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SharePlex 11.4 - RDS上のOracle向けのインストールおよび 設定ガイド

EC2ソース、RDSターゲットのセットアップ

このシナリオでは、SharePlexはEC2サービス上のAmazon Machine Imageインスタンスとして実行されます。CaptureはTNSを通してソースデータベースに接続し、PostプロセスはTNSを通してRDSデータベースに接続します。

SharePlexインスタンスを取得する

SharePlex AMIインスタンスを取得するには、「SharePlex AMIインスタンスの構成ページを参照してください。

SharePlex AMIインスタンスにログオンする

常にec2-userとしてSharePlex AMIインスタンスにログオンしてください。このユーザはSharePlex Administratorです。次のコマンドを入力します。

ssh -i ~/.ssh/pem_file_name.pem ec2-user@IP_address/hostname

ここで

  • pem_file_nameはダウンロードした.pemファイルの名前で、セキュリティ・キー・ペアのプライベートキーが含まれています。
  • IP_address/hostnameは、IPv4パブリックIPアドレスか、存在する場合はドメイン・ネーム・サーバ、または/etc/hostsファイルでこのIPアドレスにマッピングされているホスト名です。
tnsnames.oraファイルの作成

SharePlex AMIインスタンスのホスト上で、ソースおよびターゲットデータベースのエントリを含むtnsnames.oraファイルを作成します。

重要! tnsnames.oraファイルは、以下のディレクトリに作成する必要があります。 /usr/lib/oracle/11.2/client64/network/admin

TNSエイリアスにはダッシュ-を含めることはできません。

以下に例を示します。

source =
  (DESCRIPTION =
    (ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(HOST = yoursource.amazonaws.com) (PORT = 1521))
    (CONNECT_DATA =
      (SERVICE_NAME=orcl)
    )
  )
target  =
  (DESCRIPTION =
    (ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(HOST = yourtarget.amazonaws.com) (PORT = 1521))
    (CONNECT_DATA =
      (SERVICE_NAME=orcl)
    )
  )
ora_setupの実行

ora_setupを実行するには、以下の手順を実行します。

  1. SharePlex AMIインスタンスで、ソースデータベースに対してora_setupを実行します。 Oracle Setupの実行方法については、「Oracleのデータベースセットアップページを参照してください。

    • 「Will SharePlex install be using a BEQUEATH connection?インストールにBEQUEATH接続を使用しますか?」に「NOいいえ」と回答します。
    • 「Will the current setup for sid: SID be used as a source (including cases as source for failover or primary-primary setups)?現在のsid: SIDセットアップは、ソースとして使用されますかフェールオーバーやプライマリ-プライマリ・セットアップのソースとして使用する場合を含む?」に「YESはい」と回答します。
    • 「Are you setting up SharePlex for an RDS database?RDSデータベースにを設定しますか?」に「NOいいえ」と回答します。
  2. SharePlexAMIインスタンス上で、ターゲットデータベースに対して、ora_setupを実行します。

    • 「Will SharePlex install be using a BEQUEATH connection?インストールにBEQUEATH接続を使用しますか?」に「NOいいえ」と回答します。
    • 「Are you setting up SharePlex for an RDS database?RDSデータベースにを設定していますか?」に「YESはい」と回答します。
    • 「Will the current setup for sid: SID be used as a source (including cases as source for failover or primary-primary setups)現在のsid: SIDは、ソースとして使用されますかフェールオーバーやプライマリ-プライマリ・セットアップのソースとして使用する場合を含む?」に、「NOいいえ」と回答します。
リモートキャプチャの設定

リモートキャプチャを設定するには、以下の手順を実行します。

  1. SharePlex AMIインスタンスで、sp_copを起動します。
  2. sp_ctrlを開始します。
  3. SP_OCT_OLOG_USE_OCIパラメータを1に設定すると、CaptureがREDOファイルから直接ではなく、OCIを介してREDOレコードを読み込めるようになります。

注意: SP_OCT_OLOG_RDS_MINERパラメーターの有効化はOracle 19c以降は推奨されなくなり、サポートされなくなりました。

設定ファイルでルーティングを設定する

SharePlex設定ファイルを作成する際は、SharePlexAMIインスタンスのEC2ホスト名をルーティング・マップに使用し、Postがローカルで実行されるようにします。次に示しているのはその一例です。

datasource:o.source

splex.demo_src

splex.demo_dest

shareplex_ec2_host.amazonaws.com@o.target

同一リージョン内のRDSソース、RDSターゲットのセットアップ

このシナリオでは、SharePlexはEC2サービス上のAmazon Machine Imageインスタンスとして実行されます。CaptureはTNSを通してソースデータベースに接続し、PostプロセスはTNSを通してRDSデータベースに接続します。

 

