NetVaultクライアントとは、NetVaultソリューションを使用して保護する対象となるマシンです。
バックアップまたはリストア操作でクライアントを使用するには、まずNetVaultサーバーへのクライアントの追加が必要です。単一のサーバーと、その関連するクライアントが、NetVaultドメインを形成しています。NetVaultサーバーは、それ自体がクライアントとして動作できます。また、他のNetVaultサーバーにクライアントとしても追加できます。
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プッシュ・インストールのタスクは、NetVault WebUIから実行できます。タスクが開始すると、展開エージェントがリモート・マシンにインストールされます。エージェントは、共有場所からインストール・パッケージをコピーし、マシンに対してサイレント・インストールを実行します。また、エージェントはステータス・メッセージをサーバーに送信します。デフォルトでは、クライアント・ログはターゲット・マシン上で保持されます。この設定を変更する方法についての詳細は、「展開マネージャのデフォルトの設定」を参照してください。タスク・ステータスはWebUIから参照できます。パッケージが正常にマシンにインストールされると、WebUIで自動的に新しいクライアントがNetVaultサーバーに追加されます。
デフォルトでは、NetVaultは最大50個のプッシュ・インストール・プロセスを同時に実行できます。デフォルト設定を変更して、同時プロセス数を増やすことができます。詳細は、「展開マネージャのデフォルトの設定」を参照してください。
プッシュ・インストール手順を開始する前に、以下の必要条件を満たしていることを確認します。
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共有場所へのパッケージのコピー:クライアントとプラグイン・パッケージを共有場所にコピーします。現在、LinuxのSamba共有を含むCIFS共有のみがパッケージ・ストアとしてサポートされています。NetVaultサーバーと、パッケージをインストールするすべてのターゲット・マシンがアクセス可能なパスである必要があります。 |
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NetVaultでのパッケージ・ストアの設定:インストール・パッケージをコピーしたら、NetVaultで共有場所の詳細を設定できます。詳細は、「パッケージ・ストアの設定」を参照してください。 |
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複数のネットワーク・アドレスを使用するNetVaultサーバーでの優先ネットワーク・アドレスの設定:複数のネットワーク・アドレスを使用するNetVaultサーバーで、[優先して使用するネットワーク・アドレス]を設定して、リモート・クライアントがステータス・メッセージを正しいアドレスに送信できるようにします。この設定についての詳細は、「複数のネットワーク・アドレスを使用するマシンのネットワーク・アドレス設定」を参照してください。 |
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プッシュ・インストールに必要なポートをトラフィックが通過できるようにファイアウォールの設定を確認:クライアントおよびプラグイン・パッケージをリモートのWindowsマシンにプッシュするには、ポート135経由でRPCを使用して、NetVaultサーバーでリモート・マシンとの初期WMIセッションを確立します。後続のすべてのWMIトラフィックでは、49152~65535の範囲の動的ポートが使用されます。 |
NetVaultクライアントのインストールをLinuxマシンにプッシュする場合は、次の追加の前提条件が必要です。
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適切なアクセス権の付与:ユーザーにはrootレベルのアクセスが必要です。リモートのLinuxマシン上のsudoersファイルにNOPASSWDのフラグを設定してください。この前提条件を満たすため、次のいずれかのエントリをsudoersファイルに追加します。 |
メモ: ユーザーがsudoersファイルからsudoers権限を取得できない場合、[リモート・マシン上でインストール・エージェントを起動する要求が送信されました]メッセージが表示され、展開タスクは常に実行状態になります。 |
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デフォルトの暗号化設定を使用していない場合は、aes 128-ctrのサポートが必要です。この場合、/etc/ssh/sshd_configファイル内のリストの末尾にaes128-ctrを追加し、その後にコンマを付けてください。 |
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libstdc++のインストール:NetVaultクライアントのハイブリッド・インストール・パッケージを64ビットのLinuxマシンにプッシュする場合は、最初にlibstdc++の32ビット・バージョンをインストールしておく必要があります。 |
LinuxマシンからWindowsマシンにNetVaultクライアントをプッシュする場合は、次のその他の前提条件が必要です。
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WinRMのバージョンが2.0よりも大きいことを確認します。 |
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LinuxマシンでKerberosを設定します。 |
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LinuxマシンからWindowsマシンへのプッシュ・インストールにドメイン・ユーザーを使用する場合は、ターゲット・マシンをFQDN形式で指定します。ローカル・ユーザーを使用する場合は、ターゲット・マシンのIPアドレスを指定します。 |
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プッシュ・インストール時に、同じアカウント名またはDL形式のドメイン・サフィックス(例:domain.comまたはdomain.local)を指定します。 |
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