次の表は、設定ファイルでターゲットテーブルまたはテーブル以外のターゲットを指定する方法を示しています。
ターゲット | ターゲット指定 | 説明 |
---|---|---|
データベーステーブル | tgt_owner.table |
データベーステーブルの完全修飾名。詳細については、「オブジェクト名の修飾方法ページを参照してください。 |
データベースシーケンス |
tgt_owner.sequence |
シーケンスの完全修飾名。詳細については、「オブジェクト名の修飾方法 |
ファイル | !file[:tgt_owner.table] |
!file指定子は、変更操作をファイルにSQL、XML、またはJSON形式で書き込むようPostに指示します。ファイル名はSharePlexによって内部的に適用されます。 オプションで、最終的にデータベーステーブルに適用するプロセスでデータを消費する場合は、ターゲットテーブルの完全修飾名を指定できます。 |
JMS | !jms[:tgt_owner.table] |
!jms指定子は、変更操作をJMSキューまたはトピックにXML形式で書き込むようPostに指示します。キュー名やトピック名は、targetコマンドを使用して定義できます。 オプションで、最終的にデータベーステーブルに適用するプロセスでデータを消費する場合は、ターゲットテーブルの完全修飾名を指定できます。 |
Kafka |
!kafka[:tgt_owner.table] |
!Kafka指定子は、変更操作をKafkaトピックにXMLまたはJSON形式で書き込むようPostに指示します。トピック名は、targetコマンドを使用して定義できます。 オプションで、最終的にデータベーステーブルに適用するプロセスでデータを消費する場合は、ターゲットテーブルの完全修飾名を指定できます。 |
変更履歴テーブル |
!cdc:tgt_owner.table |
!cdc指定子は、古いデータに新しいデータをオーバーレイするのではなく、データの変更ごとに新しい行としてテーブルに挿入するようPostに指示します。変更履歴テーブルの完全修飾名を指定します。 |
以下の説明では、ソースデータの送信先に基づいてルーティングマップを作成する方法を示します。ルーティングマップにより、レプリケートされたデータが正しいターゲットシステム上の正しいターゲットに送信されます。
この設定のコンポーネントの詳細については、以下を参照してください。
単純なルーティングマップは、1つのソースオブジェクトからレプリケートされたデータを1つのターゲットオブジェクトに送信します。
datasource_specification | ||
src_owner.table | tgt_owner.table2 | host2[@database_specification] |
src_owner.table | tgt_owner.table3 | host3[@database_specification] |
Amazon AWSのEC2およびRDS、Microsoft AzureのAzure SQL、PostgreSQLのGoogle Cloud SQL、Oracle Cloud InfrastructureのCompute Virtual Machinesなど、クラウドサービスによってホストされているデータベースターゲットには、特別なルーティング要件があります。サービスがInfrastructure as a Service(IaaS)であるか、Platform as a Service(PaaS)であるかによって、SharePlexのインストール方法と設定方法が異なります。以下で、これらの要件について説明します。
IaaSクラウドサービスでホストされているデータベースターゲットにレプリケートする場合は、ルーティングマップのターゲットホストとして完全なエンドポイントURLを指定します。
datasource_specification | ||
src_owner.table | tgt_owner.table2 | endpointURL@database_specification |
src_owner.table | tgt_owner.table3 | endpointURL@database_specification |
例えば、次のルーティングマップはAmazon EC2上のクラウドデータベースへのルートを示します。
ec2-12-345-678-910.compute-1.amazonaws.com@o.myora
別の方法として、ローカルhostsファイルでクラウドサービスのプライベートIPアドレスを短縮名にマッピングし、その名前をルーティングマップのホストとして指定することもできます。以下に例を示します。
shortname@o.myora
PaaSクラウドサービスでホストされているデータベースターゲットにレプリケートする場合は、特別なインストール、セットアップ、ルーティングの要件があります。SharePlexはPaaSクラウドサーバに直接インストールできないため、ソースサーバまたは中間サーバにSharePlexをインストールして、そこからPostがターゲット・クラウド・データベースに接続する必要があります。詳細については、『 SharePlexインストールおよびセットアップガイド』の「クラウドホスト型データベースのインストールとセットアップ 」を参照してください。
