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テーブル・レベルのリカバリでは、until句を使ってリカバリする状態を定義する必要があります。 |
以下は、Oracleユーザーsalesの3つのテーブルを、完全自動補助インスタンスを使用して、特定のSCNにリカバリする例です。必要なファイルはリカバリ実行前に作成したLinuxまたはUNIXのディレクトリ、/oracle/nvbu_pitr_auxiliary_destinationに保管されます。
同様だけれども特定の日時を使用し、Windowsサーバ環境をベースにした例:
以下の例はremap tableオプションを使って、選択した3つのテーブルの中の2つを、別名の新しいテーブルにリカバリします。3番目のテーブルはオリジナルと同じ名前でリカバリされます。
デフォルトでRMANは、リカバリしたテーブルまたはテーブル・パーティションをターゲット・データベースにインポートします。インポート前、テーブルはエクスポート・ダンプ・ファイルに保管されます。NOTABLEIMPORTオプションを使って、RMANによるリカバリされたテーブルまたはテーブル・パーティションのインポートを防止することができます。このオプションを使用すると、テーブルは特定の時点にリカバリされ、エクスポート・ダンプ・ファイルは作成されますが、ターゲット・データベースにダンプ・ファイルはインポートされません。その時点で補助インスタンスを使って、テーブルを分析することができます。または、Oracle Data Pump Importユーティリティを使って、ダンプ・ファイルをターゲット・データベースに手動でインポートすることができます。
「RMANリストアの実行」で説明している手順に加えて、テーブル・レベルのリカバリに対しては以下のオプションが適用されます。
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['System Change Number'ベース]オプションを選択した場合、プラグインはRMANに、テーブル・リカバリ時にuntil scn句を使用するように指示します。例:until scn 5555638 |
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[ログ・シーケンス・ベース]オプションを選択した場合、プラグインはRMANに、テーブル・リカバリ時にuntil sequence <番号> thread <番号>句を使用するように指示します。例:until sequence 38 thread 1 |
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[タイム・ベース]オプションを選択した場合、プラグインはRMANに、テーブル・リカバリ時にuntil time句を使用するように指示します。例:until time "to_date('2013/11/23 06:59:00', 'yyyy/mm/dd hh24:mi:ss')" |
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[Auxiliary Destination]フィールドに、補助インスタンスが必要なすべてのファイル(制御ファイルのコピー、アーカイブ・ログ、データファイルなど)の保管に使用するディレクトリ(フル・パス)を指定します。 |
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[Recover table]フィールドに、テーブル・レベルのリカバリの一環としてリカバリ・テーブルに含める、テーブルのカンマ区切りリストを入力します。 |
重要: 共通ユーザーからのテーブルをリストする場合は、二重引用符を使用します。SQL*Plusは、C##またはc#を含む文字列を使用するテーブルのクエリを受け付け、二重引用符を除外しますが、RMANはそうではありません。 |
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[Remap table]フィールドに、必要に応じてテーブル・レベル・リカバリの一環として、名前を変更するテーブルのカンマ区切りリストを入力します。 |
Plug‑in for Oracleは、制御ファイルがマウントされリカバリ・カタログ・データベースがコマンド実行で使用可能であれば、RMANバックアップの実行時に自動的にリカバリ・カタログの完全または部分再同期化を実行します。
以下の場合、RMANのRESYNC CATALOGコマンドを使用して、手動による完全再同期化を実行できます。
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手動によるRESYNC CATALOGコマンドの実行はそれほど必要ありません。詳細については、『Oracle Database Backup and Recovery Advanced User's Guide』の「Using CROSSCHECK to Update the RMAN Repository」を参照してください。
リカバリ・カタログの完全再同期化を強制的に実行するには、以下の手順に従います。
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