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NetVault Plug-in for SQL Server 11.4.5 - ユーザー・ガイド

Quest® NetVault® Backup Plug-in  for SQL Server® - はじめに SQL Serverシステム構築計画 プラグインのインストールと削除 プラグインの設定 データのバックアップ
バックアップ戦略の策定 圧縮機能の確認 オンラインVDIのバックアップの実行 SQL Server®でVSSバックアップを実行する AlwaysOn可用性グループのVDIによるフル・バックアップの作成例
データのリストア トラブルシューティング

特定のSQL Serverインスタンスにデフォルトのログオン認証情報を入力

特定のインスタンスが、認証モードで説明するような、デフォルトで使用される認証情報とは異なるログオン認証情報を使用している場合、この手順を実行して他の認証情報を入力します。このプロセスで入力する情報は「クライアントのすべてのインスタンスにログオン認証情報を入力」で指定するものより優先されます。

1
[ナビゲーション]パネルで、[バックアップ・ジョブ作成]をクリックして、次に[セレクション]リストの隣りにある[新規作成]をクリックします。
3
[Plug‑in for SQL Serverをダブル・クリックして、次に[すべてのインスタンス]ノードをダブル・クリックし、SQL Server®インスタンスのリストを表示します。
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[アクション]リストから、[設定]を選択します。
[ログオン・セキュリティ・モード]:SQL Serverインスタンスに設定されている認証モードに応じて、Windows®管理者アカウントまたはSQL Server管理者アカウントを指定できます。Windows管理者アカウントを指定するには、このフレームで[Windows]オプションを選択します。SQL Server管理者アカウントを指定する場合は、[SQL Server]オプションを選択します。
重要: このオプションを選択できるのは、SQL Server認証モード混合モード/SQL認証に設定されている場合のみです。
[ログイン詳細]:[ログオン・セキュリティ・モード]セクションで選択したオプションに応じて、このセクションに適切なアカウント情報を入力します。
[Administratorユーザー名]:ローカルまたはドメインのいずれかのWindows Administratorユーザー名を指定します。
[パスワード]:上のフィールドで指定したユーザーに関連付けられているパスワードを入力します。
[Windowsドメイン]:[Administratorユーザー名]フィールドにドメイン・アカウントを指定した場合、そのドメインの名前を入力します。ローカル管理者ユーザー名を指定した場合は、このフィールドをブランクのままにしても構いません。
[Administratorユーザー名]:sysadminの役割を持つSQL Serverユーザーを指定します。
[パスワード]:上のフィールドで指定したユーザーに関連付けられているパスワードを入力します。
[インスタンス名]:通常、プラグインは自動でこのフィールドを識別し入力しますので、変更できません。AlwaysOn可用性グループを設定する場合など、プラグインがインスタンス名を決定できない場合、実行中のSQL Serverインスタンスの正確な名前を指定します。NetVault Backupがインスタンスを特定すると、そのインスタンスは、[NetVault Backup選択]ページに表示され、バックアップ・ジョブの対象として選択可能になります。
b
Step 1からStep 6を繰り返します。
8
設定を保存するには、[OK]をクリックします。
アカウントが正しく設定されていれば、[すべてのインスタンス]ノードをクリックすると、指定したインスタンスが表示されます。
a
[ナビゲーション]パネルで、[バックアップ・ジョブ作成]をクリックして、次に[選択]リストの隣りにある[新規作成]をクリックします。
b
選択ツリーで、最初のSQL Server®仮想サーバーに対してセット・アップされた、新たに作成した仮想クライアントを開きます。
c
[Plug‑in for SQL Serverをダブル・クリックして、[すべてのインスタンス]ノードをダブル・クリックします。
d
ツリーで最初のSQL Server 仮想サーバーを選択し、[アクション]リストから[設定]を選択します。
最初のSQL Server仮想サーバーについて対応する仮想クライアントの設定を行ったら、残りすべてのSQL Server仮想サーバーについてこの手順を繰り返します。
f
残りすべての仮想クライアントについてStep bStep eを繰り返し、各仮想クライアントに対して正しいSQL Server仮想サーバーが選択されていることを確認します。

