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NetVault Plug-in for Oracle 10.0.5 - ユーザーズ・ガイド

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その他のパラメータ:「send」節および「PARMS」節

このセクションで説明するパラメータを「send」または「PARMS」のいずれかのコマンドで使用して、コマンド・ラインから実行するバックアップ・ジョブに対してNetVault Backupオプションを設定します。このセクションでは、「send」および「PARMS」節の動作について説明します。
「send」節「send」節で指定されたパラメータは特定のジョブに適用されます。
send '<変数>=<値>';
この例では、「NV_TARGET_MEDIA」コマンドは、SBT_TAPEチャネル「ch1」のみに影響します。
「send」節はRunブロック内で使用され、構文内で「allocate」コマンドの直後で指定されます。
「PARMS」節「PARMS」節で指定されたパラメータは、Oracle®インスタンスから実行されるすべてのジョブに適用されます。
PARMS="ENV=(<変数>=<値>)"
この例では、コマンド「NV_TARGET_MEDIA」は、「SBT_TAPE」チャネル「ch1」と、もう一方のRunブロックに設定されたその他すべてのチャネルに影響します。
「PARMS」節はRunブロック内で使用され、構文内で「allocate」コマンドの直後で指定されます。
以下の表で、「send」節と「PARMS」節で使用可能な変数を説明します。
表 3. 変数
send 'NETVAULTCLIPASSWORD=<パスワード>';
PARMS="ENV=(NETVAULTCLIACCOUNT=default, NETVAULTCLIPASSWORD=<パスワード>)";
NETVAULTCLIPASSWORD変数の使用は、セキュリティ・リスクを伴います。NetVault Backup「nvpluginaccess」ユーティリティの実行で説明しているnvpluginaccessユーティリティを使用することをお勧めします。DellNETVAULTCLIPASSWORD変数が実装されている場合、NetVault Backupのパスワードがプレーン・テキストで表示されます。
この変数を使用して、作成された詳細設定オプションのテンプレートを指定します。これは、バックアップ中にNetVault Backup詳細設定オプションの特定セットをターゲットとするOracle® RMAN CLIバックアップで使用されます。このパラメータは、[設定]ダイアログ・ボックスで指定された[CLIバックアップ詳細設定セット]より優先されます。
中括弧内のパラメータは省略可能です。Countとともにfullを指定すると、保存されるバックアップの世代数が指定されます。このパラメータはデフォルトです(countとともに何も指定しない場合、バックアップの有効期間にわたりバックアップのバージョン数が指定されます)。Daysweeks、またはyearsは、それぞれバックアップが削除されるまでに保存される日数、週数、または年数を指定します。
この変数を使用して、特定のメディア・グループをそのグループ・ラベルに基づいて選択します。この変数は、「NV_TARGET_MEDIA」変数とともに使用する必要があります。それ以外の場合は、無効になります。
この変数を使用して、ジョブにタイトルを指定します。この変数は、ジョブ単位ごとに「send」コマンドとのみ使用することをお勧めします(「PARAMS」節とともに適用した場合に、後続のすべてのジョブにこのジョブ・タイトルが指定されることを回避するため)。Dell
この変数を使用して、特定のメディアをそのメディア・ラベルに基づいて選択します。この変数は、「NV_TARGET_MEDIA」変数とともに使用する必要があります。それ以外の場合は、無効になります。
この変数を使用して、バックアップ・データをネットワーク上に転送する前に圧縮します([詳細設定]タブの[ネットワーク圧縮]オプションと類似した機能です)。以下の値を指定できます。
この変数は「PARMS」節と併用して、バックアップが実行されたNetVault Backupクライアント・マシン名のマシン名を確立します。
PARMS="ENV=(NV_ORIGINAL_NV_CLIENT= <nvクライアント・マシン名>)"
この変数を使用してバックアップ・ジョブの完了後にスクリプトを実行します。実行するスクリプトは、Oracleデータベース・サーバーの「...\netvault\scripts」サブディレクトリに保存する必要があります(「...」は、NetVault Backupのインストール場所へのフル・パスです)。
この変数を使用してバックアップ・ジョブの実行前にスクリプトを実行します。実行するスクリプトは、Oracleデータベース・サーバーの「...\netvault\scripts」サブディレクトリに保存する必要があります(「...」は、NetVault Backupのインストール場所へのフル・パスです)。
この変数を使用して、runブロックで「PARMS」節を使用した後にOracle環境をリセットします。
この値をNeverに設定すると、再利用可能なメディアはバックアップで使用されません。このパラメータの値をAnyに設定すると、事前に再利用可能として指定されたメディアがバックアップで使用されます。With same group label as the target mediaに設定すると、指定したグループ・ラベルを含み、事前に再利用可能として指定されたメディアがバックアップで使用されます。
この変数を使用するには、[リストア・オプション]タブの[リストア・ソース]オプションで作成したリストア・デバイス・ソース・セットを指定する必要があります。このとき、NetVault Backupバックアップ・ターゲット・セットは使用しないよう注意してください。これは、NetVault Backupバックアップ・ターゲット・セットがバックアップ中に指定したターゲット・デバイスによって使用されるためです。NetVault Backupリストア・デバイス・ソース・セットは、リストア中にソース・デバイスとデバイス・オプションのセットを指定するために使用されます。
この変数は、RMAN CLI内で「send」または「PARMS」節を使用して設定します。
「send」の使用:このパラメータ指定は特定ジョブに限り適用します。

