Lotus Notes APM におけるフル/増分バックアップによるバックアップ対象領域の違いについて (4036821)

Lotus Notes APM におけるフル/増分バックアップによるバックアップ対象領域の違いについて

Lotus Notes APM におけるフル/増分バックアップによるバックアップ対象領域の違いについて

Date: Feb 2007
NV Version: n/a
OS Version: n/a
Application version: Lotus Notes 6.0.x, 6.5.x, 7.0
Plugin version: Lotus Notes APM version 3.x

現象/不具合内容:

Lotus Notes APM 使用時にはフル/増分バックアップによりバックアップ対象となる
領域が以下のように異なります。

　

　　Backup ウィンドウ内の Selection タブにて選択された Lotus Notes APM のバックアップ対象領域

　

　　トランザクションログ,コントロールファイル


原因：

　　　n/a


対処方法：

Lotus Notes APM を使用する際には以下の点を考慮する必要があります。

　　　－増分バックアップが含まれるバックアップスケジュールによる運用

　　　　トランザクションログ設定を有効とする必要があります。これは、データベースの更新情報が
　　　　トランザクションログに記録されるためです。Lotus Notes APMにおける増分バックアップの動作
　　　　は、データベースの更新情報が記録されているトランザクションログをバックアップしその後
　　　　バックアップされたトランザクションログを再利用可能な状態に設定する処理を行なっています。


　　　－フルバックアップのみ行なうバックアップスケジュールによる運用

　　　　フルバックアップ時にはこの領域を再利用可能な状態に設定する処理は Lotus Note APM側にて行ないません。

　　　　トランザクションログ設定の有効化は必須ではありません。ただし、トランザクションログ設定を
　　　　有効としている場合にはトランザクションログが再利用処理されずディスク使用量が増加するために、
　　　　トランザクションログの管理が必要となります。

BakBone SFDC Solution Number: 00002058