AlwaysOn可用性グループ内のノード間の通信の有効化

プラグインでは、NetVault Backup仮想クライアントを使用して、1つのグループに含まれるすべてのレプリカのNetVault Backupプロセスを管理します。NetVault Backup 10.xまたは以前のバージョンでプラグインを使用する場合、以下のプロセスを使用してプラグインとレプリカ間の通信を有効にします。このプロセスによりグループ内のセカンダリ・レプリカに存在するデータベースのバックアップおよびリストアができるようになります。

cd <NetVaultBackupInstallDirectory>\util
デフォルトのインストール・ディレクトリは、C:\Program Files (x86)\Quest\NetVault Backup\utilまたは、C:\Program Filesの下の対応するディレクトリです。
nvclientaccess <clientName>
ここで、<clientName>は、仮想クライアントに追加されたNetVault Backupクライアントの名前です。このコマンドは、すべてマシンの各クライアントに対して実行できます。
たとえば、ノードが2つある場合、ノード1で<clientName>ノード2としてnvclientaccess <clientName>を実行し、ノード2で<clientname>をノード1としてnvclientaccess <clientName>を実行します。

SQL Server®のTCP/IPポート変更

SQL Server®のTCP/IPポート変更

本プラグインは、特定のポートによっては直接通信することはありません。これは、本プラグインがSQL Serverドライバを使用して接続し、次に設定済みのTCP/IPポート上のDatabase Engineと通信するためです。本プラグインはTCP/IPポートそのものと直接通信しませんが、SQL Server Database Engineを設定してさまざまなポートを監視することが可能です。これにより、本プラグインを再設定する必要がなくなります。

SQL Server 2012以降に対するSQL Server®認証の設定

SQL Server 2012以降では、セキュリティ権限が変更されたため、LocalSystemアカウントを使用できません。以前はLocalSystemアカウントをsysadminロールのデフォルトとして使用できました。SQL Server 2012以降ではSQL Server sysadminロールを持つドメイン・アカウント(管理者など)を使用するか、必要な権限を持つドメイン・ユーザーを使用するようにSQL Serverサービスの[ログオン・アカウント]オプションを変更してください。SQL Serverがドメインに含まれていない場合、sysadminロールを持つローカル・ユーザーを使用したり、必要な権限を持つローカル・ユーザーを使用するようにSQL Serverサービスの[ログオン・アカウント]オプションを変更したりすることができます。

Windowsの[コントロール パネル]>[管理ツール]>[サービス]で、[NetVaultプロセス マネージャ]を探して選択し、[停止]をクリックします。[NetVaultプロセス マネージャ]を右クリックし、[プロパティ]を選択します。[ログオン]タブで、SQL Server sysadminの役割を持つアカウントを使用してNetVault Backupが実行されていることを確認します。NetVaultプロセス・マネージャを開始します。
[SQL Server 構成マネージャー][SQL Serverのサービス]をクリックします。詳細ペインで、該当するSQL Serverインスタンスの名前を右クリックし、[プロパティ]をクリックします。SQL Server <インスタンス名>[プロパティ]ダイアログ・ボックスで、[ログオン]タブをクリックします。[ログオン・アカウント]で、SQL Server sysadminロールを持つアカウントを選択します。Windowsの[コントロール パネル]>[管理ツール]>[サービス]で、[SQL Server サービス]を停止してから、開始します。
SQL Server Management Studioを使用して、sysadmin権限を持つドメインまたはローカル・ユーザー・アカウントをSQL Serverに追加します。SQL Server Management Studioを使用してこのアカウントを追加することも、コマンド・プロンプトに次のコマンドを入力して追加することもできます。
CREATE LOGIN [<domainName>\<loginName>] FROM WINDOWS;
SP_ADDSRVROLEMEMBER '<domainName>\<loginName>', 'sysadmin'
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