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NetVault 11.4.5 - リファレンス・ガイド

前書き はじめに コマンドライン・ユーティリティの使用
クライアント固有ユーティリティ デバイス固有ユーティリティ メディア固有ユーティリティ ジョブ固有ユーティリティ ログ固有ユーティリティ その他のユーティリティ
nvreportユーティリティの使用

nvjobdelete

指定した条件に一致するジョブを削除します。

-servername

ターゲットのNetVault Backupサーバー名を指定します。

-jobid

削除するジョブのIDを指定します。このオプションで指定できるジョブIDは1つのみです。

-type

削除するジョブのタイプ(backupまたはrestore)を指定します。

このオプションは、特定のジョブ・タイプを削除する場合に使用します。すべてのジョブ・タイプを削除する場合は、このオプションを使用しないでください。

-jobrange

削除する必要のある一連のジョブに該当するジョブID番号の範囲を指定します。開始ジョブID番号と終了ジョブID番号の間はハイフンで区切ります。

例:

-jobrange 30-45

-jobtitle

削除するジョブの名前を指定します。フルネームを指定し、引用符で囲む必要があります。

例:

-jobtitle “Full_Backup_1”

-jobtitleオプションは1つのジョブを削除します。

-jobrangeオプションと-jobtitleオプションを併用すると、同じジョブ・タイトルを使用する複数のジョブを削除できます。

-client

ジョブのターゲットとしての役割を果たすNetVault Backupクライアント名を指定します。指定したクライアントのすべてのジョブを削除するには、このオプションを使用します。

-client “NV_Client_MKTG”

-plugin

ジョブの実行に使用するプラグイン名を指定します。特定のプラグインを使って実行されたすべてのジョブを削除する場合は、このオプションを使用します。プラグイン名は、引用符で囲む必要があります。

例:

-plugin “File System”

-selectionsetname

ジョブの作成で使用したバックアップまたはリストア・セレクション・セット名を指定します。

-schedulesetname

ジョブの作成で使用したスケジュール・セット名を指定します。

-targetsetname

ジョブの作成で使用したターゲット・セット名を指定します。

-advoptssetname

ジョブの作成で使用した詳細設定オプション・セット名を指定します。

-force

実行がスケジュールされている、一致するジョブを削除します。

他のオプションが設定した条件に一致するジョブがキュー内にある(後で実行するようにスケジュールされている)場合、削除を試みるとすべて失敗します。このようなジョブを削除するには、「-force」オプションを使用します。

-scheduleonly

NetVaultデータベースからジョブを削除することなく、ジョブ・キューからジョブを削除します。このオプションは、-forceの代わりに使用します。

-version

マシンにインストールされているNetVault Backupディストリビューションのビルド日付を表示します。

この注意事項は、nvjobdeleteコマンドで以下のオプションを使用する場合に該当します。
特定のジョブを削除するには、オプションを組み合わせて使用します。たとえば、-jobrangeオプションを-pluginオプションと共に指定すると、指定したジョブIDの範囲に該当するジョブのみが削除されます。

nvjobhold

ジョブを保留します。nvjobresumeユーティリティを使用すると、ジョブを後で再開できます。

表53. nvjobhold

-servername

ジョブを管理するNetVault Backupサーバー名を指定します。

このオプションは、リモート・サーバーがジョブを管理する場合に必要になります。ジョブを管理するのがローカル・サーバーの場合は、このオプションを省略できます。サーバー名では、大文字と小文字を区別します。

-jobid

保留するジョブのIDを指定します。このオプションで指定できるジョブIDは1つのみです。

-phaseid

フェーズIDを指定します。

このオプションは、特定のフェーズを保留にする場合に使用します。このオプションを省略すると、指定したジョブのすべてのスケジュール・フェーズが保留されます。

-version

マシンにインストールされているNetVault Backupディストリビューションのビルド日付を表示します。

nvjoblist

すべてのアクティブなジョブを表示します。出力は、固定列の形式で表示されます。

表54. nvjoblist

-servername

ジョブを管理するNetVault Backupサーバー名を指定します。

このオプションは、リモート・サーバーがジョブを管理する場合に必要になります。ジョブを管理するのがローカル・サーバーの場合は、このオプションを省略できます。サーバー名では、大文字と小文字を区別します。

