EMC CelerraをNDMP経由でバックアップした場合、リストア画面上の日本語ファイル名が正しく表示されない (4035028)

EMC CelerraをNDMP経由でバックアップした場合、リストア画面上の日本語ファイル名が正しく表示されない

EMC CelerraをNDMP経由でバックアップした場合、リストア画面上の日本語ファイル名が正しく表示されない

Date: 3/2009
Affected NV Version: NetVault Backup　8.2.x/8.5.x/8.6.x
OS Version: N/A
Plugin version: NDMP Client Plugin 7.1.x
Application version: DartOS　5.5.x/5.6.x/6.0.x

現象/不具合内容：
EMC CelerraをNDMP経由でバックアップされている環境でNetVault8.2.x + NDMP Plugin7.1(あるいはそれ以降)へバージョンアップするとリストア画面で日本語ファイルが正しく表示されない場合がある。

原因：
NDMPバックアップ時にCelerra側のNDMP送信文字コードの設定がUTF-8以外を指定(例. param NDMP dialect=ja-pck)している場合にもNDMPデータサーバ（Celerra）が使用文字コードとしてUTF-8と判断するため、UTF-8以外の文字コードをご利用の場合にリストア画面上で日本語ファイル名が正しく表示されない現象が発生致します。

対処方法：
Celerra側の設定でNDMP経由にて送信する文字コードをUTF8（unidata2）にご設定頂くことでNetVaultのリストア画面上でも正しく日本語文字コードを表示することが可能になります。
また、Celerraに接続されているテープ装置を利用されている環境では、NDMP PluginとCelerra間で張られているNDMPセッションを切断しないとCelerra側の文字コード変更が正しく反映されない場合がありますので、Celerraに接続されているテープ装置を再追加（削除・追加）、あるいはNetVaultサービスの再起動等の処理を実施して下さい。

重要：以前UTF8以外に設定して取得されたバックアップデータは、NDMP送信文字コードをUTF8に変更後、日本語ディレクトリやファイルを指定してのリストアが失敗致します。日本語を含まない上位ディレクトリをご選択してリストアして頂くかDartOS側のNDMP送信文字コードをバックアップ取得時の文字コードに戻してからリストアを実施して頂く必要があります。

ソリューション番号：4320
更新日： 11/2011

BakBone SFDC Solution Number: 00004320