Windows PEベースのPlug-in Offline Clientを使用する場合、Windows Disk Managerがファイバ・チャネル・カードのLUN(論理ユニット番号)をドライブとして認識することがあります。この場合、NetVault BackupもLUNをドライブと解釈して[NetVault Backupセレクション]ページに表示するので、それらのアイテムが選択されるとNVBUはバックアップ・ジョブに含めようとします。この問題のため、VSSバックアップ・ジョブも失敗します。対処法としては、「nvdrw.cfg」ファイルを編集してLUNが[NetVault Backupセレクション]ページに表示されないようにすることができます。
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「nvdrw.cfg」ファイルを見つけて、テキスト・エディタで開きます。 |
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Plug-in Live Clientでは、NetVault Bare Metal Recovery Clientの[Windowsタスク・マネージャー]画面で、[プロセス]タブを選択し、[nvdrw]を右クリックしてから、[プロセスの終了]を選択し、[Windowsタスク・マネージャー]画面を閉じます。 |
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[NetVault Backupバックアップ]ウィンドウの[NetVault Backupセレクション]ページにアクセスし、変更が反映されたことを確認します。 |
バックアップ中にドライブに割当られたディスク番号とは異なる番号がリストア時に使用される場合があります。この問題に対処するには、[セレクション・セット作成]ページに表示されるディスクIDとディスクの順番をメモし、Plug-in Offline Clientを使用してリストアの対象となるマシンを起動してから、ディスクの順番が異なるかどうかをメモする必要があります。ディスクの順番が異なる場合はデータ消失を防ぐため、リストア処理の際に[名前変更]オプションを使用します。
ディスクの順番が異なっているかどうかを識別するには、以下の手順を実行します。
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NetVault Backup ServerのNetVault Backup WebUIの[ナビゲーション]パネルで、[リストア・ジョブ作成]をクリックします。 |
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Plug-in Offline Clientを使用してリストアの対象となるNetVault Bare Metal Recovery Clientを起動した後、NetVault Backup Serverにアクセスし、[NetVault Backupセレクション]ページを開きます。 |
Plug-in Live Client for Linuxを使用してバックアップされているファイル・システムのパラメータをカスタマイズしている場合、これらのパラメータはリストア・プロセス中に保持されません。システムがリストアされると、デフォルトのパラメータが使用されるように設定されています。たとえば、パフォーマンス・チューニングを使用して、モードをjournal_data_writebackに設定していた場合、リストアされたシステムでは、デフォルトの設定journal_data_orderedが使用されます
この問題に対処するには、次のアプローチのいずれかを使用します。
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システムをバックアップする前に、「/etc/fstab」ファイルを更新して、カスタマイズされたパラメータを反映します。これにより、リストアされたシステムでカスタマイズされたパラメータが保持されます。 |
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