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NetVault Plug-in for MySQL 12.0 - ユーザー・ガイド

NetVault Backup Plug-in for MySQL- はじめに プラグインのインストールと削除 プラグインの設定 データのバックアップ データのリストア MySQLレプリケーションの使用 フェイルオーバー・クラスタ環境でのプラグインの使用 トラブルシューティング

トラブルシューティング

このトピックでは一般的なエラーとその解決方法について説明します。この表に記載されていないエラーが発生した場合は、NetVault BackupログからMySQLエラー番号を取得し、MySQLのドキュメンテーションで関連するトラブルの解決手段を参照してください。

 

これらのメッセージは、選択されたデータのバックアップは完了したものの、NetVault Backupによってジョブのインデックス情報がデータベースに適切に追加されなかったことを示します。このインデックス情報が追加されていないと、データは正しくリストアされません。

方法1:

NetVault BackupWebUIの[デバイス管理]ページに移動して、ジョブが対象とするメディアのスキャンを実行します。NetVault Backupでは、バックアップ・ジョブのインデックス情報はNetVaultデータベースとバックアップ対象メディアの双方に保存されます。このスキャンを実行することで、インデックス情報が、NetVaultデータベースに書き込まれます。情報が追加されたことを確認するには、[リストア・ジョブ作成 — セーブセットの選択]ページを開いて対象のジョブを見つけます。ジョブが参照でき、リストア・ジョブも設定できる場合には、スキャン処理によってこの問題は解決されました。

方法2:

方法1が失敗した場合は、バックアップ・ジョブを再実行します。

バックアップがレプリケーション・エラーを伴って失敗しました。

「レプリケーション・スレーブ・サーバーの開始に失敗しました」などのメッセージが表示されてバックアップが失敗する場合は、[MySQLレプリケーションを可能にする]チェックボックスは選択したが、レプリケーションを設定していない可能性があります。この問題を修正するには、[設定]ダイアログ・ボックスの[MySQLレプリケーションを可能にする]チェック・ボックスをクリアするか、レプリケーションを設定してからバックアップ・ジョブを再実行する必要があります。設定の更新について詳しくは、「プラグインの設定」を、レプリケーションについて詳しくは、「MySQLレプリケーションの使用」を参照してください。

LinuxまたはUNIX環境では、バックアップまたはリストア・ジョブが失敗し、次のエラーを発します。

Cannot establish connection to mysql server.Connection open fails with error “Can't connect to local MySQL server through socket ‘/tmp/mysql.sock’ (2)”

ジョブがデフォルトの場所「/tmp/mysql.sock」にアクセスしてMySQL Serverのソケット・ファイルの検索を試行していますが、ファイルが別の場所にあります。「/var/lib/mysql/mysql.sock」または「/opt/mysql/mysql.sock」、あるいは別の場所にある可能性があります。この問題を解決するには、次のコマンドを使用してシンボリック・リンクを作成すると、ジョブがソケット・ファイルにアクセスできるようになります。

ln -s <existingFile> <symbolicLinkFile>

パスおよびファイル名の更新については、「プラグインの設定」を参照してください。

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