このデモでは、名前付きpostキューを使用して、テーブルごとに異なる並列ポストプロセスで処理し、パフォーマンスを向上させる方法を示します。
注意: デモオブジェクトがsplexというスキーマにあることを前提としています。
以下の手順でレプリケーション環境をクリーンアップします。
前のデモを実行した場合は、以下を実行します。
ソースおよびターゲット上でsp_ctrlを実行し、以下のコマンドを実行してsp_copを停止します。
sp_ctrl(source)shutdown
sp_ctrl(target)shutdown
ソースで、splex.demo_srcをTRUNCATEします。SharePlexはこのTRUNCATEをターゲットにレプリケートします。
truncate table splex.demo_src;
ソースシステムで以下の手順を実行します。デモオブジェクトがsplexというスキーマにあることを前提としています。
以下を設定します。
sp_ctrlを実行します。
以下のコマンドを発行して、デフォルトのテキストエディタでpostq_configという名前の設定ファイルを作成します。
sp_ctrl(source)>create config postq_config
設定テンプレートの説明に従って、テキストエディタで適切なテンプレートに基づいて設定ファイルを作成します。コンポーネント(ソース指定、ターゲット指定、ルーティングマップ)の文字と文字の間にはスペースを入れず、各コンポーネントの間には少なくとも1つのスペースを入れます。
sp_ctrlで、設定ファイルが正常にアクティベーションされることを確認します。
sp_ctrl(source)>verify config postq_config
datasource:o.source_SID | ||
splex.demo_src |
splex.demo_dest |
target_system:q1@o.target_SID |
splex.demo_dest |
splex.demo_src |
target_system:q2@o.target_SID |
ここで:
datasource:o.source_SID | ||
splex.demo_src |
splex.demo_dest |
target_system:q1@r.database_name |
splex.demo_dest |
splex.demo_src |
target_system:q2@r.database_name |
ここで:
重要!スクリプトは、必ず「デモのための事前の作業ページに記載されているとおりに作成してください。
ソースシステムで以下の手順を実行します。設定をアクティベーションすると、SharePlexは、指定されたソースデータに行われたトランザクションの変更をキャプチャする準備が整います。
設定をアクティベーションするには、以下の手順を実行します。
設定をアクティベーションします。
sp_ctrl(source)>activate config postq_config
注意: 設定名では大文字と小文字が区別されます。
設定が正常にアクティベーションされたことを確認します。「File Name(ファイル名)」の下に「postq_config」という名前が表示され、「State(状態)」の下に「Active」と表示されます。
sp_ctrl(source)>list config
ソース上で以下のスクリプトを実行し、2つのローカルデモテーブルにデータを挿入します(このデモでは、demo_destテーブルがソースとして使用されています)。
postキューを表示するには、以下の手順を実行します。
ターゲットで、detailオプションを指定してshowpostコマンドを実行します。このコマンドは、処理されたメッセージ数と使用されたキューに関する統計を表示します。
sp_ctrl(target)> show post detail
出力では、「Queue」フィールドに各postキューの名前(この場合はq1とq2)が表示され、「Operations Posted」フィールドにポストされた操作の数が表示されます。各キューにはポストされた500の操作が表示されるはずです。
この章ではSharePlexの一部の機能をデモします。以下の演習は、UnixおよびLinuxシステム上で実行し、デモすることができます。
注意:
|
デモを開始する前に、以下のタスクを実行します。
ソースで、SP_OCT_REPLICATE_DDLパラメーターがデフォルトの「3」に設定されていることを確認します。このパラメーターは、TRUNCATEコマンドを含む基本的なDDLレプリケーションを制御します。
sp_ctrl(source)>list param modified capture
SP_OCT_REPLICATE_DDLパラメーターは出力にリストされません。リストされている場合は、次のコマンドを発行します。
sp_ctrl(source)>reset param SP_OCT_REPLICATE_DDL
p2p.sqlとod.sqlスクリプトは、これらのデモで使用するデモオブジェクトをインストールします。これらのスクリプトは、SharePlex製品ディレクトリのutilサブディレクトリに保存されています。
以下の手順でスクリプトを実行します。
以下の項目を入力するよう求めるプロンプトが表示されます。
od_employee
Name |
Null? |
Type |
EMP_NO | NOT NULL | NUMBER |
EMP_FIRST_NAME | VARCHAR2 | |
EMP_LAST_NAME | VARCHAR2 | |
EMP_DOB | DATE | |
EMP_DEPT_NO | NUMBER | |
EMP_TIMESTAMP | DATE |
od_timesheet
Name |
Null? |
Type |
TS_EMP_NO | NUMBER | |
TS_IN_TIME | DATE | |
TS_OUT_TIME | DATE | |
TS_MOD_TIME | DATE |
od_department
Name |
Null? |
Type |
DEPT_NO | NOT NULL | NUMBER |
DEPT_NAME | VARCHAR2 | |
DEPT_CODE | VARCHAR2 |
od_salary
Name |
Null? |
Type |
SALE_EMP_NO | NUMBER | |
SAL_VALUE | NUMBER | |
SAL_CHANGED | DATE |
od_sales_emp_data
Name |
Null? |
Type |
EMP_NO_KEY | NOT NULL | NUMBER |
EMPLOYEE_NAME | VARCHAR2 (70) | |
SALARY | NUMBER | |
DEPARTMENT | VARCHAR2 (50) |
oxc_table
Name |
Null? |
Type |
EXC_NO | NOT NULL | NUMBER |
EXC_TYPE | VARCHAR2 (6) | |
EXC_TARGET_TABLE | VARCHAR2 (66) | |
EXC_FIXED | VARCHAR2 (3) | |
EXC_INFO | VARCHAR2 (500) | |
EXC_TIMESTAMP | DATE |
以下は、SharePlexおよびsp_ctrlコマンドラインインターフェイスをUnixおよびLinux上で起動するための手順です。ソースシステムとターゲットシステムでSharePlexを起動します。
UnixおよびLinuxシステム上でSharePlexを起動するには、以下を実行します。
SharePlex製品ディレクトリのbinサブディレクトリから(以下の構文のproductdir)、sp_copとsp_ctrlを実行します。
$cd /productdir/bin
$./sp_cop &
$. /sp_ctrl
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