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NetVault Plug-in for Oracle 7.1 - ユーザーズ・ガイド

Dell™ NetVault™ Backup Plug‑in for Oracle® - はじめに バックアップ計画の策定 プラグインのインストールと削除 プラグインの設定 データのバックアップ Oracleフラッシュバック・データベースの使用 データのリストア
データのリストアとリカバリ - 概要 ユーザ管理リストアの実行 その他のユーザ管理リストア手順 RMANリストアの実行 非RAC環境で使用可能なRMANリカバリ・タイプ RMANを使用したその他のリストア手順
リカバリ・カタログの管理 RMAN CLIの使用 Oracle RAC環境におけるプラグインの使用 フェイルオーバ・クラスタ環境でのプラグインの使用 Oracle Data Guardでのプラグインの使用 トラブルシューティング 用語集 Dellについて

RAC環境でのSPFILEのリストア

2
ローカル・インスタンスにORACLE_SID環境変数を設定します。
export ORACLE_SID = <ローカルSID>
3
SQL*Plusを起動してローカル・インスタンスに管理者権限で接続します。
5
NOMOUNTオプションを付けてローカル・インスタンスを起動します。
6
ローカル・インスタンス用にCLUSTER_DATABASE初期化パラメータを無効にします。
8
SQL*Plusを終了します。
> srvctl STOP DATABASE -d <データベース名> -o abort
>srvctl STATUS DATABASE -d <データベース名>
> rman TARGET / CATALOG rman/<パスワード>@<接続用カタログID>
12
FORCE NOMOUNTオプションを付けてローカル・インスタンスを起動します。
13
SET DBIDを使用して、ターゲット・データベースのデータベース識別子を設定します。
SET DBID <DBID>;
17
SQL*Plusを起動してローカル・インスタンスに管理者権限で接続します。
18
ローカル・インスタンス用にCLUSTER_DATABASE初期化パラメータを有効化します。
20
SQL*Plusを終了します。
>srvctl START DATABASE -d <データベース名>
>srvctl START SERVICE -d <データベース名>
>srvctl STATUS DATABASE -d <データベース名>

RAC環境での制御ファイルのリストア

2
ローカル・インスタンスにORACLE_SID環境変数を設定します。
export ORACLE_SID = <ローカルSID>
3
SQL*Plusを起動してローカル・インスタンスに管理者権限で接続します。
5
NOMOUNTオプションを付けてローカル・インスタンスを起動します。
6
ローカル・インスタンス用にCLUSTER_DATABASE初期化パラメータを無効にします。
8
SQL*Plusを終了します。
> srvctl STOP DATABASE -d <データベース名> -o abort
>srvctl STATUS DATABASE -d <データベース名>
12
FORCE NOMOUNTオプションを付けてローカル・インスタンスを起動します。
13
SET DBIDを使用して、ターゲット・データベースのデータベース識別子を設定します。
SET DBID <DBID>;
15
RESETLOGSオプションを付けてデータベースをオープンします。
17
SQL*Plusを起動してローカル・インスタンスに管理者権限で接続します。
18
ローカル・インスタンス用にCLUSTER_DATABASE初期化パラメータを有効化します。
20
SQL*Plusを終了します。
>srvctl START DATABASE -d <データベース名>
>srvctl START SERVICE -d <データベース名>
>srvctl STATUS DATABASE -d <データベース名>
IMPORTANT: 自動バックアップから制御ファイルをリストアしたら、[NetVault Backup選択]タブでデータベース全体を選択し、フルまたはLevel 0増分バックアップの実行をDellは強くお勧めします。

