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NetVault Bare Metal Recovery 13.1.2 - Plug-ins ユーザー・ガイド

NetVault Bare Metal Recovery Plug-in の概要 NetVault Bare Metal Recovery の展開 Plug-in Offline Client の使用
Plug-in Server:概要 Plug-in Server のインストールと削除 Plug-in Offline Client で使用するための Plug-in Server の設定 Plug-in Offline Client を使用した NetVault Bare Metal Recovery Client の起動 Plug-in Offline Client を使用したデータのバックアップ Plug-in Offline Client を使用したデータのリストア
NetVault Bare Metal Recovery Plug-in Live Client の使用
Plug-in Live Client 概要 Plug-in Live Client で使用するための Plug-in Server の設定 Plug-in Live Client のインストールと削除 Plug-in Live Client を使用したデータのバックアップ Plug-in Offline Client を使用した NetVault Bare Metal Recovery Client の起動 Plug-in Live Client を使用したデータのリストア
NetVault Bare Metal Recovery の P2V(物理から仮想)リカバリ  トラブルシューティング

Plug-in Live Client for Windows を使用した物理マシンへのリストア

以下のトピックでは、Plug-in Live Client バックアップを、バックアップに使用されたマシンと同じハードウェア構成を持つ物理マシンにリカバリするのに必要な手順について説明します。

Plug-in Live Client for Windows を使用して物理マシンにリストアするための前提条件

Plug-in Live Clientバックアップのリストア手順は、デリケートな作業です。リストアの設定と実行前に、以下に示した前提条件を満たす必要があります。

Windows Server 2012 以降のクライアントで、BitLocker を使用して暗号化したボリュームは、リストア時に暗号化が解除されます。BitLocker を使用している場合、マシンをリストアした際に暗号化を再び有効にします。

Windows は VSS の既存のスナップショットを使用して Windows Server 2012 以降にシャドウコピーを実装します。リストアされた場合、Windows はこれらのシャドウコピーを正しく認識しません。そうしたシャドウ・コピーはシステムには認識されず、ディスクの空き容量を消費します。

Microsoft では、シャドウコピーのバックアップを推奨していません。しかし、Plug-in Live Clientはブロック・レベルでのバックアップを行うため、スナップショット・ファイルを除外してバックアップすることができません。リカバリしたボリュームでスナップショットファイルを手動で削除し、シャドウコピーを再び有効にします。

シャドウコピーの削除手順の詳細については、http://technet.microsoft.com/en-us/library/cc776119.aspx を参照してください。

シャドウコピー用に空き容量を割り当てる手順の詳細については、http://technet.microsoft.com/en-us/library/cc776483.aspx を参照してください。

さらに、Questでは、シャドウ・コピーに割り当てる容量を300 MBに制限することを推奨します。この手順により、キャッシュファイルが削除されます。あるいは、シャドウ・コピーを無効にします。

詳細については、http://technet.microsoft.com/en-us/library/cc753975.aspx の Microsoft のリンクでシャドウコピーに推奨されている実施例を参照してください。

Windows Server 2012 以降では、リストア後、新規に検出されたパーティションに自動でドライブ文字を
割り当てます。この動作は、
diskpart.exe コマンドを使用して制御できます。詳細については、http://technet.microsoft.com/en-us/library/cc773140.aspx を参照してください。

NetVault Bare Metal Recovery Client 上のターゲットデバイス名(「Disk 0 (IDE)」など)がバックアップ時の名前と一致している必要があります。

Plug-in Offline Client を使用して対象となる NetVault Bare Metal Recovery Client を起動し、DR イメージのリストア準備を行う必要があります。起動ルーチンを完了するには、Plug-in Offline Client を使用した NetVault Bare Metal Recovery Client の起動の手順に従います。

リストア先の NetVault Bare Metal Recovery Client マシンが Plug-in Server にアクセス可能である必要があります。以下のトピックでは、この確認手順について概説します。

2
[NetVaultバックアップ]ウィンドウにアクセスし、目的のクライアント・マシンがNetVault Bare Metal Recovery Clientとして追加されていることを確認します。
c
[Bare Metal Recovery Client の編集]ダイアログボックスが表示されます。データを正しいことを確認し、必要に応じて変更します。
4
Plug-in Server の[NetVault バックアップ]ウィンドウを閉じ、Plug-in Live Client を使用してデータをリストアするリストア手順のトピックに進みます。

