表示して個別に選択し、バックアップ・ジョブに追加することもできます。 |
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アイテムをバックアップから明示的に除外するには、親レベルのアイテムを選択し、子のアイテムを個別にクリックして、緑のチェックマークを赤色のXに変更し、除外対象に指定します。 |
重要: [MySQL Standard/Community]オプションを使用したバックアップに細かいレベルのデータ・セットを選択する場合、[バックアップ・オプション]タブでバックアップ・タイプに[個々のデータベース/テーブル・コピーのみ]を選択します。他の形式のバックアップ(フル、増分、または差分バックアップ)を選択した場合、細かいレベルの選択は無視されデータベース全体がバックアップされます。MySQL 5.5.x以降の場合、ストアド・プロシージャ、関数、およびトリガは、[MySQL Standard/Community]オプションの[フル]および[個々のデータベース/テーブル・コピーのみ]で自動的にバックアップされます。 MySQL 5.5.x(以降)では、選択ツリーに「information_schema」データベースが表示されますが、このデータベースは選択できません。この問題が発生するのは、このデータベースに含まれるすべてのデータが動的に生成され、永久的に存在するものではないからです。このため、プラグインは、すべてのバックアップからinformation_schemaデータベースを自動的に除外します。 |
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次の手順には、バックアップ・オプション・セットの作成または既存のセットの選択が含まれています。[MySQL Standard/Community]または[MySQL Enterpriseバックアップ]オプションのいずれを使用するかによって、[バックアップ・オプション]タブで各設定が利用可能になります。
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