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フル・バックアップ:選択されたファイルおよびフォルダをすべてバックアップします。フル・バックアップは完了までに時間がかかり、より多くのバックアップ・メディアを消費します。ただしリストアは、単一のセーブセットしか必要ないため、より高速に実行することができます。フル・バックアップは、後続の増分および差分バックアップを実行する際の基となります。 |
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差分バックアップ:前回のフル・バックアップ以降に新たに作成されたファイルや、変更のあったファイルをバックアップします。差分バックアップでは、リストアするセーブセットが2つだけなので、高速にリストアを実施することができます。ただし、これらのバックアップはより多くのストレージ・スペースを消費し、増分バックアップよりも時間がかかります。差分バックアップは、同じタイプの前のバックアップでバックアップされたデータを複製します。 |
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増分バックアップ:前回のフル・バックアップまたは増分バックアップ以降に新たに作成されたファイルや、変更のあったファイルをバックアップします。増分バックアップは、ストレージ容量の消費が最小限になるだけでなく、実行もより高速です。ただし、プラグインがリストアする必要があるセーブセット数によっては、データのリカバリに時間がかかることがあります。 |
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フル・バックアップのみ:バックアップ・サイズが小さい、バックアップ・ウィンドウは重要ではない、またはストレージ・メディアの制約がない場合は、フル・バックアップのみを実行することができます。このようなシナリオの場合、フル・バックアップのタイミングを、更新頻度に応じて、毎晩またはN時間ごとに設定することができます。 |
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フルおよび増分バックアップ:短時間でバックアップを行い、ストレージ・メディアの消費を最低限に抑えるには、フル・バックアップと増分バックアップを計画に含めることができます。たとえば、データの更新頻度に応じて、毎週日曜日にフル・バックアップを実行し、毎日またはN時間ごとに増分バックアップを実行するようにスケジュールできます。 |
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フルおよび差分バックアップ:短時間でバックアップを行い、メディアの消費を減らすには、フル・バックアップと差分バックアップを計画に含めることができます。たとえば、データの更新頻度に応じて、毎週日曜日にフル・バックアップを実行し、毎日またはN時間ごとに差分バックアップを実行するようにスケジュールできます。 |
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[ナビゲーション]パネルで、[バックアップ・ジョブ作成]をクリックします。 |
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[ジョブ名]に、ジョブの名前を指定します。 |
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[セレクション]リストで既存のバックアップ・セレクション・セットを選択するか、以下の手順に従ってセットを作成します。 |
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[新規作成]をクリックして、[NetVault Backupセレクション]ページを表示します。 |
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プラグインがインストールされているNetVault Backupクライアントを開いて、次に[VMware Plugin]を開きます。 |
NOTE: 2つのビュー間を切り替えるには、ESX/ESXi ServerまたはvCenter Serverを選択して、[アクション]リストの[インベントリ・ビューの切り替え]をクリックします。このオプションは、サーバー・ノードがオープン状態の場合に限り利用可能です。 |
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コンテナ内のすべての仮想マシンをバックアップ:コンテナ・ノードを選択します。データはDatacenterノードから始まるすべてのレベルで選択することができます。 |
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個別の仮想マシンをバックアップ:該当するコンテナ・ノード(Datacenter、クラスタ、リソース・プール、およびその他のノード)を開いて、バックアップする仮想マシンを選択します。[仮想マシンおよびテンプレート]ビューで、フォルダ・ノードを開いてバックアップする仮想マシンを選択します。 |
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個別の仮想ディスクをバックアップ:仮想マシン・ノードを開いてバックアップするディスクを選択します。以下のことに注意してください。 |
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[プラグイン・オプション]リストで既存のバックアップ・オプション・セットを選択するか、以下の手順に従ってセットを作成します。 |
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[新規作成]をクリックして、[VMware Pluginバックアップ・オプション]ページを表示します。 |
IMPORTANT: Windowsで、イメージレベル・バックアップのバックアップ・オプション・セットを作成する際には、デフォルトのセット[デフォルトのバックアップ オプション — VMwareプラグイン — Windows]をテンプレートとして使用する必要があります。別のセットをテンプレートとして使用すると、バックアップに失敗することがあります。 |
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[バックアップ・タイプ]で以下のオプションのいずれか1つを選択します。 |
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VMディスク選択オプションで以下のオプションのいずれか1つを選択します。 |
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[その他のオプション]で、以下の設定を行います。 |
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パラレル・バックアップの場合、プラグインはバックアップ全体を調整する親プロセスと、仮想マシンの実際のバックアップ・タスクを実行する個別の子プロセスを生成します。1つのバックアップ・ジョブに対して生成可能な最大子プロセスは、該当するジョブに設定した[最大パラレル・ストリーム数]の値に相当します。親プロセスおよび子プロセスはすべて、本プラグインが実行中のNetVault Backupクライアント上で作成されます。
[最大パラレル・ストリーム数]を設定する際、以下の点を考慮する必要があります。
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[保存]をクリックして、[Create New Set]ダイアログ・ボックスにセットの名前を入力します。 |
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スケジュール・セット、ターゲット・セット、および詳細設定セットを選択または作成します。これらのセットについての詳細は、『Dell NetVault Backupアドミニストレーターズ・ガイド』を参照してください。 |
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