SharePlexインスタンスを取得する

SharePlexAMI インスタンスを取得します。「SharePlex AMIインスタンスの構成ページを参照してください。

SharePlex AMIインスタンスにログオンする

常にec2-userとしてSharePlex AMIインスタンスにログオンしてください。このユーザはSharePlex Administratorです。次のコマンドを入力します。

ssh -i ~/.ssh/pem_file_name.pem ec2-user@IP_address/hostname

ここで

  • pem_file_nameはダウンロードした.pemファイルの名前で、セキュリティ・キー・ペアのプライベートキーが含まれています。
  • IP_address/hostnameは、IPv4パブリックIPアドレスか、存在する場合はドメイン・ネーム・サーバ、または/etc/hostsファイルでこのIPアドレスにマッピングされているホスト名です。
tnsnames.oraファイルの作成

tnsnames.oraファイルを作成するには、以下の手順を実行します。

  1. SharePlex AMIインスタンス上で、ソースデータベースとターゲットデータベースのエントリを持つtnsnames.oraファイルを作成します。

    重要!

    tnsnames.oraファイルは、以下のディレクトリに作成する必要があります。/usr/lib/oracle/11.2/client64/network/admin

    TNSエイリアスにはダッシュ-を含めることはできません。

    以下に例を示します。

    source =
      (DESCRIPTION =
        (ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(HOST = yoursource.amazonaws.com) (PORT = 1521))
        (CONNECT_DATA =
          (SERVICE_NAME=orcl)
        )
      )
    target  =
      (DESCRIPTION =
        (ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(HOST = yourtarget.amazonaws.com) (PORT = 1521))
        (CONNECT_DATA =
          (SERVICE_NAME=orcl)
        )
      )
    
ora_setupの実行

ora_setupを実行するには、以下の手順を実行します。

  1. SharePlex AMIインスタンスで、ソースデータベースに対してora_setupを実行します。 Oracle Setupの実行方法については、「Oracleのデータベースセットアップページを参照してください。

    • 「Will SharePlex install be using a BEQUEATH connection?インストールにBEQUEATH接続を使用しますか?」に「NOいいえ」と回答します。
    • 「Are you setting up SharePlex for an RDS database?RDSデータベースにを設定していますか?」に「YESはい」と回答します。
    • 「Will the current setup for sid: SID be used as a source (including cases as source for failover or primary-primary setups)?現在のsid: SIDセットアップは、ソースとして使用されますかフェールオーバーやプライマリ-プライマリ・セットアップのソースとして使用する場合を含む?」に「YESはい」と回答します。
  2. SharePlexAMIインスタンス上で、ターゲットデータベースに対して、ora_setupを実行します。

    • 「Will SharePlex install be using a BEQUEATH connection?インストールにBEQUEATH接続を使用しますか?」に「NOいいえ」と回答します。
    • 「Are you setting up SharePlex for an RDS database?RDSデータベースにを設定していますか?」に「YESはい」と回答します。
    • 「Will the current setup for sid: SID be used as a source (including cases as source for failover or primary-primary setups)現在のsid: SIDは、ソースとして使用されますかフェールオーバーやプライマリ-プライマリ・セットアップのソースとして使用する場合を含む?」に、「NOいいえ」と回答します。
RDSからのキャプチャを設定する

RDSからのキャプチャを設定するには、以下の手順を実行します。

  1. SharePlex AMIインスタンスで、sp_copを起動します。
  2. sp_ctrlを開始します。
  3. SharePlex AMIインスタンスで、SP_OCT_OLOG_RDS_MINERパラメータを1に設定します。

    sp_ctrl>set param SP_OCT_OLOG_RDS_MINER 1

注意: SP_OCT_OLOG_RDS_MINERパラメーターの有効化はOracle 19c以降は推奨されなくなり、サポートされなくなりました。

設定ファイルでルーティングを設定する

SharePlex設定ファイルを作成する際は、SharePlexAMIインスタンスのEC2ホスト名をルーティング・マップに使用し、Postがローカルで実行されるようにします。次に示しているのはその一例です。

datasource:o.source

splex.demo_src

splex.demo_dest

shareplex_ec2_host.amazonaws.com@o.target

異なるリージョンのRDSソース、RDSターゲットのセットアップ

このシナリオでは、SharePlexは、2つの異なるAWSリージョンでEC2 Amazon Machine Imageインスタンスとして実行されます。1つはリージョン1のソースデータベース用、もう1つはリージョン2のターゲットデータベース用です。

  • Captureリージョン1は、TNSを通じてソースデータベースにのみ接続し、リモート接続を通じてREDOレコードをキャプチャします。
  • Postリージョン2は、TNSを通じてターゲットデータベースにのみ接続し、リモート接続を通じてレプリケートされた操作をポストします。

SharePlexインスタンスを取得する

2つのSharePlex AMIインスタンスを取得します。1つはリージョン1でソースとして使用し、もう1つはリージョン2でターゲットとして使用します。「SharePlex AMIインスタンスの構成ページを参照してください。