Plug-in Live Client を使用してデータをリストアするリストア手順

以下のトピックでは、物理マシンに Plug-in Live Client バックアップをリストアする方法について説明します。

2
[ナビゲーション]パネルで、[リストア・ジョブ作成]をクリックします。
3
[リストアジョブ作成 - セーブセットの選択]ページで、[プラグインタイプ]リストから[Plug-in Server]を選択します。
4
セーブセットのテーブルに表示されている項目をさらにフィルタリングするには、[クライアント][日付][ジョブID]リストを使用します。
セーブセットを選択すると、以下の情報が[セーブセット情報]に表示されます。ジョブID、ジョブ・タイトル、サーバー名、クライアント名、プラグイン名、セーブセットの日時、リタイア設定、増分バックアップかどうか、アーカイブかどうか、セーブセットのサイズ、スナップショットベースのバックアップかどうかなど。
7
[セレクション・セット作成]ページに利用可能な各ディスクが表示されます。目的のディスクの左に表示されているボックスをクリックして、リストア対象として選択します。
8
[次へ]をクリックします。
1
[セレクションセット作成]ページで、 をクリックし、[リストアタイプ]として[物理マシン](デフォルト)を選択します。
[物理マシン]が選択されている場合、[物理リカバリ・オプション]フレームに[リストア名]フィールドが表示されます。デフォルトで、バックアップ元の NetVault Bare Metal Recovery Client の NetVault 名([セレクションセット作成]ページで選択したセーブセットから決定される名前)が表示されます。この名前は、Plug-in Serverで作成したクライアントに関連付けられています。このフィールドを利用すると、リストアしたデータをスタンバイ NetVault Bare Metal Recovery Client へ再配置できます。この手順とオプションの使用について詳しくは、Plug-in Offline Client を使用したスタンバイ NetVault Bare Metal Recovery Client へのデータのリカバリを参照してください。
ブートに必須のデバイスドライバのロード:異なるマスストレージコントローラを使用する異なるハードウェアをリストアする場合は、このオプションを選択します。このオプションを選択すると、[起動 - 重要なドライバディレクトリ][ドライバロードのみ]のオプション両方が利用可能になります。
ブートに必須のドライバディレクトリ[ロード起動 - 重要なデバイスドライバ]オプションを選択した場合、マスストレージコントローラ用のドライバが格納されているローカルドライブへの完全パスを入力します。
ドライバロードのみ:以前にリストアを完了したが[起動 - 重要なドライバディレクトリ]フィールドに間違った位置を指定した場合、このオプションを利用してリストアプロセスのドライバロード部分を再び実行できます。このオプションにより、データのリストアは再実行不要になりますが、正しいドライバをロードする必要があります。[起動 - 重要なドライバディレクトリ]フィールドに正しいパスを入力したかを確認してください。デフォルトでは、[ロード起動 - 重要なデバイスドライバ]オプションは選択されていますが、これを選択解除しないよう注意してください。解除すると[ドライバロードのみ]オプションが機能しなくなります。

最終ステップには、[スケジュール]、[ソース・オプション]、および[詳細設定]ページの追加オプション設定、ジョブの実行、および[ジョブ・ステータス]と[ログ参照]ページからの進捗状況の監視が含まれています。これらのページとオプションは、すべてのNetVaultプラグインに共通しています。詳細については、『Quest NetVault アドミニストレーターズガイド』を参照してください。

1
設定を保存するには、[OK]、続いて[次へ]をクリックします。
2
デフォルト設定を使用しない場合は、[ジョブ名]に、ジョブの名前を指定します。
3
[クライアント指定]リストで、マシンリストから[NetVault Server]を選択します。Plug-in Live Client バックアップのリストアは NetVault Server 経由で実行する必要があります。
ヒント:[選択]をクリックして、[クライアント指定選択]ダイアログ・ボックスから適切なクライアントを検索、選択することもできます。
この手順により、選択したマシンがターゲットとして指定されます。この設定は、[リストア名]オプションとともに機能して、リストアを適切にルート設定します。
4
[スケジュール]および[詳細設定]リストを使って、その他の必要なオプションを設定します。
5
[保存]または[保存 & 実行]の、どちらか適切な方をクリックします。
[ジョブ・ステータス]ページで進捗状況を監視したり、[ログ参照]ページでログを表示したりできます。詳細については、『Quest NetVault アドミニストレーターズガイド』を参照してください。
[リストア名]フィールドに名前を入力する際には、対象となるマシンの NetVault マシン名を、大文字と小文字の区別も含め正確に入力してください。NetVaultマシン名は、[クライアント管理]ページで確認できます。
前述のように、ローカルにインストールされている Plug-in Server コンポーネントを利用するため、このタイプのリストアは NetVault Server 経由で行います。この手順では、すべてのリストアデータは、NetVault Server ではなく[リストア名]フィールドで指定した名前のマシンに書き込まれます。

Plug-in Live Client for Windows を使用した VMDK イメージとしてのデータのリストア

以下のトピックでは、VMDK イメージに Plug-in Live Client バックアップをリカバリし、それを VMware で作成した VM にアタッチするために必要な手順について説明します。このプロセスにより、物理マシンのバックアップを VM に変換できます。

Plug-in ServerをNetVault Serverにインストールする必要があります。

この手順には、以下のトピックで説明する手順が含まれています。

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