RAC環境での障害復旧の実行

スタンバイRAC環境または個別のRAC環境で使用しているターゲット・データベースの新しいコピーを作成することを目標としている場合は、これらの手順を使用しないよう注意してください。その代わり、複製データベースのバックアップ・タイプを使用します。これは、この目的に特化して設計されています。詳しくは、RAC環境でのデータベースの複製を参照してください。
以下の障害復旧手順のバリエーションについて詳しくは、『Oracle Database Backup and Recovery Advanced User's Guide』の「Performing Disaster Recovery」セクションを参照してください。
Oracle RAC環境が整っているユーザー管理バックアップの実行で示されている通り、Oracle RAC環境が正しく設定されている必要があります。さらに、RAC環境に、損傷の起きたRAC環境に存在したものと同じOracleデータベース・ソフトウェアの同じバージョンがインストールされる必要があります。ORACLE_HOMEも、元のノードと新しいノードで同じである必要があります。データベースを新規作成する必要はありませんが、共有ストレージ用にOracle Net ServicesとASMを設定する必要があります。
NetVault BackupソフトウェアとPlug‑in for Oracleのインストール - RAC環境用に以前定義したNetVaultマシン名を使用して、RAC内のノードのひとつに同じバージョンのNetVault Backupソフトウェアと本プラグインをインストールする必要があります。デフォルト属性の設定で示されているとおりプラグインのデフォルト属性が定義されていることを確認してください。
ソース・データベースのDBIDを特定する - 損傷したデータベースのDBIDを特定します。本プラグインの初期インストールの一部としてDBIDが記録されなかった場合、NetVault Backupのバイナリ・ログでソース・データベースのRMANベースのバックアップを調べることにより、DBIDを特定できます。DBIDは、[詳細]ダイアログまたは[バックアップ・コンテンツ]タブでも利用できます。
SPFILEが存在する必要のあるデフォルトの場所 - 以下の手順を実行する前に、ASM共有ストレージにデフォルトの場所が存在する必要があります。デフォルトの場所を作成し忘れると、SPFILEのリストア中に「ORA-17504: ksfddel: ファイルstringの削除に失敗しました。」というエラーが発生する結果になります。さらに、SPFILEの場所はSPFILEパラメータとともにPFILE内に記述されている必要があります。
すべてのテーブルスペースのバックアップを使用可能にする - すべてのテーブルスペースの最新のバックアップがあることを確認します。
2
SET DBIDを使用して、ターゲット・データベースのデータベース識別子を設定します。
SET DBID <DBID>;
3
FORCE NOMOUNTオプションを付けてローカル・インスタンスを起動します。
5
FORCE NOMOUNTオプションを付けてローカル・インスタンスを起動します。
9
[リストア・ジョブ作成 セーブセットの選択]ページで、すべてのテーブルスペースを含む利用可能な最新のバックアップを選択して、[次へ]をクリックします。
10
[セレクション・セット作成]ページで、ソースNetVault Backupクライアントとデータベースに移動して、[データベース全体]ノードを選択して、[プラグイン・オプションの編集]をクリックします。
11
[リストア・オプション]タブをクリックして、[読み取り専用データファイルを確認して、必要に応じてリストアします]および[読み取り専用データファイルを確認して、カレントでない場合は、リカバリします]を選択して、読取り専用データファイルをリストアおよびリカバリ・プロセスに含めます。
12
障害復旧シナリオでは、リカバリを実行する必要があるため、[リカバリを実行する]タブで、[データベース・ポイント・イン・タイム・リカバリを実行する]オプションを選択します。
13
[リカバリ・カタログ]タブで、[カタログの使用]オプションを選択解除します。
14
[クライアント指定][スケジュール][詳細設定]の各タブに入力し、ジョブを開始します。
>srvctl START DATABASE -d <データベース名>
>srvctl START SERVICE -d <データベース名>
>srvctl STATUS DATABASE -d <データベース名>
IMPORTANT: ディザスタ・リカバリを完了したら、[NetVault Backup選択]ページでデータベース全体を選択し、フルまたはLevel 0増分バックアップの実行をDellは強くお勧めします。

ノード障害後のリストアの実行

RAC環境で、NetVault Backupクライアント・ソフトウェアをその他のノードにインストールします。インストール処理中は、NetVault Backupクライアント・ソフトウェアがインストールされた元のノードのインストールに使用したNetVaultマシン名と同じ名前を使用することに注意します。つまり、元のノードのインストール中に指定したNetVaultマシン名がPROD_RACだった場合、他のノードのNetVaultマシン名としてPROD_RACを使用する必要があります。
IMPORTANT: 本プラグインを再配置した環境で使用し続ける場合や、45日以上使用し続ける場合は、https://support.quest.com/licensing-assistanceにアクセスして再配置用のRACデータベース対応Plug‑in for Oracleライセンス・キーを取得してください。
RMANリストア実行中のリストア対象データの選択フェーズでは、再配置直前に本プラグインが当初インストールされていたインスタンスのOracle SIDと等しいOracle SIDを持つノードを[セレクション・セット作成]ページから選択し、そのノードからバックアップ・セットを選択します。
リストア・オプションの設定フェーズでは、ターゲット・データベースの認証の詳細で、本プラグインが存在している他のノードのローカル・インスタンス用に適切な値をします。詳しくは、格納先の詳細を参照してください。
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