SharePlex AMIインスタンスにログオンする

常にec2-userとしてSharePlex AMIインスタンスにログオンしてください。このユーザはSharePlex Administratorです。次のコマンドを入力します。

ssh -i ~/.ssh/pem_file_name.pem ec2-user@IP_address/hostname

ここで

  • pem_file_nameはダウンロードした.pemファイルの名前で、セキュリティ・キー・ペアのプライベートキーが含まれています。
  • IP_address/hostnameは、IPv4パブリックIPアドレスか、存在する場合はドメイン・ネーム・サーバ、または/etc/hostsファイルでこのIPアドレスにマッピングされているホスト名です。
tnsnames.oraファイルの作成
重要!

tnsnames.oraファイルは、以下のディレクトリに作成する必要があります。/usr/lib/oracle/11.2/client64/network/admin

TNSエイリアスにはダッシュ-を含めることはできません。

tnsnames.oraファイルを作成するには、以下の手順を実行します。

  1. ソースSharePlex AMIインスタンスで、ソースデータベースのためのエントリを持つtnsnames.oraファイルを作成します。

    次に示しているのはその一例です。

    source =
      (DESCRIPTION =
        (ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(HOST = yoursource.amazonaws.com) (PORT = 1521))
        (CONNECT_DATA =
          (SERVICE_NAME=orcl)
        )
      )
    
  2. ターゲットSharePlex AMIインスタンス上で、ターゲットデータベースのためのエントリを持つtnsnames.oraファイルを作成します。tnsnames.oraファイルは、以下のディレクトリに作成する必要があります。/usr/lib/oracle/11.2/client64/network/admin

    次に示しているのはその一例です。

    target  =
      (DESCRIPTION =
        (ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(HOST = yourtarget.amazonaws.com) (PORT = 1521))
        (CONNECT_DATA =
          (SERVICE_NAME=orcl)
        )
      )
    
ora_setupの実行

ora_setupを実行するには、以下の手順を実行します。

  1. ソースSharePlex AMIインスタンスで、ソースデータベースに対してora_setupを実行します。Oracle Setupの実行方法については、「Oracleのデータベースセットアップページを参照してください。

    • 「Will SharePlex install be using a BEQUEATH connection?インストールにBEQUEATH接続を使用しますか?」に「NOいいえ」と回答します。
    • 「Are you setting up SharePlex for an RDS database?RDSデータベースにを設定していますか?」に「YESはい」と回答します。
    • 「Will the current setup for sid: SID be used as a source (including cases as source for failover or primary-primary setups)?現在のsid: SIDセットアップは、ソースとして使用されますかフェールオーバーやプライマリ-プライマリ・セットアップのソースとして使用する場合を含む?」に「YESはい」と回答します。
  2. ターゲットSharePlex AMIインスタンス上で、ターゲットデータベースに対してora_setupを実行します。

    • 「Will SharePlex install be using a BEQUEATH connection?インストールにBEQUEATH接続を使用しますか?」に「NOいいえ」と回答します。
    • 「Are you setting up SharePlex for an RDS database?RDSデータベースにを設定していますか?」に「YESはい」と回答します。
    • 「Will the current setup for sid: SID be used as a source (including cases as source for failover or primary-primary setups)現在のsid: SIDは、ソースとして使用されますかフェールオーバーやプライマリ-プライマリ・セットアップのソースとして使用する場合を含む?」に、「NOいいえ」と回答します。
RDSからのキャプチャを設定する

RDSからのキャプチャを設定するには、以下の手順を実行します。

  1. ソースSharePlex AMIインスタンスで、sp_copを起動します。
  2. sp_ctrlを開始します。
  3. SP_OCT_OLOG_RDS_MINERパラメータを1に設定して有効にします。

    sp_ctrl>set param SP_OCT_OLOG_RDS_MINER 1

注意: SP_OCT_OLOG_RDS_MINERパラメーターの有効化はOracle 19c以降は推奨されなくなり、サポートされなくなりました。

設定ファイルでルーティングを設定する

SharePlex設定ファイルはソースSharePlex AMIインスタンス上に作成します。ターゲットSharePlex AMIインスタンスのEC2ホスト名をルーティングマップで使用し、PostがそのAMI上で実行されるようにします。次に示しているのはその一例です。

datasource:o.source

splex.demo_src

splex.demo_dest

shareplex_ec2_host.amazonaws.com@o.target

Oracleのデータベースセットアップ

概要

Oracle用データベース・セットアップ・ユーティリティOra_setupを使用して、SharePlexをOracleユーザとして確立し、必要なSharePlexデータベースオブジェクトを作成します。

このセットアップユーティリティでは、以下が作成されます。

  • SharePlexアカウント
  • SharePlexが使用し、SharePlexアカウントが所有するテーブルとその他のオブジェクト
  • SharePlexユーザのデフォルト接続

このセットアップユーティリティを実行する前に、『SharePlexインストールおよびセットアップガイド』の「Oracleのデータベースセットアップ」セクションの内容をすべて確認することをお勧めします。

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