NetVault Bare Metal Recovery Linux Live Client Plug-in (以下BMR Linux Plug-in)はLinuxプラットフォームを稼動させたまま、オンラインバックアップを実施します。専用のブートイメージからシステムを起動してリストアを実施致しますが、同一ハードウェア以外の環境への復元も想定しているため、一部のシステム構成ファイルやマウント情報等が異なる場合があります。
ファイルシステムにおいてもデフォルト設定で再作成されるため、スーパーブロック内の設定が変更されている場合や、ディストリビュータのインストール時に作成したデフォルト値とは異なる可能性があります。そのため、事前にtune2fsコマンドを使用して情報採取を実施して下さい。
BMR Linux Plug-inでリストアした後にファイルシステムのパラメータを確認して必要に応じて、設定をご変更下さい。製品ドキュメント中にはファイルシステム・チェック項目の有効化について紹介しております。
# tune2 fs –c -1 <deviceName>
# tune2fs –i 0 <deviceName>
上記の”-c -1”はMaximum mount count値を-1(無効)に変更し、”-i 0”は”Check interval”を0(無効)に変更することを意味します。