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NetVault 12.1 - リファレンス・ガイド

前書き はじめに コマンドライン・ユーティリティの使用
クライアント固有ユーティリティ デバイス固有ユーティリティ メディア固有ユーティリティ ジョブ固有ユーティリティ ログ固有ユーティリティ その他のユーティリティ
nvreportユーティリティの使用

nvsetmedia

メディアを選択または選択解除して、読み取り専用、再使用可能、読み取り/書き込みの操作を指定します。

メモ: Nvsetmedia コマンドが受け取るのは、1度に1つの操作のみです。

-servername

ジョブを管理するNetVault Backupサーバー名を指定します。

このオプションは、リモート・サーバーがジョブを管理する場合に必要になります。 ジョブを管理するのがローカル・サーバーの場合は、このオプションを省略できます。 サーバー名は、大文字と小文字を区別します。

-libraryname

ターゲット・メディア・アイテムを含むライブラリの名前を指定します。

-drivename

ターゲット・メディア・アイテムを含むドライブの名前を指定します。

-barcode

ターゲット・メディア・アイテムのバーコードを指定します。

-medialabel

ターゲット・メディア・アイテムのラベルを指定します。

このオプションは、メディア・ラベルで検索する場合のみ使用します。 メディア・ラベルにスペースが含まれている場合は、二重引用符("")で囲みます。

例: “Full DB Backups”

メディア・ラベルが、すべての使用可能なデバイス内のメディアで一意でない場合は、このオプションに‑librarynameまたは-drivenameを付けて使用します。

-slotspec

ターゲット・メディア・アイテムが存在するライブラリの名前とスロット番号を指定します。

この2つの値は、二重コロン区切り文字(::)を使用して区切る必要があります。 このオプションは、ライブラリ・スロットで検索する場合のみ使用します。

Nvsetmediaでは、読み取り専用、使用不能、使用可能、読み取り/書き込みなど各種の操作を実行できます。

-readonlyの操作は、メディア・アイテムに読み取り専用モードのマークを付けるため、書き込み操作では許可されません。 ただし、バックアップ・ジョブの復元は可能です。
-unusableの操作は、メディアが破損しているか使用に適していない場合、メディアに使用不可のマークを付けます。 表示することはできますが、操作は行えません(読み取りまたは書き込み)。
-usableの操作は、メディア・アイテムに使用可能のマークを付けます。メディアの以前の状態は変わりません(readonlyまたはreadwrite)。
-readwriteの操作は、メディア・アイテムに読み取り/書き込みのマークを付けます。いずれの操作も実行できます。

「VM-WIN2012-R2」サーバーにローカルに接続されている「Windows_Library」ライブラリのメディアにreadonlyのマークとCHK2Y005のバーコードを付けます。

./nvsetmedia –servername “VM-WIN2012-R2” -readonly -barcode "CHK2Y005"

NetVault Backupサーバーにローカルに接続されている「TapeLibrary」ライブラリのメディアにreadwriteのマークと「Media5」のラベルを付けます。

./nvsetmedia -readwrite -medialabel "Media5"

NetVault Backupサーバーにローカルに接続されている「VTL」ライブラリのスロット5のメディアにusableのマークを付けます。

nvsetmedia.exe –usable -slotspec “VTL::5”

nvbulkblankmedia

指定したライブラリの1つ以上のメディア・アイテムをブランクにします。

-libraryname

ターゲット・メディア・アイテムを含むライブラリの名前を指定します。

-barcode

ターゲット・メディア・アイテムのバーコードを指定します。

-medialabel

ターゲット・メディア・アイテムのラベルを指定します。

このオプションでは、任意の長さの文字列を表すワイルド・カード文字"*"を使用できます。 メディア・ラベルに"*"文字が含まれている場合は、バックスラッシュ文字(\)を使用して"*"をエスケープします。 たとえば、「media*star」というラベルの付いたメディア・アイテムを空にするには、‑medialabelオプションを次のように指定します。

-medialabel “media\*star

-allmedia

指定したライブラリのすべてのメディア・アイテムをブランクにします。

-password

NetVault Backupサーバーのパスワードを指定します。

NetVault Backupサーバーにパスワードが設定されていない場合は、システムのrootまたは管理者パスワードを指定します。

-wait

タスクが完了するまで待機します。

nvexportmedia

テープ・ライブラリから1つのメディアをその入口/出口ポート(EEPort)にエクスポートします。

-servername

ジョブを管理するNetVault Backupサーバー名を指定します。

このオプションは、リモート・サーバーがジョブを管理する場合に必要になります。 ジョブを管理するのがローカル・サーバーの場合は、このオプションを省略できます。 サーバー名では、大文字と小文字を区別します。

-barcode

ターゲット・メディア・アイテムのバーコードを指定します。

-medialabel

ターゲット・メディア・アイテムのラベルを指定します。

このオプションは、メディア・ラベルで検索する場合のみ使用します。 メディア・ラベルにスペースが含まれている場合は、二重引用符("")で囲みます。

例: “Full DB Backups”

-slotspec

ターゲット・メディア・アイテムが存在するライブラリの名前とスロット番号を指定します。 この2つの値は、二重コロン区切り文字(::)を使用して区切る必要があります。 このオプションは、ライブラリ・スロットで検索する場合のみ使用します。

-wait

タスクが完了するまで待機します。

nvlabelmedia

このユーティリティを使用して、新しいメディア・アイテムにラベルを付けたり、既存のメディア・アイテムのラベルを付け直しします。

-servername

ジョブを管理するNetVault Backupサーバー名を指定します。

このオプションは、リモート・サーバーがジョブを管理する場合に必要になります。 ジョブを管理するのがローカル・サーバーの場合は、このオプションを省略できます。 サーバー名では、大文字と小文字を区別します。

-barcode

ターゲット・メディア・アイテムのバーコードを指定します。

-medialabel

ターゲット・メディア・アイテムのラベルを指定します。

このオプションは、メディア・ラベルで検索する場合のみ使用します。 メディア・ラベルにスペースが含まれている場合は、二重引用符("")で囲みます。

例: “Full DB Backups”

-slotspec

ターゲット・メディア・アイテムが存在するライブラリの名前とスロット番号を指定します。 この2つの値は、二重コロン区切り文字(::)を使用して区切る必要があります。 このオプションは、ライブラリ・スロットで検索する場合のみ使用します。

-newlabelname

選択したメディアの新しいラベルを指定します。 新しいメディア・ラベルにスペースが含まれている場合は、スペースの代わりにアンダースコア(_)を使用します。

例: “new_label_1”

-newgroupname

選択したメディアの新しいメディア・グループを指定します。 新しいメディア・グループのラベルにスペースが含まれている場合は、スペースの代わりにアンダースコア(_)を使用します。

例: “new_group_1”

-newoffsitelocation

選択したメディアの新しいオフサイトの場所を指定します。

-wait

タスクが完了するまで待機します。

既存のバックアップを含むメディア・アイテムのラベルを付け替えるには、まず、nvblankmediaコマンドを使用してそのラベルをブランクにするか、nvreusemediaコマンドを使用してそのラベルを再利用可能としてマークします。
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