RDBへデータベースをリストアしたら、Exchange管理シェルを使用してデータをRDBからアクティブなメールボックスへ抽出します。
詳しい手順については関連のMicrosoft Exchangeドキュメントを参照してください。詳細については、http://technet.microsoft.com/en-us/library/ee332351.aspxを参照してください。
このトピックでは、Plug‑in for Exchangeで実行したバックアップを利用したExchangeシステムの全面的なリカバリ方法の概要を説明します。この手順は、Exchange Serverが破損した場合や使用できない場合に、Exchange Serverを再構築するときに使用できます。Exchange Serverを再構築する場合、障害回復モードでActive Directoryサービスが利用可能である必要があります。
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Plug‑in for Exchangeを使用すると、あるExchange Serverでバックアップしたメールボックス・データベースを、セカンダリのExchange Serverにリストアすることもできます。このオプションは、メールボックス・データベースの内容を確認するためリカバリする必要があり、最初のExchange Serverには触れずにそのまま稼働させておく場合などに有効です。さらに、セカンダリExchange Serverへのリストアは、実行中のExchange Serverを阻害することなく、バックアップ済みのデータの整合性をテストしたい場合によい方法と言えます。このトピックでは、フル、増分および差分バックアップ・タイプのセカンダリExchange Serverへのリストア方法について説明します。
このタイプのリストアを実行する前に、リストア済みExchange Serverデータ用の新しい対象として稼働するマシンで以下のアクションを実行する必要があります。
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新しいターゲット・サーバーでExchangeがクリーン・インストールされている:Questは、この手順を既存のExchange Serverではなく、新規にインストールされたExchange Serverで実行することをお勧めします。 |
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ターゲット・マシンで設定されたメールボックス・データベース:ターゲットのメールボックス・データベース名、データベース名、データベース・ファイル名、およびデータベース・ファイル・パスまたはディレクトリが、元のメールボックス・データベースと一致せず、異なっている必要があります。 |
重要: Exchange管理コンソールを使用して対象のExchange Serverにターゲット・データベースを作成する場合、[データベースのマウント]オプションを選択しないでください。このオプションを選択すると、Exchangeはデータベース・トランザクション・ログの初期セットを生成します。これらのログがリストア・ジョブに干渉して、ジョブが失敗する可能性があります。データベースのマウント・オプションを選択しなければ、ExchangeはデータベースをExchange Serverに追加し、データベースの空のディレクトリを作成します。リストア・ジョブはジョブの完了時にこのディレクトリに書き込みを行います。 |
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NetVault BackupおよびPlug‑in for Exchangeが両方のマシンにインストールされている必要がある:この操作を機能させるには、元のExchange Serverと新規対象として設定したマシンの両方にNetVault Backupとプラグインがインストールされている必要があります。 |
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両方のマシンがNetVault Backupサーバーにクライアントとして追加される必要がある:NetVault Backupサーバーの[クライアント管理]ページで、両方のマシンがNetVault Backupクライアントとして正常に追加されている必要があります。NetVault Backupサーバーへのクライアントの追加について詳しくは、『Quest NetVault Backupアドミニストレーターズ・ガイド』を参照してください。 |
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Exchangeバックアップのリストアについて詳しくは、「プラグインを使用したデータのリストア」を参照し、以下の例外に注意してください。 |
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[セレクション・セット作成]ページで、元のデータベースをクリックし、コンテキスト・メニューから[名前の変更]を選択します。 |
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[リストアおよびリカバリ・オプション]タブで、[データベースに「このデータベースはリストアで上書きできます」フラグを設定]を選択します。 |
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利用可能であれば、[リストアとリカバリのオプション]タブでその他のオプションを変更します。 |
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[セキュリティ]タブをクリックし、適切な[認証詳細]フィールドを入力します。 |
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[Exchange管理者のユーザー名]:このフィールドにはデフォルトで、対象となる元のExchange Serverのバックアップに使用された管理者レベル・アカウントが表示されます。この値は必要に応じて変更することができますが、指定されたアカウントはリストアの対象として稼働するマシンについて適切なバックアップ/リストア権限を持つ必要があります。 |
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[パスワード]:上記のフィールドに指定したユーザー名に対応するパスワードを入力します。 |
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[Windowsドメイン]:異なるExchange Serverへのリカバリには必要ではないので、このフィールドをブランクのままにしても構いません。 |
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デフォルト設定を使用しない場合は、[ジョブ名]に、ジョブの名前を指定します。 |
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[クライアント指定]リストで、ターゲット・データベースが作成されたExchange Serverを選択します。 |
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[保存]または[保存 & 実行]の、どちらか適切な方をクリックします。 |
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新しいデータベースをポイントするには、Exchange管理シェルを開き、次のコマンドを実行します。 |
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