複合ルーティングマップは、1つのソースオブジェクトからレプリケートされたデータを複数のターゲットオブジェクトに送信します。これにより、ルートごとに個別の設定エントリを入力するのではなく、すべてのルートに対してソースとターゲットのオブジェクトを一度指定するだけで済みます。複合ルーティングマップでは、ターゲット指定は1つしか使用できないため、以下のようにすべてのターゲットオブジェクトは同一である必要があります。
列のマッピングまたはキーのマッピングはすべて同一とします(使用する場合)。これらのマッピングの詳細については、以下を参照してください。
注意: |
|
datasource_specification | ||
src_owner.table | tgt_owner.table |
host1[@database_specification]+host2[@database_specification][...] |
以下の項目間でレプリケートできます。
SharePlexが同一システム上のオブジェクト間でレプリケートする場合、ImportプロセスおよびExport プロセスは作成されません。以下のルーティングマップを使用することで、SharePlexに強制的にImportプロセスおよびExport プロセスを作成させることができます。ImportプロセスおよびExportプロセスが不要な場合は、ルーティングマップのhost*の部分を省略します。
datasource_specification | ||
src_owner.table | tgt_owner.table |
host*host[@database_specification] |
ここに示すのは、考えられるデータソースの種類とターゲットの種類に応じた基本的な設定ファイルの例です。
この設定は、オンプレミスとIaaSクラウドの導入に適用されます。サポート対象のデータベースのバージョンとプラットフォームについては、『SharePlexインストールおよびセットアップガイド』の「システム要件」を参照してください。
Datasource:o.SID | ||
src_owner.table | tgt_owner.table |
host@o.SID |
次の例では、OracleインスタンスoraAからテーブルSCOTT.EMPを、ターゲットシステムsysprod上のOracleインスタンスoraBのターゲットテーブルSCOTT.EMP2にレプリケートします。
Datasource:o.oraA SCOTT.EMP SCOTT.EMP2 sysprod@o.oraB
オンプレミスまたはIaaSベースのOracleソースから、PaaSクラウドでホストされているターゲットのOracleデータベースにレプリケートするには、SharePlexターゲットコンポーネント(Import および Post)をソースサーバまたは中間サーバで実行する必要があります。PostはTNSエイリアスを使用するリモート接続を介して接続します。このトポロジーをセットアップするには、『 SharePlexインストールおよびセットアップガイド』の「クラウドホスト型データベースのインストールとセットアップ 」を参照してください。
Datasource:o.SID | ||
src_owner.table | tgt_owner.table |
source_or_intermediary_host@o.SID |
次の例では、OracleインスタンスoraAからテーブルSCOTT.EMPを、PaaSクラウドOracleインスタンスoraBのターゲットテーブルSCOTT.EMP2にレプリケートします。Postは中間ターゲットシステムsysprod2で実行されます。
datasource:o.oraA SCOTT.EMP SCOTT.EMP2 sysprod2@o.oraB
この設定は、オンプレミスとIaaSクラウドの導入に適用されます。サポート対象のデータベースのバージョンとプラットフォームについては、『SharePlexインストールおよびセットアップガイド』の「システム要件」を参照してください。
Datasource:o.SID | ||
src_owner.table | tgt_owner.table | host@r.database_name |
次の例では、OracleインスタンスoraAからテーブルSCOTT.EMPを、ターゲットシステムsys2上のOpen TargetデータベースmydbのターゲットテーブルScott2.Emp2にレプリケートします。ターゲットテーブルは大文字と小文字が区別されます。
Datasource:o.oraA SCOTT.EMP "Scott2"."Emp2" sys2@r.mydb
Datasource:o.SID | ||
src_owner.table | !file | host |
次の例では、OracleインスタンスoraAからテーブルSCOTT.EMPを、ターゲットシステムsysprod上のファイルにレプリケートします。
Datasource:o.oraA SCOTT.EMP !file sysprod
Datasource:o.SID | ||
src_owner.table | !jms | host |
次の例では、OracleインスタンスoraAからテーブルSCOTT.EMPを、ターゲットシステムsysprod上のJMSキューにレプリケートします。
Datasource:o.oraA SCOTT.EMP !jms sysprod
Datasource:o.SID | ||
src_owner.table | !kafka | host |
次の例では、SharePlexターゲットシステムsysprodを使用して、OracleインスタンスoraAからテーブルSCOTT.EMPをKafkaトピックにレプリケートします。
