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データベースの完全リストア:単純復旧モデル・データベースのデータベースの完全リストアでは、データベース全体をリストアします。通常、このタイプのリストアでは、フルデータベースのバックアップをリストアするか、フルデータベースのバックアップに続いて差分データベースのバックアップをリストアします。データベースの完全リストアの実行中は、データベース全体がオフラインになります。 |
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ファイルのリストア:単純復旧モデル・データベースのファイルのリストアでは、データベース全体をリストアするのではなく、損傷した1つ以上の読み取り専用ファイルをリストアします。このタイプのリストアでは、フル・ファイルおよびファイルグループのバックアップを使用します。 |
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データベースの部分リストア:単純復旧モデル・データベースの部分リストアでは、部分データベースのバックアップまたは差分部分データベースのバックアップの対象となったプライマリ・ファイルグループとすべての読み取り/書き込みファイルグループをリストアします。読み取り専用ファイルグループが損傷した場合のみ、フル・ファイルおよびファイルグループのバックアップを使用して読み取り専用ファイルグループをリストアする必要があります。 |
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データベースの完全リストア:完全復旧モデルおよび一括ログ復旧モデルでは、データベース全体を障害時点にリストアします。通常、完全リストア・シーケンスには、以下の事項が含まれます。 |
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Tail-Logバックアップを実行します。 |
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3 |
4 |
[NO RECOVERY 設定時]リストア・オプションを選択した状態で、以降のすべての増分トランザクション・ログのバックアップを順番にリストアします。 |
5 |
[RECOVERY設定時]リストア・オプションを選択して、Tail-Logバックアップをリストアし、リカバリします。 |
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ファイルのリストア:完全復旧モデルまたは一括ログ復旧モデルのデータベースにおけるファイルのリストアでは、データベース全体をリストアするのではなく、損傷したファイルをリストアすることでデータベース全体をリストアします。このタイプのリストアでは、以下のリストア・シーケンスを実行します。 |
1 |
Tail-Logバックアップを実行します。 |
2 |
[NO RECOVERY設定時]リストア・オプションを選択した状態で、フル・ファイルまたはファイルグループのバックアップをリストアします。 |
3 |
[NO RECOVERY設定時]リストア・オプションを選択した状態で、差分ファイルおよびファイルグループのバックアップをリストアします。 |
4 |
[NO RECOVERY 設定時]リストア・オプションを選択した状態で、以降のすべての増分トランザクション・ログのバックアップを順番にリストアします。 |
5 |
[RECOVERY設定時]リストア・オプションを選択して、Tail-Logバックアップをリストアし、リカバリします。 |
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特定時点(PIT)リカバリ:トランザクション・ログの増分リストアによってリストアしたトランザクション・ログに対してPITリカバリを実行できます。Plug‑in for SQL Serverは、時間ベース(時:分:秒を使用)とマーク付きトランザクション・ベースのPITリカバリをサポートしています。PITリカバリ・オプションは、増分トランザクション・ログのバックアップおよびTail-Logバックアップをリストアする場合に使用できます。 |
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時間に基づく特定時点リカバリ:時間に基づくPITリカバリは、データの損傷時刻が分かっている場合に役立ちます。たとえば、開発者がテーブルを午前6:00:00に削除した場合、中止時刻を午前5:55:00に設定してPITリカバリを実行できます。時間に基づくPITリカバリは、関連付けられていないデータベースでのみ使用できるため、複数のSQL Server®データベースで論理的な整合性を保つ必要がある場合は、マーク付きトランザクションに基づくPITリカバリを使用してください。 |
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マーク付きトランザクションに基づく特定時点リカバリ:SQL Server 2005以降では、トランザクション・ログに名前付きマークを挿入し、特定マークへのリカバリを実行することができます。この機能は、論理的に整合性を保つ必要のある複数のデータベースがある場合に便利です。特殊な手順を実装することにより、リストア後にこれらのデータベースのリカバリ可能性を確保することができます。関連付けられたデータベースは、マーク付きトランザクションへのリカバリのみが可能であるため、バックアップを実行する前に、トランザクション・ログに名前付きマークを挿入するようアプリケーションを設定する必要があります。詳しくは、SQL Server Books Onlineの「Ensuring Recoverability of Related Databases」および「Recovering to a Marked Transaction」を参照してください。 |
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