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NetVault 12.1 - ユーザー・ガイド

前提条件

バックアップを開始する前に、以下の条件を満たしていることを確認する必要があります。

メモ: Windowsでは、Plug-in for Raw Devicesを使用して、GPT(GUIDパーティション・テーブル)スタイルのパーティションをバックアップすることはできません。 プラグインは、MBR(マスター・ブート・レコード)スタイルのパーティションのバックアップにのみ使用することができます。

Linuxでは、Plug-in for Raw Devicesを使用して、GPTスタイルのパーティションをバックアップすることができます。

バックアップ手順

1
[ナビゲーション]パネルで、[バックアップ・ジョブ作成]をクリックします。
[ガイド付き設定]リンクからウィザードを開始することもできます。 [ナビゲーション]パネルで、[ガイド付き設定]をクリックして、次に[NetVault設定ウィザード]ページで[バックアップ・ジョブ作成]をクリックします。
2
[ジョブ名]に、ジョブの名前を指定します。 ジョブの進行やデータのリストア状態を監視する際に識別しやすい、分かりやすい名前を割り当てます。
3
[セレクション]リストで既存のバックアップ・セレクション・セットを選択するか、以下の手順に従ってセットを作成します。
d
[新規作成]をクリックして、[NetVault Backupセレクション]ページを表示します。
b
[/dev]ノードを開いて、ディスクを選択します。
マスター・ブート・レコード(MBR)とシステム・パーティションをバックアップ: [物理ディスク<n>]ノードを開いて、[マスター・ブート・レコード&システム・パーティション]ノードを選択します。
個別のパーティションをバックアップ[物理ディスク<n>]ノードを開いて、バックアップする[パーティション<n>]ノードを選択します。
c
[保存]をクリックして、[新規セットの作成]ダイアログ・ボックスにセットの名前を入力します。 [保存]をクリックしてダイアログ・ボックスを閉じます。
4
[プラグイン・オプション]リストで既存のバックアップ・オプション・セットを選択するか、以下の手順に従ってセットを作成します。
a
[新規作成]をクリックして、[Raw Partitions Backup Options]ページを表示します。
[レポートされたディスク・サイズのバックアップ]: デフォルトでは、プラグインはOSからディスクのサイズを取得し、報告されたサイズ分のデータをバックアップします。 このオプションを用いると、報告されたものと同じサイズであれば、たとえ実際のデータのサイズが異なっていても、データを任意の物理ディスクにリストアすることができます。
[コンテンツ全体をバックアップ]: このオプションを選択すると、実際の値と報告されたディスク・サイズが異なっていても、報告されたディスク・サイズにかかわらず、コンテンツ全体をバックアップできます。
b
[保存]をクリックして、[新規セットの作成]ダイアログ・ボックスにセットの名前を入力します。 [保存]をクリックしてダイアログ・ボックスを閉じます。
6
ジョブ実行をスケジュールするには、[保存 & 実行]をクリックします。 [ジョブ・ステータス]ページではジョブの進捗をモニタしたり、[ログ]ページではログを参照表示することができます。
スケジュールしないでジョブ定義を保存するには、[保存]をクリックします。 このジョブは、[ジョブ定義管理]ページから、表示、編集、または実行することができます。 実行しない限り、[ジョブ・ステータス]ページにこのジョブは表示されません。
[ジョブ・ステータス][ログ参照][ジョブ定義管理]についての詳細は、『Quest NetVault Backupアドミニストレーターズ・ガイド』を参照してください。

Rawデバイス・バックアップのリストア

Rawデバイス・バックアップのリストアには、以下の手順が含まれます。

前提条件

リストアを開始する前に、以下の条件を満たしていることを確認する必要があります。

ディスク全体をリストア: ターゲット・ディスクをマウント解除します。 ターゲット・ディスクのサイズが、ソース・ディスクと同じかそれ以上のサイズであることを確認します。
個別パーティションをリストア: Windowsで、ターゲット・パーティションのサイズがソース・パーティション・サイズと同じであることを確認します。 サイズが異なるパーティションにデータをリストアすると、リストアの終了時に、「リストアのパーティションが、バックアップ・パーティションの容量と異なります」というメッセージが表示されます。 このようなリストアでは、再インストールや再フォーマットが必要になることがあります。
メモ: Plug-in for Raw Devicesは、クロスプラットフォームでのリストアは行えません。 WindowsクライアントのRawデバイス・バックアップをLinuxクライアントにリストアすること、またはLinuxクライアントのRawデバイス・バックアップをWindowsクライアントにバックアップすることはできません。
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