Datasource:o.oraA SCOTT.EMP !kafka sysprod
この設定はKafkaターゲットに適用できます。
前提条件:
SSL暗号化を使用したレプリケーションを開始する前に、Kafkaにデータをポストするために、以下のパラメータを使用してKafkaターゲットを設定します。
注意:
|
この設定は、オンプレミスとIaaSクラウドの導入に適用されます。サポート対象のデータベースのバージョンとプラットフォームについては、『SharePlexインストールおよびセットアップガイド』の「システム要件」を参照してください。
Datasource:o.SID | ||
src_owner.table | !kafka | host |
例:
次の例では、SharePlexターゲットシステムsysprodを使用して、OracleインスタンスoraAからテーブルSCOTT.EMPをKafkaサーバにレプリケートします。
Datasource:o.oraA SCOTT.EMP !kafka sysprod
この設定はKafkaターゲットに適用できます。
前提条件:
SASL認証を使用したレプリケーションを開始する前に、Kafkaにデータをポストするために、以下のパラメータを使用してKafkaターゲットを設定します。
注意:
|
この設定は、オンプレミスとIaaSクラウドの導入に適用されます。サポート対象のデータベースのバージョンとプラットフォームについては、『SharePlexインストールおよびセットアップガイド』の「システム要件」を参照してください。
Datasource:o.SID | ||
src_owner.table | !kafka | host |
例:
次の例では、SharePlexターゲットシステムsysprodを使用して、OracleインスタンスoraAからテーブルSCOTT.EMPをKafkaサーバにレプリケートします。
Datasource:o.oraA SCOTT.EMP !kafka sysprod
この設定はKafkaターゲットに適用できます。
前提条件:
kerberos認証を使用したレプリケーションを開始する前に、Kafkaにデータをポストするために、以下のパラメータを使用してKafkaターゲットを設定します。
注意: {broker.name}プロパティは、sp_ctrl target x.kafka set kafka sasl.kerberos.kinit.cmd = <kerberos-kinit-cmd>パラメータではサポートされなくなりました。
注意:
|
この設定は、オンプレミスとIaaSクラウドの導入に適用されます。サポート対象のデータベースのバージョンとプラットフォームについては、『SharePlexインストールおよびセットアップガイド』の「システム要件」を参照してください。
Datasource:o.SID | ||
src_owner.table | !kafka | host |
例:
次の例では、SharePlexターゲットシステムsysprodを使用して、OracleインスタンスoraAからテーブルSCOTT.EMPをKafkaサーバにレプリケートします。
Datasource:o.oraA SCOTT.EMP !kafka sysprod
この設定はKafkaターゲットに適用できます。
注意: ターゲットKafkaレプリケーションパラメータを設定する前に、Posterを停止してからパラメータを設定し、その後Posterを起動する必要があります。
この設定は、オンプレミスとIaaSクラウドの導入に適用されます。サポート対象のデータベースのバージョンとプラットフォームについては、『SharePlexインストールおよびセットアップガイド』の「システム要件」を参照してください。
Datasource:o.SID | ||
src_owner.table | !kafka | host |
例:
次の例では、SharePlexターゲットシステムsysprodを使用して、OracleインスタンスoraAからテーブルSCOTT.EMPをKafkaサーバにレプリケートします。
Datasource:o.oraA SCOTT.EMP !kafka sysprod
ソースからAzure Event Hubsにデータをレプリケートするために、この設定を行う必要があります。SharePlex for Kafkaは、Kafka Event Hubsコネクタを通じてAzure Event Hubsと通信するために使用されます。
前提条件:
レプリケーションを開始する前に、Azure Event Hubsにデータをポストするために、以下の Kafkaパラメータを使用してSharePlexソースマシンを設定します。
注意:
|
この設定は、オンプレミスとIaaSクラウドの導入に適用されます。サポート対象のデータベースのバージョンとプラットフォームについては、『SharePlexインストールおよびセットアップガイド』の「システム要件」を参照してください。
Datasource:o.SID | ||
src_owner.table | !kafka | src_hostname |
例:
次の例では、SharePlexターゲットシステムsysprodを使用して、OracleインスタンスoraAからテーブルSCOTT.EMPをAzure Event Hubにレプリケートします。
Datasource:o.oraA SCOTT.EMP !kafka sysprod
この設定は、オンプレミスとIaaSクラウドの導入に適用されます。サポート対象のデータベースのバージョンとプラットフォームについては、『SharePlexインストールおよびセットアップガイド』の「システム要件」を参照してください。
