NetVault Plug-in for VMware 12.3.2 - ユーザー・ガイド

フル・バックアップのみ：バックアップ・サイズが小さい、バックアップ・ウィンドウは重要ではない、またはストレージ・メディアの制約がない場合は、フル・バックアップのみを実行することができます。このようなシナリオの場合、フル・バックアップのタイミングを、更新頻度に応じて、毎晩またはN時間ごとに設定することができます。

問題が発生した場合、プラグインで実行する必要があるのは、1 つのセーブセットのリストアだけです。

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フル・バックアップと増分バックアップ：短時間でバックアップを行い、ストレージ・メディアの消費を最低限に抑えるには、フル・バックアップと増分バックアップを計画に含めることができます。たとえば、データの更新頻度に応じて、毎週日曜日にフル・バックアップを実行し、毎日またはN時間ごとに増分バックアップを実行するようにスケジュールできます。

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フル・バックアップと差分バックアップ：短時間でバックアップを行い、メディアの消費を減らすには、フル・バックアップと差分バックアップを計画に含めることができます。たとえば、データの更新頻度に応じて、毎週日曜日にフル・バックアップを実行し、毎日またはN時間ごとに差分バックアップを実行するようにスケジュールできます。

イメージ・レベル・バックアップ方式の使用

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仮想マシンの包含および除外に使用するパターンの追加

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仮想マシンの包含および除外に使用するパターンの追加

バックアップ・セレクション・ツリーから仮想マシンを選択するだけでなく、バックアップ・ジョブに包含および除外する仮想マシンのパターンを作成して保存することができます。サポートされているパターンには、仮想マシン名のパターンとVMwareタグがあります。


	メモ：タグ名による包含または除外のサポートは、vSphereバージョン6.5以降が対象です。

包含または除外する（または両方の）仮想マシン名のパターンを指定すると、プラグインは、そのパターンをバックアップ・セレクション・セットとともに保存します。バックアップ・ジョブを送信するときに、保存したパターンを持つセットを選択することができます。すると、プラグインによって、指定したパターンに一致する仮想マシンがバックアップ・リストに入力されます。


	重要：プラグインは、選択した仮想マシンに包含および除外のパターンを適用します。バックアップ・ジョブの実行中、プラグインは選択した仮想マシンにアクセスし、その選択した仮想マシンに包含パターンを適用し、次に選択した残りの仮想マシンに除外パターンを適用します。

パターンを追加するには：

［ナビゲーション］パネルで、［バックアップ・ジョブ作成］をクリックします。

［セレクション］リストの隣りにある、

をクリックします。

［NetVault Backupセレクション］ページのプラグインのリストで、［VMwareプラグイン］を開きます。

［マイ仮想環境］ノードの下に、プラグインによって2つの追加ノード［インクルージョン・リスト］と［エクスクルージョン・リスト］が表示されます。これらのノードには3つのオプションがあります。

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開く

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VMパターンを追加

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vSphereタグを追加

パターンを追加すると、保存された各パターンの情報ノードが表示されます。

バックアップに含めるパターンを追加するには、［インクルージョン・リスト］を右クリックして、［VMパターンを追加］または［vSphereタグを追加］を選択します。

以下のいずれかを実行します。

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仮想マシン名パターンの場合、［パターンの入力］ダイアログ・ボックスで、プラグインで検索するパターンを入力します。NetVault Backupでは、包含および除外設定にPOSIX（Portable Operating System Interface for UNIX）の正規表現APIが使用されます。包含および除外の機能では、仮想マシン名パターンの先頭または末尾での空白の使用はサポートしていないことに注意してください。

POSIXでは、検索するパターンの一部として、アスタリスク（*）ワイルドカード文字を使用できます。たとえば、名前に「SQL」が「含まれる」すべての仮想マシンを検索するには、「*SQL*」と入力します。名前が「SQL」で「始まる」仮想マシンを検索する場合は、「^SQL*」と入力します。後者の式で、キャレット（^）は「始まる」を表し、末尾のアスタリスク（*）は任意の他の文字を表します。アスタリスク（*）は、文字がない状態も含みます。

例：「SQTMP01」、「SQLMP01」、および「PSQLMP01」という名前の3台の仮想マシンがあるとします。これら3台の仮想マシンで、「SQ」は3つの名前すべてに共通しています。名前が「SQL」で始まるマシンのみを検索する場合、包含または除外に使用するパターンは「^SQL*」です。

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vSphereタグの場合、［タグの入力］ダイアログ・ボックスで、包含または除外するvSphereタグと完全に一致するタグを入力します。


	メモ：包含パターンを指定しないが除外パターンを指定した場合、プラグインは、仮想マシンの選択リストに除外パターンを適用します。仮想マシンが包含パターンと除外パターンの両方を満たしている場合、そのマシンはバックアップ・ジョブから除外されます。包含または除外対象として複数のパターンを選択した場合、両方のパターンを満たす仮想マシンに加えて、いずれか一方のパターンのみを満たす仮想マシンにもコマンドが適用されます。