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NetVault Plug-in for FileSystem 13.0 - ユーザー・ガイド

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クイック保存機能を使用した項目のリストア

クイック保存機能を使用した項目の
リストア

リリース12.3以降では、Plug‑in for FileSystemユーザーはカタログ検索のクイック保存機能を使用して特定の項目を保存できます。この機能を使用するには、次の3つの前提条件があります。

•
NetVault 12.3以降をサーバーにインストールします。
•
サーバーでカタログ検索を設定します。
•
バックアップをカタログ化します。
クイック保存機能を使用して項目をリストアするには：
1
セーブセット内のファイルの検索の手順に従って、リストアする項目の検索を完了します。
 
* 
メモ： クイック保存は、10MB未満のファイルにのみ適用されます。検索でデフォルトのファイルサイズを10MBより大きいサイズに変更すると、デフォルトは自動的にリセットされます。
2
カタログ検索の結果ページで、項目の横にある省略記号（...）をクリックし、［項目の取得］を選択します。
NetVaultはNetVaultホームの一時ディレクトリにあるバックアップ・イメージから項目を取得します。リクエストが［イベント表示］ページに表示されます。
リクエストが完了し、リストアが開始されると、警告が表示されます。

メディア・リストの表示

［リストア・ジョブ作成 － セーブセットの選択］ページの［メディア・リスト］オプションを使用すると、バックアップの保存に使用するメディア・アイテムについての情報を表示できます。バックアップのデータ・セグメントおよびインデックス・セグメントについての詳細を表示できます。

セーブセットのメディアの詳細を表示するには：
1
［リストア ジョブ作成 － セーブセットの選択］ページで、目的のセーブセットを選択します。
2
［セーブセット情報］で［メディア一覧］をクリックします。
3
表示されるダイアログ・ボックスで、以下の詳細情報を参照できます。
•
バックアップ・サイズ：セーブセットの合計サイズがバイト数で表示されます。
•
データ・セグメント・テーブル：このテーブルには、データ・セグメントを含むメディア・アイテムに関する情報が表示されます。メディア・ラベル、メディア・グループ・ラベル、ストリームID、開始バイト数、終了バイト数、メディアの場所などの詳細情報を参照できます。
•
インデックス・セグメント・テーブル：このテーブルには、インデックス・セグメントを含むメディア・アイテムに関する情報が表示されます。メディア・ラベルおよびメディアの場所を参照できます。
4
［閉じる］をクリックしてダイアログ・ボックスを閉じます。

リストア時のデータ名または場所の変更

既存のコピーを上書きせずにファイルまたはディレクトリをリストアするために、リストア時にアイテムの名前または場所を変更することができます。

ファイルまたはディレクトリの名前または場所を変更するには：
1
「プラグインを使用したデータのリストア」のStep 1からStep 3を実行します。
2
名前を変更またはリロケートするファイルまたはディレクトリを選択して、［名前変更］をクリックします。
ルート・ディレクトリ（C:\、/など）は名前または場所を変更できません。
3
［名前変更/再配置］ダイアログ・ボックスで、以下の情報を指定します。
•
［名前変更］：選択したアイテムの新しい名前を入力します。ファイル名を指定するときは、拡張子を含めてください。拡張子を含めない場合は、リストアされたファイルに拡張子が付けられません。たとえば、ファイル「old.txt」の名前を変更するとき、［名前変更］ボックスに「new」と入力すると、リストアされたファイルに「.txt」拡張子が付けられません。
•
［再配置］：新しいリストア先のフル・パスを入力します。
 
* 
メモ： 場所を変更せずにアイテム名を変更する場合は、［名前変更］オプションのみを使用します。名前を変更せずにリストア先を変更す場合は、［リロケート］オプションのみを使用します。アイテム名を変更して、その場所も変更する場合は、両方のオプションを使用します。
［OK］をクリックしてダイアログ・ボックスを閉じます。
ダイアログ・ボックスを閉じると、プラグインはセレクション・ツリー内の対応するノードを更新して、ファイルまたはディレクトリの新しい名前と場所を表示します。
4
「プラグインを使用したデータのリストア」のStep 4からStep 9を実行します。

他のクライアントへのデータのリストア

リストア時に、別のクライアントにバックアップをリロケートすることができます。この手順は、サーバー移行やディザスタ・リカバリ操作時に役立ちます。

前提条件

リストアを開始する前に、以下の条件を満たしていることを確認する必要があります。

•
ターゲット・クライアントに対する、NetVaultサーバーまたはクライアント・ソフトウェアのインストール。ソフトウェアのバージョンは、元のサーバーまたはクライアントと同じかそれ以降である必要があります。
•
NetVaultサーバーにターゲット・クライアントを追加します。
リストア手順
他のクライアントにデータをリロケートするには：
1
「プラグインを使用したデータのリストア」のStep 1からStep 6を実行します。
2
［ターゲット・クライアント］リストで、リストア・ターゲットを選択します。
または、［選択］をクリックして、［クライアント指定選択］ダイアログ・ボックスでリストア・ターゲットを選択します。［OK］をクリックしてダイアログ・ボックスを閉じます。
3
「プラグインを使用したデータのリストア」のStep 8からStep 9を実行します。
 
* 
メモ： 他のクライアントにデータをリストアする際にも、［名前変更］および［リロケート］オプションを使用することができます。これらのオプションについての詳細は、「リストア時のデータ名または場所の変更」を参照してください。
関連ドキュメント

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