このプラグインを正しくインストールするには、事前に一定の条件を満たしておく必要があります。以下のすべての点を確認してください。
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Plug-in Live Client for Linuxを取得している:Quest Webサイトからプラグインをダウンロードするか、Quest NetVault BackupインストールCDを使用します。 |
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別のNetVault Backup Serverを設定している:Linux NetVault Bare Metal Recovery Clientとは別のマシンに、NetVault Backup Serverバージョンをインストールして設定する必要があります。このマシンは、目的のLinux NetVault Bare Metal Recovery Clientすべてにネットワーク接続されている必要があります。 |
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前バージョンのPlug-in Live Clientが削除されている:前バージョンのプラグインがインストールされている場合は、インストールの前に前バージョンのプラグインを完全に削除する必要があります。詳しくは、Plug-in Live Client for Linuxのアンインストールを参照してください。 |
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クライアント・マシンのメモリ要件を満たしている:NetVault Bare Metal Recovery Clientとして機能するすべてのマシンで最低でも128 MBのRAMが必要となります。 |
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NetVault Backup Clientとして設定されているLinux NetVault Bare Metal Recovery Clientマシン:Linux NetVault Bare Metal Recovery Clientとして機能するすべてのマシンには、少なくともClientバージョンのNetVault Backupがインストールされている必要があります。また、[クライアント管理]ページを使用して、各マシンをNetVault Backup ClientとしてNetVault Backup Serverへ追加する必要もあります。 |
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プラグインをインストールするすべてのターゲット・マシンに100 MBの空き容量がある:プラグインをインストールするすべてのマシンに100 MBの空き容量がないと、このプラグインがバックアップおよびリストアを実行する際に使用するサードパーティのDR起動ユーティリティを収容できません。 |
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対象となるNetVault Bare Metal Recovery Clientsのハード・ディスクに追加の空き容量がある:このプラグインは、対象となるNetVault Bare Metal Recovery Clientのハード・ディスクの空き容量を使用して、オンライン状態のファイルのバックアップを同期します。対象となるNetVault Bare Metal Recovery Clientのハード・ディスクに空き容量がない(またはほとんどない)場合、オンライン・バックアップの実行が失敗する可能性があります。 |
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「genisoimage」または「mkisofs」ユーティリティがすべてのLinux NetVault Bare Metal Recovery Clientsにインストールされていて使用可能な状態になっている:このプラグインを使用するには、考えられるすべてのLinux NetVault Bare Metal Recovery Clientから「.iso」CD作成ファイルを作成できるようにするために、どちらかのコンポーネントがインストールされている必要があります。Linuxのインストール済み環境によっては、このコンポーネントは自動的に使用できる状態にならない場合があります。 |
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「SYSLINUX」パッケージがインストールされている(SUSE Linux 9.0のみ):Plug-in Live Client for Linuxのこのバージョンでは、特定の起動ローダ・アプリケーションを使用して、リストア手順で必要となる起動可能CDを作成します。SUSE Linux 9.0のデフォルトのインストールでは、この起動ローダ・アプリケーションのサポートは提供されません。そのため、SUSE Linux 9.0が動作するすべてのNetVault Bare Metal Recovery ClientシステムにSYSLINUXパッケージをインストールする必要があります。本書の出版時点では、このコンポーネントは以下のリンクからダウンロードできます。http://syslinux.zytor.com |
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「vim-6.3.84-2.i586.rpm」パッケージがインストールされている(SUSE Linux 10のみ):このパッケージがインストールされていないと、SUSE Linux 10 NetVault Bare Metal Recovery Clientsのバックアップは失敗します。このパッケージは、本ガイドの作成時点では、以下から入手可能です。http://rpm.pbone.net/index.php3/stat/17/dept/4/idg/Productivity_Editors_Vi |