Datasource:o.SID | ||
src_owner.table | dst_owner.table | dst_hostname |
例:
次の例では、Oracle インスタンスoraAからテーブル SCOTT.EMPを、ホストsysprod上のMS SQL Serverにレプリケートします。
Datasource:o.oraA SCOTT.EMP SCOTT.EMP sysprod@r.sp_ss
この設定は、オンプレミスとIaaSクラウドの導入に適用されます。サポート対象のデータベースのバージョンとプラットフォームについては、『SharePlexインストールおよびセットアップガイド』の「システム要件」を参照してください。
Datasource:o.SID | ||
src_owner.table | dst_owner.table | dst_hostname |
例:
次の例では、OracleインスタンスoraAからテーブル SCOTT.EMPを、ホストsysprod上のAzure SQLデータベースにレプリケートします。
Datasource:o.oraA SCOTT.EMP SCOTT.EMP sysprod@r.azuresqldb
この設定は、オンプレミスとIaaSクラウドの導入に適用されます。サポート対象のデータベースのバージョンとプラットフォームについては、『SharePlexインストールおよびセットアップガイド』の「システム要件」を参照してください。
Datasource:o.SID | ||
src_owner.table | dst_owner.table | dst_hostname |
例:
次の例では、Oracle インスタンスoraAからテーブル SCOTT.EMPを、ホストsysprod上のPostgreSQLターゲットサーバにレプリケートします。
Datasource:o.oraA SCOTT.EMP SCOTT.EMP sysprod@r.sp_ss
この設定は、オンプレミスとIaaSクラウドの導入に適用されます。サポート対象のデータベースのバージョンとプラットフォームについては、『SharePlexインストールおよびセットアップガイド』の「システム要件」を参照してください。
Datasource:o.SID | ||
src_owner.table | dst_owner.table | dst_hostname |
例:
次の例では、OracleインスタンスoraAからテーブル SCOTT.EMPを、ホストsysprod上のMySQLターゲットサーバにレプリケートします。
Datasource:o.oraA SCOTT.EMP SCOTT.EMP sysprod@r.sp_ss
この設定は、オンプレミスとIaaSクラウドの導入に適用されます。サポート対象のデータベースのバージョンとプラットフォームについては、『SharePlexインストールおよびセットアップガイド』の「システム要件」を参照してください。
Datasource:o.PDBalias | ||
src_owner.table | tgt_owner.table |
host@o.PDBalias |
この例では、aliasAのTNSエイリアスを使用するOracle PDBからテーブルSCOTT.EMP を、ターゲットシステムsysprod上のaliasBのTNSエイリアスを使用するOracle PDB内のターゲットテーブルSCOTT.EMPにレプリケートします。
Datasource:o.aliasA SSCOTT.EMP SCOTT.EMP sysprod@o.aliasB
* Oracle PDBから他のサポートされているターゲットにデータをレプリケートすることもできます。詳細については、キャプチャとデリバリの設定を参照してください。
この設定は、オンプレミスとIaaSクラウドの導入に適用されます。サポート対象のデータベースのバージョンとプラットフォームについては、『SharePlexインストールおよびセットアップガイド』の「システム要件」を参照してください。
Datasource: o.SID | ||
src_owner.table |
!cdc:tgt_owner.table |
host@c.SID |
次の例では、OracleインスタンスoraAからテーブルSCOTT.EMPを、ターゲットシステムsysprod上のOracleインスタンスoraB内の変更履歴ターゲットテーブルSCOTT.EMP2にレプリケートします。
Datasource:o.oraA SCOTT.EMP !cdc:SCOTT.EMP2 sysprod@c.oraB
詳細については、変更履歴ターゲットへのレプリケーションの設定を参照してください。
OracleからOracleへ拡張データ型を使用してデータをレプリケートするには、この設定を行う必要があります。
前提条件:
Oracleデータベースが拡張データ型をサポートしている必要があります。
制限事項:
ターゲットタイプがSQL、JMS、File、Kafkaの場合、SharePlexは拡張データ型のデータをレプリケートしません。
この設定は、オンプレミスとIaaSクラウドの導入に適用されます。サポート対象のデータベースのバージョンとプラットフォームについては、『SharePlexインストールおよびセットアップガイド』の「システム要件」を参照してください。
Datasource:o.SID | ||
src_owner.table | tgt_owner.table |
host@o.SID |
