プラグインでは、バックアップ・フォーマットとしてプレーンテキストSQLスクリプト、TARアーカイブ、およびカスタム・アーカイブをサポートしています。これらのフォーマットでデータベース・クラスタ全体または個別のデータベースおよびテーブルをバックアップできます。
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プレーンテキストSQLスクリプト・ファイル:このフォーマットでは、データベースを再構築してバックアップ時点の状態にするために必要なSQLコマンドが含まれるプレーンテキスト・ファイルを生成します。 |
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TARアーカイブ・ファイル:このフォーマットでは、圧縮されていないテープ・アーカイブ(TAR)ファイルを生成します。 |
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カスタム・アーカイブ・ファイル:このフォーマットでは、デフォルトで圧縮されたアーカイブ・ファイルを生成します。圧縮レベルを選択できます。オペレーティング・システムでサポートされる最大ファイル・サイズより大きいテーブルに使用できます。 |
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[フル・データベース・クラスタ]:このオプションは、クラスタ内のすべてのデータベースを、選択したバックアップ・フォーマットでバックアップします。これにはグローバル・オブジェクトのバックアップも含まれますが、グローバル・オブジェクトについては、指定したバックアップ・フォーマットに関係なくプレーンテキスト・スクリプト・ファイル・フォーマットになります。プラグインでは、データベース・クラスタを選択すると、自動的に設定ファイルもバックアップ対象になりますが、必要に応じてバックアップから除外することも可能です。 |
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[個々のデータベース/テーブル]:このオプションは、選択したデータベースまたはテーブルを、選択したバックアップ・フォーマットでバックアップします。ほかのデータベースより更新頻度の高いデータベースをバックアップする場合、またはテスト環境の作成時にソースとして使用できます。データベースまたはテーブルを個別にバックアップする場合、このオプションではグローバル・オブジェクトは含まれません。 |
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[グローバル・オブジェクトのみ]:このオプションは、グローバル・オブジェクトのみをバックアップします。このオプションを使用して、データベース・ユーザー、グループ、およびアクセス権に対して行われた更新をバックアップすることができます。 |
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[設定ファイルのバックアップ]:前述の任意のバックアップ・タイプを使って、または個別に、設定ファイルをバックアップすることができます。このオプションを選択すると、以下のファイルが含まれます。 |
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postgresql.conf:このファイルは、すべてのパラメータ設定と指示が含まれるプライマリ・サーバーの設定ファイルです。 |
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pg_hba.conf:このファイルは、ホストベースの認証(HBA)またはクライアント認証ファイルです。 |
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pg_ident.conf:このファイルには、sameuser以外のidentマップが保存されます。identに基づく認証に使用されます。 |
PostgreSQLデータベースの保護要件を満たす可能性がある、いくつかのシーケンス例を以下に示します。
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フル・データベース・クラスタのバックアップのみ:複数のデータベースの更新特性が類似している場合、フル・データベース・クラスタのバックアップを毎晩実行するよう設定すれば、前日までのデータ保護を保証できます。 |
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フル・データベース・クラスタ・バックアップと個別のデータベース/テーブル・バックアップ:一部のデータベースがほかのデータベースより頻繁に更新される場合、標準の個別のデータベース/テーブルのバックアップと、定期的なフル・データベース・クラスタのバックアップを組み合わせた戦略が最適です。たとえば、毎週日曜日の夜11:00にフルデータベース・クラスタのバックアップを実行し、頻繁に更新されるデータベースについては月曜日から土曜日の午後11:00に個別のデータベースのバックアップを実行します。これにより、前日までのデータ保護を保証できます。バックアップ頻度を高くすれば、データの損失が低減されます。また、大規模なデータベースに対してカスタム・アーカイブ・フォーマットを高い圧縮レベルで使用すれば、バックアップ・サイズを小さくできます。 |
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グローバル・オブジェクトのみのバックアップ:個別のデータベースのバックアップにはグローバル・オブジェクトは含まれないため、データベース・ユーザー、グループ、およびアクセス権の更新後にグローバル・オブジェクトのみのバックアップを使用できます。このオプションにより、フル・データベース・クラスタのバックアップの代わりに、これらの最近のバックアップを利用することができます。 |
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個別のデータベース/テーブルのバックアップとグローバル・オブジェクトのみのバックアップ:個別のデータベース/テーブルのバックアップ戦略とグローバル・オブジェクトのみのバックアップを組み合わせて、更新頻度に応じて個別のデータベースをバックアップすることができます。更新頻度が低いデータベースは週単位でバックアップし、それ以外の残りのデータベースを日単位でバックアップすることができます。また、グローバル・オブジェクトのみのバックアップを週単位に実行することも、データベース・グループ、ユーザーおよびアクセス権の更新が行われた後にオン・デマンドでバックアップを実行することもできます。 |
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