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RAMファイル・システムとRAMディスク(initramfs/initrd)のサポートを有効にする:RAMディスクのサポートはデフォルトで有効になっています。そうでない場合、カーネル・ソース・ディレクトリから、「make menuconfig」または「make xconfig」を実行し、[General setup]で[Initial RAM filesystem and RAM disk (initramfs/initrd) support]オプションを設定します。.configパラメータは、BLK_DEV_INITRDとBLK_DEV_RAMです。 |
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Xen Dom0マシンに関する追加設定:Xen Dom0マシンで、以下の手順を実行します。 |
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「/boot/grub/grub.conf」を開き、マシンの起動元のセクションを検索します。 |
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ファイルを作成して、/storix/config/multibootfileという名前を付け、以下の例のように、ハイパーバイザ・ファイルへの完全パスを指定する行を追加します。 |
重要: NetVault BackupのPlug-in for Encryption(暗号化プラグイン)機能は、このプラグインとは併用できません。NetVault Bare Metal Recoveryをインストールおよび使用する前に、この機能が無効になっていることを確認してください。暗号化プラグインのアンインストール方法の詳細については、『Quest NetVault Backup暗号化プラグイン・ユーザーズ・ガイド』を参照してください。 |
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[マルチパス・サポート]:マルチパス・サポートを使用する場合、ご使用の環境が以下の要件を満たすことを確認してください。詳しくは、『Storix System Backupアドミニストレーターズ・ガイド』を参照してください(http://www.storix.com/download/sbaDM-Multipath.pdfから入手可能)。 |
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[ソフトウェア要件]:少なくとも、以下が必要です。 |
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[デバイスの命名]:バックアップを作成するには、SBAdminソフトウェアがデバイスを認識できる必要があります。マルチパス・デバイスには、次の複数の方法で名前を付けることができます。デバイスに名前を付ける方法は、「/etc/multipath.conf,」にセットアップされた「/etc/multipath.conf,」エイリアスにある「user_friendly_names」の設定、およびUDEV規則によって異なります。SBAdminを使用したマルチパスのサポートでは、「user_friendly_names yes」を設定し、デバイス・ノードから「/dev/mpath」にあるデバイスへのシンボリック・リンクを作成するUDEV規則を使用する必要があります。 |
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「/etc/fstab」内のエントリ:Linuxディストリビューションが異なれば、マルチパス・デバイスの処理も異なります。SBAdminソフトウェアに関する問題を生じる可能性のある領域の1つとして、「/etc/fstab」ファイル内のマウント・エントリが挙げられます。一部のディストリビューションでは基本パス・デバイスが使用されるため、ソフトウェアによってサイズとジオメトリを対象にデバイスの照会が行われると問題が発生します。「/etc/fstab」ファイルで「/dev/disk/by-uuid/*」(*は数値)の命名規則が使用されている場合は、エントリを「dm-multipath device name」に変更するか、「/dev/disk/by-name/*」命名規則を使用します。 |
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ファイル名またはディレクトリに英語以外の文字が含まれているシステム:ファイル名またはシステム名に英語以外の文字を使用する場合、バックアップ・ジョブを完了する前に「/.stdefaults」ファイルを更新する必要があります。「/.stdefaults」ファイルで、該当する言語を指定し、tarフラグを空白にします。たとえば、日本語の文字を使用しているファイルを含むシステムを使用している場合は、次のエントリでファイルを更新する必要があります。 |
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メモ: 選択されたクライアントがすべて同じタイプの場合、設定ウィザードを使用して複数のクライアントに同時にプラグインをインストールできます。複数のクライアントを選択する場合、プラグインのバイナリ・ファイルがターゲット・クライアントのOSとプラットフォームと互換性があることを確認する必要があります。[クライアント管理]ページでは、プラグインをインストールするクライアントを1つのみ選択できます。 |
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[NetVault設定ウィザード]ページにアクセスするには: |
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[ナビゲーション]パネルで、[ガイド付き設定]をクリックします。 |
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[NetVault設定ウィザード]ページで、[プラグインのインストール]をクリックします。 |