次の例では、OracleインスタンスoraAからテーブルSCOTT.EMPを、ターゲットシステムsysprod上のOracleインスタンスoraBのターゲットテーブルSCOTT.EMP2にレプリケートします。
Datasource:o.oraA SCOTT.EMP SCOTT.EMP2 sysprod@o.oraB
この設定は、オンプレミスとIaaSクラウドの導入に適用されます。サポート対象のデータベースのバージョンとプラットフォームについては、『SharePlexインストールおよびセットアップガイド』の「システム要件」を参照してください。
Datasource:o.SID | ||
src_schema.table | dst_schema.table | dst_hostname |
例:
次の例では、OracleインスタンスoraAからテーブルscott.empを、ホストsysprod上のSnowflakeにレプリケートします。
Datasource:o.oraA "scott"."emp" "SCOTT"."EMP" sysprod@r.dbname
この設定は、オンプレミスとIaaSクラウドの導入に適用されます。サポート対象のデータベースのバージョンとプラットフォームについては、『SharePlexインストールおよびセットアップガイド』の「システム要件」を参照してください。
Datasource:r.dbname | ||
src_schema.table | dst_schema.table | dst_hostname |
例:
次の例では、PostgreSQLインスタンスdbnameAからテーブルSCOTT.EMPを、ホストhostB上のPostgreSQLターゲットサーバにレプリケートします。
Datasource:r.dbnameA scott.emp scott.emp hostb@r.mydb
この設定は、オンプレミスとIaaSクラウドの導入に適用されます。サポート対象のデータベースのバージョンとプラットフォームについては、『SharePlexインストールおよびセットアップガイド』の「システム要件」を参照してください。
Datasource:r.dbname | ||
src_schema.table | dst_owner.table | dst_hostname |
例:
次の例では、PostgreSQLインスタンスdbnameAからテーブルSCOTT.EMPを、ホストhostB上のOracleターゲットサーバにレプリケートします。
Datasource:r.dbnameA "scott"."emp" "scott"."emp" hostB@o.mydb
Datasource:r.dbname | ||
src_schema.table | !kafka | host |
次の例では、SharePlexターゲットシステムtargetHostを使用して、PostgreSQLインスタンスtestdbAからテーブルSCOTT.EMPをKafkaトピックにレプリケートします。
Datasource:r.testdbA scott.emp !kafka targetHost
この設定は、オンプレミスとIaaSクラウドの導入に適用されます。サポート対象のデータベースのバージョンとプラットフォームについては、『SharePlexインストールおよびセットアップガイド』の「システム要件」を参照してください。
Datasource:r.dbname | ||
src_schema.table | dst_owner.table | dst_hostname |
例:
次の例では、PostgreSQLインスタンスtestdbAからテーブル SCOTT.EMPを、ホストsysprod上のMS SQL Serverにレプリケートします。
Datasource: r.testdbA SCOTT.EMP SCOTT.EMP sysprod@r.dbname
この設定は、オンプレミスとIaaSクラウドの導入に適用されます。サポート対象のデータベースのバージョンとプラットフォームについては、『SharePlexインストールおよびセットアップガイド』の「システム要件」を参照してください。
Datasource:r.dbname | ||
src_schema.table | dst_schema.table | dst_hostname |
例:
次の例では、PostgreSQLインスタンスtestdbAからテーブルscott.empを、ホストsysprod上のSnowflakeにレプリケートします。
Datasource: r.testdbA "scott"."emp" "SCOTT"."EMP" sysprod@r.dbname
SharePlexの1つのインスタンスを使用して、システム上の複数のデータソースからキャプチャすることができます。すべての設定を同時にアクティブにすることができます。
注意: SharePlexは、同じデータソースに対する複数のアクティブな設定ファイルをサポートしていませんが、それぞれが異なるデータソースをレプリケートする場合は、複数のアクティブな設定ファイルをサポートします。
複数のデータソースからキャプチャするには、次の手順を実行します。
2つ目のデータソースの設定ファイルを作成します。各ルーティングマップで、名前付きexportキューを指定しますが、これが1つ目の設定ファイルで指定したどのキューとも異なっていることを確認してください。一方のデータソースからのデータが、もう一方のデータソースのexportキューを介して処理されないことが重要です。
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