Plug‑in for VMwareを利用したファイル・レベルのバックアップのリストアには、以下の方法があります。
• |
共有ネットワーク・ドライブを使用したリストア:この方法では、仮想マシン内で実行しているNetVaultクライアントのインスタンスは必要ありません。リストアはプラグイン・ホストにインストールされたPlug-in for FileSystemを使用して、仮想マシン上の共有ネットワーク・ドライブへ実行されます。Plug-in for FileSystemはNetVaultクライアントに自動でインストールされるため、このタイプのリストア方法では追加のソフトウェアは不要です。 |
• |
ネイティブのPlug-in for FileSystemを使用したリストア:この方法は、NetVaultクライアントのインスタンスがすでに仮想マシン内で実行中の場合に適しています。このため、仮想マシンは、ファイル・システムのリストア時に、その他の物理NetVaultクライアントと同様に処理されます。 |
• |
継続的なデータ保護(CDP)バックアップのためのファイルレベルのインデックス作成を使用したリストア:CDP バックアップからファイルをリストアする場合、ファイルレベルのインデックス作成は、バックアッププロセスではなく、リストアプロセス中に自動的に行われます。この方法により、バックアップジョブに必要な時間が短縮されます。CDP バックアップのファイルレベルのリカバリは、QoreStor ストレージデバイスバージョン 7.1.2 以降でのみ使用できます。 |
仮想マシン上の共有フォルダにファイルレベルのバックアップをリストアするには、以下のセクションで概説する手順に従います。
• |
NetVaultクライアントとターゲットの仮想マシンとの間でネットワーク・シェアを作成するには、以下の手順を使用します。
2 |
NetVault サーバで、バックアップジョブウィザードを開始して、[セレクション]リストの横にある[]をクリックします。 |
3 |
[NetVaultセレクション]ページで、プラグインがインストールされているNetVaultクライアントを開いて、次に[File System]を開きます。 |
4 |
[ネットワーク共有]をクリックして、コンテキスト・メニューから[ネットワークシェアを追加する]を選択します。 |
5 |
[新しいネットワークシェアを追加する]ダイアログ・ボックスで、以下の形式で共有ドライブのファイル・パスを指定します。 |
6 |
ネットワーク・シェアを追加してダイアログ・ボックスを閉じるには、[追加]をクリックします。 |
7 |
[ネットワーク共有]をクリックして、コンテキスト・メニューから[接続する]を選択します。 |
8 |
[接続の詳細]ダイアログ・ボックスで、以下の情報を入力します。 |
• |
[ドメイン]:共有フォルダが存在するシステムのWindowsドメイン名を入力します。 |
• |
[ユーザー名]:ドメイン管理者のユーザー名を入力します。ネットワーク・シェアのバックアップは、リストア時にファイルおよびディレクトリの権限をすべて取得できるように、ドメイン管理者のアカウントを使用して実行する必要があります。管理者グループに属するユーザーには、ドメイン管理者の権限はありません。 |
• |
パスワード:ユーザー・アカウントのパスワードを指定します。 |
9 |
接続の詳細を保存してダイアログ・ボックスを閉じるには、[OK]をクリックします。 |
© ALL RIGHTS RESERVED. 利用規約 プライバシー Cookie Preference Center