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NetVault Plug-in for SQL Server 12.2 - ユーザー・ガイド

NetVault Backup Plug-in for SQL Server - はじめに SQL Serverシステム構築計画 プラグインのインストールと削除 プラグインの設定 データのバックアップ
バックアップ戦略の策定 スナップショット・ベースのバックアップについて 圧縮機能の確認 オンラインVDIのバックアップの実行 SQL ServerでのVSSバックアップの実行 WindowsでのAlwaysOn可用性グループのVDIによるフル・バックアップの作成例
データのリストア プラグインでのCLIの使用 トラブルシューティング

リモート・インストールの実行

このプロセスはプラグイン固有のものではありません。詳細については、『Quest NetVault Backupアドミニストレーターズ・ガイド』のクライアントおよびプラグイン・パッケージの展開に関するトピックを参照してください。

1
[ナビゲーション]パネルで、[ガイド付き設定]をクリックします。
2
[NetVault設定ウィザード]ページで、[ソフトウェアのインストール/クライアントの追加]をクリックします。
3
[ソフトウェアの選択/クライアントの追加]ページで[リモート・マシンにNetVaultソフトウェアをインストール]を選択します。
4
[パッケージ・ストア]リストで、利用可能なリポジトリを選択します。
6
[展開するパッケージの選択]ダイアログで、ファイル「sql-x-x-x-x-x.npk」xxxxxはバージョン番号とプラットフォームを表す)を選択し、[OK]をクリックします。
7
[次へ]をクリックします。
8
[NetVaultソフトウェアをインストールするマシン]ページで適切なマシンを選択します。
9
アップグレードをインストールする場合、[既存のNetVaultクライアント・インストールのアップグレードを許可]を選択します。
11
プラグインが正常にインストールされたら、[次へ]をクリックしてプロセスを完了します。

高可用性環境へのプラグインのインストールまたはアップグレード

高可用性環境でのプラグインのインストールでは、NetVault Backupサーバーに仮想クライアントを作成します。仮想クライアントとは、クラスタ内のノードのグループです。このグループは、NetVault Backupサーバーからは、1つのクラスタ化されたリソース(SQL Server仮想サーバーなど)をバックアップするために作成される、1つのクライアントとして認識されます。仮想クライアントの作成プロセスでは、プラグインがNetVault Backupサーバーからクラスタ内の選択したノードに転送され、そこにインストールされます。

仮想クライアントの作成

前述のとおり、仮想クライアント作成プロセスは、本プラグイン固有のものではありません。この手順について詳しくは、『Quest NetVault Backupアドミニストレーターズ・ガイド』を参照してください。ただし、仮想クライアント作成プロセス中は、以下の点を考慮する必要があります。

仮想クライアントに名前を付ける:Questでは、SQL Serverに割り当てられた仮想サーバーのネットワーク名(つまり、FQDN(Fully Qualified Domain Name:完全修飾ドメイン名))を、NetVault Backup仮想クライアント名として使用することを強くお勧めします。NetVault Backupでは、仮想クライアントを参照するときに、クラスタ・アプリケーションを管理しているノードが特定され、そのSQL Serverインスタンスが表示されます([NetVault Backup選択]ページなど)。仮想クライアント名としてSQL Serverの仮想サーバー・ネットワーク名と同じ名前を設定しておけば、作成された仮想クライアントに対応するSQL Serverインスタンスを識別できます。
関連するクラスタ・ノードのみを仮想クライアントに追加する:バックアップ/リストア対象のSQL Server仮想サーバーに関連するホストのみを含めます。

仮想クライアントの作成後、プラグインはすべての指定クラスタ・ノードに転送され、ローカルにインストールされます。仮想クライアントでインストールされたプラグインを使用して、共有データをバックアップ/リストアできます。クラスタ内で共有されているデータのバックアップおよびリストアのみを実行できます。

同一クラスタ内での複数のSQL Server仮想サーバーの使用

SQL Serverでは、1つのクラスタ内に複数の仮想サーバーを作成することができます。ただし、各仮想サーバーで実行できるSQL Serverインスタンスは1つのみです。この設定でPlug‑in for SQL Serverを使用する場合は、前述した要件に加え、以下の要件も考慮します。

各SQL Server仮想サーバーに対してNetVault Backup仮想クライアントを1つずつ作成します。各仮想サーバーは独自のネットワーク名とIPアドレスを持ち、NetVault Backupでは別々の仮想クライアントとして表示されます。

各SQL Server仮想サーバーに対してNetVault Backup仮想クライアントを1つずつ作成する:クラスタの各SQL Server仮想サーバーで、個別の仮想クライアントを作成します。作成時には、以下を実行します。
SQL Server仮想サーバーのIPアドレス:[仮想クライアント]ページの[仮想クライアント・アドレス]フィールドに、適切なSQL Server仮想サーバーに割り当てられたIPアドレスを入力します。たとえば、フェイルオーバー・クラスタの2つのSQL Server仮想サーバーのうち最初のSQL Server仮想サーバーを作成するには、最初の仮想サーバーに割り当てられたIPアドレスを入力します。
仮想クライアントにSQL Server仮想サーバーのネットワーク名に対応する名前を付ける:[仮想クライアント名]フィールドに、SQL Server仮想サーバーに関連付けられたネットワーク名を入力します。
次のNetVault Backup仮想クライアントを作成する前にnvsqlserver.cfgファイルをコピーする:新規に仮想クライアントを作成すると、ログイン詳細情報を含む設定ファイルが上書きされるため、Questは以下の手順を実行することをお勧めします。
1
安全な場所に最初のnvsqlserver.cfgファイルのコピーを格納します。
このファイルは、以下のパスに格納されています。\\<NetVault Backupインストール・ディレクトリ>\config
2
次の仮想クライアントを作成し、そのnvsqlserver.cfgファイルのコピーを安全な場所に格納します。以降、新規仮想クライアントを作成するたびに、この手順を繰り返します。
3
仮想クライアントを作成し終えたら、[Security-<インスタンス名>および[ServerList:List]セクションでその情報を、各nvsqlserver.cfgファイルからプライマリ・ノード上に格納されているnvsqlserver.cfgファイルの同じセクションへコピーします。
4
仮想クライアントを参照した場合は、[NetVault Backup選択]ページを閉じてから再度開きます。
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