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NetVault Plug-in for MySQL 12.0 - ユーザー・ガイド

NetVault Backup Plug-in for MySQL- はじめに プラグインのインストールと削除 プラグインの設定 データのバックアップ データのリストア MySQLレプリケーションの使用 フェイルオーバー・クラスタ環境でのプラグインの使用 トラブルシューティング

異なるMySQLサーバーへのリストア

プラグインでデータベースまたは個々のテーブルを同じMySQLサーバー上の別のMySQLインスタンスにリストアできるのと同様に、リストア・プロセス中に別のMySQLサーバーをターゲットにすることができます。このオプションは、災害復旧オペレーションで使用されます。

このプロセスを実行するには、以下のトピックで説明する手順に従います。

リストアを別のMySQLサーバーに移動する前に、このオペレーションに関する以下の既知の制限事項と想定される用途のリストを確認する必要があります。

このタイプのリストアを設定して実行するには、以下の前提条件を満たす必要があります。

既存のマシンとターゲット・マシンのインストール構成を同一にする:MySQLに関して、両方のマシンが以下のように設定されている必要があります。
NetVault BackupソフトウェアおよびPlug‑in for MySQLをすべてのクライアントにインストールする:NetVault Backup(クライアントまたはサーバー・バージョン)およびプラグインを、このプロセスで使用する両方のクライアント・マシン(既存のMySQLマシン新しいリストア・ターゲット)にインストールし、設定する必要があります。
すべてのクライアント・マシンをNetVault Backupサーバーに追加する:すべてのソフトウェア・インストール条件を満たした上で、NetVault BackupWebUIを使用して、ターゲットのNetVault Backupクライアント・マシン(既存のMySQLマシンおよび新しいリストア・ターゲット)をNetVault Backupサーバーに追加する必要があります。
新しいリストア・ターゲットにMySQLインスタンスが必ず存在する新しいリストア・ターゲットにMySQLインスタンスが存在している必要があります。このインスタンスが移動リストアのターゲットとなります。このインスタンスはMySQLで正しく設定および構成されるとともに、新しいリストア・ターゲットでプラグインのインストールに追加されている必要があります(「プラグインの設定」で説明した手順に従います)。
重要: 新しいリストア・ターゲットのインスタンスの[設定]ダイアログ・ボックスから、以下の値をメモしておきます。ユーザ名パスワードおよびインスタンス名

移動リストアの設定中、プラグインでターゲットMySQLインスタンスへの適切なアクセスを得られるよう、これらの値を[オプション]タブ内のフィールドに入力する必要があります。

リストアの実行

すべての前提条件を満たしたら、以下の手順に従って、MySQLのバックアップを別のマシンにリストアします。

1
[ナビゲーション]パネルで、[リストア・ジョブ作成]をクリックします。
2
[リストア・ジョブ作成 - セーブセットの選択]ページで、[プラグイン・タイプ]リストから[Plug‑in for MySQL]を選択します。
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セーブセットのテーブルに表示されている項目をさらにフィルタリングするには、[クライアント][日付][ジョブID]リストを使用します。
セーブセットを選択すると、以下の情報が[セーブセット情報]に表示されます。ジョブID、ジョブ・タイトル、サーバー名、クライアント名、プラグイン名、セーブセットの日時、リタイア設定、増分バックアップかどうか、アーカイブかどうか、セーブセットのサイズ、スナップショットベースのバックアップかどうかなど。
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[次へ]をクリックします。
6
[セレクション セット作成]ページで、リストアするデータを選択します。
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利用可能なデータベースを選択したら[プラグイン・オプションの編集]をクリックし、[リストア先]タブを選択します。
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[リストア先詳細]セクションで、以下の情報を入力します。
[ユーザー名]新しいリストア・ターゲットのターゲット・インスタンスに設定したユーザー名を入力します([設定]ダイアログ・ボックスの[ユーザー名]フィールドで設定した名前)。
[パスワード]新しいリストア・ターゲットのターゲット・インスタンスに設定したパスワードを入力します([設定]ウィンドウの[パスワード]フィールドで設定したパスワード)。
[インスタンス名]新しいリストア・ターゲットのMySQLインスタンスのNetVault Backup名を入力します([設定]ウィンドウの[MySQLインスタンス名]フィールドでインスタンスに設定した値)。
9
必要に応じて、[リカバリ時]タブで使用可能なその他のオプションを設定できますが、
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設定を保存するには、[OK]、続いて[次へ]をクリックします。
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デフォルト設定を使用しない場合は、[ジョブ名]に、ジョブの名前を指定します。
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[クライアント指定]リストで、データをリストアするマシンを選択します。
ヒント: [選択]をクリックして、[クライアント指定選択]ダイアログ・ボックスから適切なクライアントを検索、選択することもできます。
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[スケジュール][ソース・オプション]、および[詳細設定]リストを使って、その他の必要なオプションを設定します。
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[保存]または[保存 & 実行]の、どちらか適切な方をクリックします。
[ジョブ・ステータス]ページで進捗状況を監視したり、[ログ参照]ページでログを表示したりできます。詳しくは、『QuestNetVault Backupアドミニストレーターズ・ガイド』を参照してください。

MySQLレプリケーションの使用

MySQLレプリケーション環境でのプラグイン使用:概要

レプリケーションを使用するときは、複製されたテーブルに対するすべての更新をマスタ・サーバーで実行する必要があります。これを行わない場合は、ユーザーがマスタ上のテーブルに対して行った更新と、スレーブ上のテーブルに対して行った更新との間に矛盾が生じないよう常に注意する必要があります。

レプリケーションにより、堅牢性、速度、およびシステム管理上の利点がもたらされます。

Plug‑in for MySQL は、単一のマスタ・レプリケーション環境のバックアップとリカバリに対応しています。

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