SharePlexがインストールされているマシン上であれば、sp_ctrlを実行できます。sp_ctrlを実行するためには、sp_copプログラムが実行中である必要があります。実行中でない場合、次のようなエラーメッセージが表示されます。
Your tcp port is not set properly or “sp_cop” is not running.(tcpポートが正しく設定されていないか、"sp_cop "が実行されていません。)
sp_ctrlを実行するには以下の2つの方法があります。
オペレーティングシステムのコマンドシェルから以下のようなコマンドを実行します。
$ /productdir/bin/sp_ctrl command [on host]
sp_ctrlコマンドインターフェイスを実行して、以下のような1つ以上のコマンドを発行します。
$ /productdir/bin/sp_ctrl
sp_ctrl>command [on host]
ここで:
$ /productdir/bin/sp_ctrlstatus on host:port
sp_ctrlプロンプトは、デフォルトのホストとポート番号を設定したかどうかに応じて2通りの方法で表示されます。
プロンプト | 説明 |
---|---|
sp_ctrl> | 基本的なsp_ctrlプロンプト |
sp_ctrl(this_host:3304) > | hostおよびportコマンドの発行によってデフォルトのシステムとポートが設定されると、プロンプトが表示されます。 |
sp_ctrlコマンドラインインターフェイスを終了するには、exitまたはquitコマンドを実行します。
exitまたはquitコマンドは、sp_ctrlセッションを閉じるだけで、SharePlexのレプリケーションプロセスは停止しません。
システム上のSharePlexのインスタンスの数が1つだけの場合、sp_ctrlがポート番号を検出します。ただし、システム上に複数のSharePlexインスタンスを設定した場合(それぞれが異なるポート番号で実行される)、portコマンドを使用して、sp_ctrlのセッションをコマンドを発行するインスタンスに設定する必要があります。
sp_ctrl > port 番号
詳細については、SharePlexの複数のインスタンスの実行を参照してください。
portコマンドの詳細については、『SharePlexリファレンスガイド』を参照してください。
すべてのインタラクティブなsp_ctrlセッションのデフォルトマシンを定義するには、hostコマンドを使用します。このコマンドでは、それぞれにonhostオプションを使うことなく、一連のコマンドを入力することができます。
sp_ctr >host hostname
このコマンドは、sp_ctrlプロンプトにホスト名を含めるように変更します。
sp_ctrl (sysA) >
hostの設定は、それが設定されているsp_ctrlセッションにのみ適用されます。
設定ファイルなど、ASCIIテキストファイルへの入力が必要なコマンドを発行したときにsp_ctrlが実行するデフォルトエディタを設定することができます。デフォルトでは、sp_ctrlはUnixおよびLinux上でviを実行します。
デフォルトのテキストエディタは、SharePlexでテスト済み、動作確認済みです。デフォルトのエディタを変更する場合、新しいエディタはネイティブのASCIIテキストエディタでなければなりません。ワープロソフトやその他のASCII以外のプログラムは、たとえそのプログラムからASCIIにファイルを保存できたとしても、使用しないでください。
以下のいずれかの方法でEDITOR変数を設定します。
export EDITOR=エディタ名
setenv EDITOR エディタ名
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