NetVault Bare Metal Recovery 13.1.2 - Plug-ins ユーザー・ガイド

ディスクローモード：このオプションを選択すると、選択したハードドライブのすべてのパーティション情報が無視され、「ビット単位」でディスクイメージ全体のバックアップが実行されます。このバックアップをリストアする際も、ビット単位でデータ転送が行われるため、ターゲットドライブをフォーマットしたりパーティションを削除したりする必要はありません。

以下のような場合、［ディスク・ロー・モード］を使用してください。

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選択したハード・ドライブにパーティション・テーブルがない場合

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NetVault Bare Metal Recoveryがパーティション・テーブルを認識できない場合

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MBR およびパーティション以外のデータ（ダイナミックディスクなど）もバックアップする場合。

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圧縮：バックアップ中、転送前に NetVault Bare Metal Recovery Client のデータを圧縮するには、このオプションを選択します。このオプションにより、データ転送時の全体的なネットワークトラフィックが低減されます。また、NetVault Bare Metal Recovery バックアップを格納するために必要なメディアの容量も削減されます。このオプションは特に、パーティションに大容量の未使用スペースがある場合に特に便利です。このオプションを選択すると通常、ネットワーク・ベースまたはテープ・ライブラリ・ベース圧縮機能を使用するよりもよい圧縮結果が得られます。


	重要：BitLocker を使用して［圧縮］および［ディスクローモード］オプションを有効にすると、バックアッププロセスに時間がかかる場合があります。［圧縮］を有効にしたデータのサイズが非圧縮データのサイズに近く、BitLocker の［フルボリューム暗号化（FVE）（full volume encryption (FVE)）］オプションを使用している場合は、これが発生する可能性があります。バックアッププロセスの速度を向上させるには、FVE ではなく BitLocker の［使用ディスク領域のみ（used disk space only）］オプションを使用します。

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NTFS パーティションの使用ブロックのみをバックアップ：Windows PE ベースの Plug-in Offline Client を使用しており、バックアップに Windows ベースのパーティションが含まれている場合、使用ブロックのみをバックアップするにはこのオプションを選択します。このオプションを選択しない場合は、バックアップデータと NTFS ボリュームのサイズに誤差（4 K 程度）がバイナリログに記録される可能性があります。このオプションの動作は意図的なものであり、リストアには影響しません。Linux ベースの Plug-in Offline Client を使用している場合、このオプションは表示されますが機能しません。

［保存］をクリックします。

［新規セットの作成］ダイアログ・ボックスで、セットの名前を指定して、［保存］をクリックします。

Plug-in Offline Client を使用したデータをバックアップするジョブのファイナライズと実行

最終ステップには、［スケジュール］、［ターゲット・ストレージ］、および［詳細設定］ページの追加オプション設定、ジョブの実行、および［ジョブ・ステータス］と［ログ参照］ページからの進捗状況の監視が含まれています。これらのページとオプションは、すべてのNetVaultプラグインに共通しています。詳細については、『Quest NetVault アドミニストレーターズガイド』を参照してください。

［スケジュール］、［ターゲット・ストレージ］、および［詳細設定］リストを使用して、その他の必要なオプションを設定します。

［保存］または［保存＆実行］の、どちらか適切な方をクリックします。


	ヒント：すでに作成および保存しているジョブを実行するには、［ナビゲーション］パネルで［ジョブ定義管理］を選択し、目的のジョブを選択して、［今すぐ実行］をクリックします。

［ジョブ・ステータス］ページで進捗状況を監視したり、［ログ参照］ページでログを表示したりできます。詳細については、『Quest NetVault アドミニストレーターズガイド』を参照してください。

Plug-in Offline Client を使用したデータのリストア

以下のトピックでは、バックアップを物理マシンや VMDK（仮想マシンディスク）イメージなど、さまざまな設定においてリストアする方法について説明します。

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Plug-in Offline Client を使用した物理マシンへのデータのリストア

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Plug-in Offline Client を使用した VMDK イメージとしてのデータのリストア

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Plug-in Offline Client を使用したスタンバイ NetVault Bare Metal Recovery Client へのデータのリカバリ


	注意：バックアップした同一ディスクへのリカバリを実行する前に、すべての既存のパーティションが削除されていることを確認します。そうでない場合は、データが［ディスクローモード］を使用してバックアップされていないと、同一ディスクへのリカバリが失敗する可能性があります。リストアによってターゲットされた OS のディスクジオメトリは、バックアップされたソース OS のジオメトリと一致していることを確認します。たとえば、ソースのトラックでは 32 セクタが使用され、ターゲットのトラックでは 63 セクタが使用されて一致しない場合、システムが起動を試みる際にエラーが発生します。