send '<変数>=<値>';
「PARMS」の使用:このパラメータ指定は、Oracleインスタンスから実行するすべてのジョブに適用します。

PARMS=“ENV=(<変数>=<値>)
スケジュール・セットついて詳しくは、『Dell NetVault Backupアドミニストレーターズ・ガイド』を参照してください。
Any not in a group:グループ・ラベルが割り当てられていないメディアを対象とします。
Any:利用可能なメディアを対象とします。
MID:メディア・ラベルに基づいて特定のメディアを対象とします(この変数とともにNV_MID_LABEL変数を使用し、利用可能なメディア名を指定する必要があります)。
Group Label:グループ・ラベルに基づいて特定グループのメディアを対象とします(この変数とともにNV_GROUP_LABEL変数を使用し、利用可能なグループ・ラベルを指定する必要があります)。
この変数を使用して、作成されたTarget Setを指定します。これは、バックアップ中に特定のNetVault Backupデバイスを対象とするOracle RMAN CLIバックアップに使用されます。NetVault Backupのデフォルト設定である任意のデバイスを使用する場合は、このオプションをそのままにします。このパラメータは、[設定]ダイアログ・ボックスで指定されたCLIバックアップ・ターゲット・セットより優先されます。
Trueを設定した場合、データ転送が確認され、NetVault Backupジョブ・ログに「Backup job has verified successfully.(バックアップ・ジョブの検証に成功しました。)」というジョブ・メッセージが追加されます。
「PARMS」節を使用した後に、以下のいずれかの構文を使用してRMAN環境をリセットします。
IMPORTANT: NETVAULTCLIACCOUNT変数およびNETVAULTCLIPASSWORD変数を設定した ターミナル・セッションまたはウィンドウを閉じます。

NetVault Backupメディア名の照会

本プラグインを使用して実行されるRMAN CLIバックアップの場合、SQL*Plusを使用して、RMANバックアップ・ピースが格納されている物理メディアを特定できます。以下の例は、Oracle® SQL*Plusを使用してメディア情報を照会する方法を示します。
SQL*Plusは、以下の形式を使用してメディア情報を表示します。
mediaフィールドに表示される文字列には次のような特徴があります。
tape_barcodeは、括弧内に表示されます。
tape_media_labelがない場合、メディア・ラベルはデフォルトで「MMS NetVault Backup Tape」になります。

CLIベースのリストアを実行する

IMPORTANT: この形式のリストアはOracleデータベース・サーバー上のターミナル・セッションからローカルで開始されますが、必要に応じてジョブの進捗状況をNetVault Backup WebUIの[ジョブ・ステータス]ページで監視できます。ただし、NetVault Backupサーバーが制御しているデバイスに含まれるメディアからデータをリストアする場合に限られます。

Oracle® RAC環境におけるプラグインの使用

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