-delimiter

区切り文字として使用する文字を指定します。デフォルトでは、区切り文字として空白文字が使用されます。

-title

ジョブの名前を指定します。指定した名前のすべてのジョブを表示するには、このオプションを使用します。フルネームを指定し、引用符で囲む必要があります。

例:

-title “Full_Backup_1

-noheader

ヘッダ行を表示しないようにします。

-runinfo

出力に実行ステータスおよび次回の実行時刻を含めます。

-version

CLIツールのバージョン番号と、マシンにインストールされているNetVault Backupディストリビューションのビルド日付を表示します。

nvjobmodify

ジョブ定義を変更します。

-jobid

変更するジョブのIDを指定します。

-jobid 56

-jobnameオプションを指定する場合、このオプションは不要です。

-jobname

変更するジョブの名前を指定します。ジョブ名は、引用符で囲む必要があります。

NetVault Backupサーバー上の複数のジョブの名前が同じ場合、このコマンドは失敗します。このような場合は、-jobidオプションを使用する必要があります。

-type

変更するジョブのタイプ(backupまたはrestore)を指定します。

-change

ジョブ定義をどのように変更するかを指定します。このオプションでは、値を何個でも指定できます。変更することなく、ジョブを開始する場合は、このオプションを省略できます。

-changeオプションの<Change description>変数の形式は次のとおりです。

<item>[:<field>]=<value>

<item>では、Title、Set、Optionsのいずれかの値を取ることができます。

<field>では、変更対象のアイテム内の特定のフィールドを呼び出します。

<value>は選択したフィールドの新しい設定です。

以下のアイテムを変更します。

タイトル:ジョブ名を変更します。
Set:ジョブの定義に使用するセットを変更します。<value>では、新しいセット名を指定します。<field>では、以下のいずれかの値を取ることができます。
BS:バックアップ・セレクション・セット
BO:バックアップ・オプション・セット
S:スケジュール・セット
BT:バックアップ・ターゲット・オプション・セット
AB:バックアップ詳細設定セット
RS:リストア・セレクション・セット
AR:リストア詳細設定セット

 

オプション:ジョブのバックアップ・オプションを変更します。

-submit

ジョブをスケジュールします。このオプションは作成されたものの、スケジュールされていないジョブを単独でスケジュールする場合にも使用できます。

-parameter

パラメータ・ファイルからオプションを読み取ります。

パラメータ・ファイルは、任意のテキスト・エディタを使用して作成できます。1行に1つのオプションとその値を指定し、オプションの前の「-」は省略します。オプションと値を区切るには、スペースまたはタブを使用します。コメントを含めるには、その行の先頭に「#」文字を付けます。

# nvjobmodify example file

jobname Backup File System 10-15

type backup

change Set:BS=selectionsetcli

このファイルは、次のように、-parameterオプションと併用できます。

./nvjobmodify -parameter example.txt

-assign

変更の説明で使用する代入演算子を指定します。デフォルトの代入演算子は「=」文字です。古い値または新しい値に「=」文字が含まれている場合、このオプションを指定する必要があります。

-delimit

変更の説明で区切り文字として使用する文字を指定します。デフォルトの区切り文字は「:」文字です。古い値または新しい値に「:」文字が含まれている場合、このオプションを指定する必要があります。

-version

マシンにインストールされているNetVault Backupディストリビューションのビルド日付を表示します。

以下のコマンドでは、Plug-in for FileSystemを使用して、フル・バックアップではなく増分バックアップを実行するようにジョブ「Backup File System 10-15」が変更されます。
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