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[クライアント管理]ページにアクセスするには: |
a |
[ナビゲーション]パネルで、[クライアント管理]をクリックします。 |
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[クライアント管理]ページで、利用可能なクライアント(以前に NetVault Backup Server に NetVault Backup Client として追加された Linux ベースのクライアント)を選択し、[管理]をクリックします。 |
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[クライアント表示]ページで、[プラグインのインストール]ボタン()をクリックします。 |
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[プラグイン・ファイルの選択]をクリックして、プラグイン用「.npk」インストレーション・ファイルのLinuxベースのバージョンの場所(インストール用CD上またはWebサイトからファイルをダウンロードして保存したディレクトリ内など)を探します。 |
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インストールを開始するには、[プラグインのインストール]をクリックします。 |
このプラグインをNetVault Backup Serverおよび各Linux Clientにインストールすると、マシン上に以下の2つのディレクトリも作成されます。
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これらのディレクトリにはStorix SBAdminと言う、このプラグインがバックアップおよびリストアを実行する際に使用するサードパーティのDR起動ユーティリティ・アプリケーションが格納されています。ディレクトリ内のデータは、このプラグインで必要とされるデータです。これらのディレクトリを削除すると、このプラグインを使用できなくなります。
Plug-in Live Client for Linuxをインストールすると、2つのStorixディレクトリ、Storix Binディレクトリと、Storix Tempディレクトリが作成されます。
Storix Binは、Storixソフトウェアがインストールされているディレクトリです。Plug-in Live Client for Linux 3.0以降のバージョンでは、Storix Binディレクトリのデフォルトの場所は/opt/storix/binです。Plug-in Live Client for Linux 3.1以降のバージョンでは、Storix Binディレクトリの場所は/usr/binです。このディレクトリ内のバイナリは、正確な環境を設定し、/opt/storix/bin内のスクリプトを呼び出します。
正常にバックアップが実行されると、Storix Tempディレクトリには、linuxboot.isoファイルが出来ます。デフォルトでは、/storix/tempに存在します。Plug-in Live Client for Linux 3.0より前のバージョンでは、NetVault Backupコンフィギュレータを使用して、Storix BinとStorix Tempディレクトリの両方の場所を変更できます。Plug-in Live Client for Linux 3.1以降では、Storix Tempディレクトリの場所のみ、[プラグイン・オプション]ダイアログ・ボックスの[VaultDR Linuxオンライン]セクションで変更できます。Storix Binディレクトリは、設定ファイルを使用した場合に限り変更することができます。
[BBエージェント・タイムアウト]オプションも、[プラグイン・オプション]ダイアログ・ボックスにある[VaultDR Linuxオンライン]セクションで設定できます。このオプションは、Storixリクエストが時間切れになるまでにプラグインが待機する時間を秒単位で表示します。デフォルトは360秒です。
Storix Tempディレクトリの場所を変更する場合は、NetVault Backup WebUIを使用してDRバックアップを実行する前に、[プラグイン・オプション]ダイアログ・ボックスで新しいStorix Tempパスを設定します。
たとえば、Storix Tempディレクトリを/storix/temp222に変更した場合、以下の手順に従います。
2 |
NetVault Backup WebUIの[ナビゲーション]パネルで、[設定変更]をクリックします。 |
3 |
[クライアント設定]をクリックします。 |
4 |
Plug-in Live Clientがインストールされているクライアントを選択し、[次へ]をクリックします。 |
5 |
[設定]ページで、[プラグイン・オプション]をクリックします。 |
6 |
Step 1で作成したパスおよび名前と同一になるように、ダイアログ・ボックスの[VaultDR Linuxオンライン]セクションで、[Storix Tempディレクトリ]フィールドのパスおよび名前を修正します。 |
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設定を保存するには、[適用]をクリックします。 |
1 |
[ナビゲーション]パネルで、[クライアント管理]をクリックします。 |
2 |
[クライアント管理]ページで、利用可能なマシン(Plug-in Live Client for LinuxがインストールされたNetVault Backup ServerまたはNetVault Backup Client)を選択し、[管理]をクリックします。 |
3 |
[クライアント表示]ページの[インストール済みソフトウェア]で、アンインストールするプラグイン(Plug-in Live Client for Linuxなど)を選択し、[プラグインのアンインストール]ボタン()をクリックします。 |
4 |
[確認]ダイアログ・ボックスで、[削除]をクリックします。 |
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