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NetVault 12.1 - リファレンス・ガイド

前書き はじめに コマンドライン・ユーティリティの使用
クライアント固有ユーティリティ デバイス固有ユーティリティ メディア固有ユーティリティ ジョブ固有ユーティリティ ログ固有ユーティリティ その他のユーティリティ
nvreportユーティリティの使用

nvlogdump

NetVault Backupログをテキスト・ファイルまたはバイナリ・ファイルにダンプします。

表79. nvlogdump

-jobid

ログのエクスポートの対象となるジョブIDを指定します。

-filename

ログのエクスポート先のファイルの名前を指定します。

選択したダンプ形式に応じて、<NetVault Backup home>\logs\dumps(Windows)または<NetVault Backup home>/logs/dumps(Linux)下にあるbinaryまたはtextディレクトリにダンプ・ファイルが作成されます。

-filenameオプションを省略すると、指定された形式でCLI_DUMP_<YYYYMMDD>_<HHMMSS>という名前のファイルが作成されます。 バイナリ・ファイルには、.nlgという拡張子が使用されます。テキスト・ファイルには拡張子はありません。

-text

テキスト形式でログをエクスポートします。 このオプションを省略すると、ログはバイナリ形式で出力されます。

-starttime

ログ・ダンプの開始点として使用される時刻を指定します。 開始時刻の書式は、YYYYMMDDHHMMSSです。

-endtime

ログ・ダンプの終了点として使用される時刻を指定します。 終了時刻の書式は、YYYYMMDDHHMMSSです。

このユーティリティを正しく使用するには、少なくとも、jobidオプション、またはstarttimeオプションとendtimeオプションの組み合わせを指定する必要があります。 jobidstarttimeendtimeの各オプションを組み合わせて指定することで、特定の期間内に生成された特定のジョブのログをダンプできます。

nvlogpurge

指定された時刻までのログ・エントリをパージします。

表80. nvlogpurge

-purgetime

ログ・パージの終了点として使用される時刻を指定します。 パージ時刻の書式は、YYYYMMDDHHMMSSです。

nvreadlog

ログ・メッセージを表示します。

表81. nvreadlog

-h

履歴ログ・メッセージを出力後、終了します。

-b

開始日を指定します。現在の日付までの日数で指定します。

-m

-bオプションで指定した日数だけ前の午前0時からのログを出力します。 このオプションは、‑bオプションと組み合わせて使用する必要があります。

たとえば、今日の午後3時に-b 1と指定すると、昨日の午後3時からのログが出力されます。 -mオプションを指定すると、昨日の午前0時からのログ・メッセージが出力されます。

-mオプションを指定して、-bオプションを省略する、または-b 0と指定すると、今日の午前0時からのログ・メッセージが出力されます。 このコマンドを午後3時に発行した場合、15時間分のログが出力されることになります。

-d

区切り文字として使用する1文字または複数の文字を指定します。 たとえば、-dの後に2つのスペースを指定すると、表示される各アイテムが2文字分のスペースで区切られます。

-o

特定のメッセージを表示します。 たとえば、-o failedと指定すると、failedが含まれたメッセージのみが表示されます。

カンマを区切り文字として、複数の文字列を指定することもできます。

-hはコマンド・オプションであるため、このコマンドのヘルプを表示するには、フル・コマンドの-helpを使用します。

その他のユーティリティ

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