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NetVault Plug-in for Exchange 11.1 - ユーザー・ガイド

NetVault Backup Plug-in for Exchange - はじめに Exchangeデータ保護戦略の定義 Exchange Serverシステム構築計画 プラグインのインストールと削除 プラグインの設定 データのバックアップ データのリストア
リストアとリカバリの概要 プラグインを使用したデータのリストア 高度なリストア手順の使用
トラブルシューティング

DAG環境用にリストア後の手順を実行する

[リカバリ後にデータベース・レプリケーションを更新]オプションを使用しなかった場合、Exchange管理コンソールまたはシェルを使用してデータベース・コピーを手動でコピーします。詳しくは、http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dd351100.aspxの「メールボックス データベース コピーの更新」を参照してください。

リストア・シーケンス例

10個の連続増分バックアップのリカバリから、ひとつのフル・バックアップのリカバリまで、プラグインを使用したすべてのリストア・シナリオは、NetVault Backupでリストア・シーケンスとして表示されます。従って、データを正常にリカバリするには、以下の詳細手順に従う必要があります。以下のトピックでは、さまざまなバックアップ・タイプのリストアに必要な手順の例を示します。これらの例では、非連続レプリケーション環境が構築されていることを前提としています。

スタンドアロン・フル・バックアップのリストア

単一のフル・バックアップのリストアも、Plug‑in for Exchangeではリストア・シーケンスとして表示されます。従って、スタンドアロン・フル・バックアップを正常にリストアし、Exchangeを使用してリカバリ・データを利用可能にするには、以下の手順に従う必要があります。

1
[ナビゲーション]パネルで、[リストア・ジョブ作成]をクリックします。
2
[リストア・ジョブ作成 - セーブセットの選択]ページで、[プラグイン・タイプ]リストから[Plug‑in for Exchange]を選択します。
4
[セレクション・セット作成]ページで、リストアするオブジェクトを選択します。
たとえば、インフォメーション・ストア全体やリストア対象データの選択で示されているような破損データベースのみなど。
6
[プラグイン・オプションの編集]をクリックして、[リストアおよびリカバリ・オプション]タブで以下のオプションを選択します。
[バックアップ・タイプ][フル]にラベルされていることを確認します。
[リストア方法]セクションに、[Extensible Storage Engine (ESE)]または[Volume Shadow Copy Services (VSS)]を選択します。
[リストアオプション]セクションで、[バックアップからファイルをリストアします]を選択し、[パラレル・ストリームの最大数]を入力し、[リストア前にデータベースのマウントを解除]を選択します。
[リカバリオプション]セクションで、[リカバリの実行]を選択し、次に[リカバリ後のデータベースをマウントする]を選択します。VSSリストア方法を使用する場合、[リカバリ完了を確認する][現在のログを再生]および[リカバリ後のテンポラリ・ログ・ファイルを削除する]オプションが選択されていることを確認します。
7
[セキュリティ]タブをクリックし、適切な[認証詳細]を入力します。

増分バックアップ・シーケンスのリストア

たとえば、毎週日曜日の夜11:00にフル・バックアップが実行され、さらに月曜日から土曜日の午後11:00に増分バックアップが実行されているとします。リカバリは水曜日に実行されているので、日曜日のフル・バックアップと、続く月曜日、火曜日の増分バックアップがリストアされる必要があります。

増分バックアップ・シーケンスのリカバリを実行するには、以下のトピックで説明する手順に従います。

1
[ナビゲーション]パネルで、[リストア・ジョブ作成]をクリックします。
2
[リストア・ジョブ作成 - セーブセットの選択]ページで、[プラグイン・タイプ]リストから[Plug‑in for Exchange]を選択します。
4
[セレクション・セット作成]ページで、リストアするオブジェクトを選択します。
たとえば、インフォメーション・ストア全体やリストア対象データの選択で示されているような破損データベースのみなど。
6
[プラグイン・オプションの編集]をクリックして、[リストアおよびリカバリ・オプション]タブで以下のオプションを選択します。
[バックアップ・タイプ][フル]にラベルされていることを確認します。
[リストア方法]セクションに、[Extensible Storage Engine (ESE)]または[Volume Shadow Copy Services (VSS)]を選択します。
[リストアオプション]セクションで、[バックアップからファイルをリストアします]を選択し、[パラレル・ストリームの最大数]を入力し、[リストア前にデータベースのマウントを解除]を選択します。
[リカバリオプション]セクションで、[リカバリを実行する]オプションを選択解除します。その他すべてのオプションはグレーアウト表示されます。
7
[セキュリティ]タブをクリックし、適切な[認証詳細]を入力します。
1
[ナビゲーション]パネルで、[リストア・ジョブ作成]をクリックします。
2
[リストア・ジョブ作成 - セーブセットの選択]ページで、[プラグイン・タイプ]リストから[Plug‑in for Exchange]を選択します。
4
[セレクション・セット作成]ページで、リストアするオブジェクトを選択します。
5
[プラグイン・オプションの編集]をクリックして、[リストアおよびリカバリ・オプション]タブで以下のオプションを選択します。
[バックアップ・タイプ][増分]にラベルされていることを確認します。
[リストア方法]セクションに、[Extensible Storage Engine (ESE)]または[Volume Shadow Copy Services (VSS)]を選択します。
[リストアオプション]セクションで、[バックアップからファイルをリストアします]を選択し、[パラレル・ストリームの最大数]を入力します。
[リカバリオプション]セクションで、[リカバリを実行する]オプションを選択解除します。その他すべてのオプションはグレーアウト表示されます。
6
[セキュリティ]タブをクリックし、適切な[認証詳細]を入力します。
8
シーケンスでの最後の増分を除き、Step 1Step 7をすべての追加増分バックアップに順番通りに繰り返します。
2
[リストア・ジョブ作成 - セーブセットの選択]ページで、[プラグイン・タイプ]リストから[Plug‑in for Exchange]を選択します。
4
[セレクション・セット作成]ページで、前述したすべての増分バックアップのリストア・ジョブでリストアされたデータ・アイテムを参照し、リストア用にそれらとまったく同一のアイテムを選択します。
5
[プラグイン・オプションの編集]をクリックして、[リストアおよびリカバリ・オプション]タブで以下のオプションを選択します。
[バックアップ・タイプ][増分]にラベルされていることを確認します。
[リストア方法]セクションに、[Extensible Storage Engine (ESE)]または[Volume Shadow Copy Services (VSS)]を選択します。
[リストアオプション]セクションで、[バックアップからファイルをリストアします]を選択し、[パラレル・ストリームの最大数]を入力します。
[リカバリオプション]セクションで、以下のオプションを選択します。
最新の差分バックアップがリストア用に選択されている場合、[現在のログを再生]オプションを選択します。リストア用に選択された差分バックアップが最新でない場合、つまり利用可能な最後の差分バックアップ・ジョブの前の特定時点へExchange Serverをリストアしている場合、[現在のログを再生]を選択解除します。
6
[セキュリティ]タブをクリックし、適切な[認証詳細]を入力します。
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