表 2. 一般的な既知の問題 Cannot find the Xen® hypervisor file which the system was booted with.Without this, it is not possible to perform a system installation.You should create the file /storix/config/multibootfile with a line specifying the full path to the hypervisor file and recreate the boot media.(システムを起動したXenハイパーバイザ・ファイルが見つかりません。これを使用しないと、システムのインストールを実行することができません。/storix/config/multibootfileファイルを作成し、ハイパーバイザ・ファイルへのフル・パスを指定する行を追加してから起動メディアを再作成してください。)」
1 「/boot/grub/grub.conf」を開き、マシンの起動元のセクションを検索します。以下の形式に類似しているはずです。kernel /xen.gz-2.6.18-53.el5
2 ファイルを作成して「/storix/config/multibootfile」という名前を付け、以下の例に示すようなハイパーバイザー・ファイルへのフル・パスを指定する行を追加します。/boot/xen.gz-2.6.18-53.el5 SCSIまたはネットワーク・デバイスが起動時にStorix®起動メディアから利用できない場合、デバイス・モジュールが起動メディアに含まれていない、あるいはマスター・モジュール・ファイルにリストされていないと示されることがあります。
1 以下のコマンドを実行して、カスタム・ディレクトリに元の「ブートリスト」ファイルをコピーします。# cp /opt/storix/config/bootlist_scsi /storix/config/bootlist_scsiネットワーク・ドライバにエントリを追加する場合は「bootlist_network」ファイルを使用し、SCSIドライバにエントリを追加する場合は「bootlist_scsi」ファイルを使用する必要があります。
2 カスタム・ディレクトリで「bootlist」ファイルを開き、#$ SCSI adapters行の下にSCSIデバイス・モジュールを追加して、"#$ Ethernet Network Adapters行の下にネットワーク・デバイス・モジュールを追加します。モジュールを追加するには、以下の形式を使用します。 #MOD:S:モジュール名:詳細例: #MOD:S:dc395x_trm:DC-395U SCSI adapter support Ubuntu®クライアントで、リストア後にStorix管理シェルがmaint>を返しません。これはUbuntu内で/bin/shが/bin/dashにリンクされているためです。このため、リストア完了後Storixは新たにリストアされたルートでchrootを実行して/bin/shを呼び出しますが、このシェルにはプロンプトがひとつも表示されません。 対処法: Storix内の[View/Change Installation Settings]機能を使用して、パーティション・サイズを調整します。
1 Storixのメイン・メニューから、[View/Change Installation Settings]>[Logical Volume Management]>[Add or Change Logical Volume]を選択します。
2 利用可能なボリュームを選択し、[Enter]を押します。
3 [Stripe Size]を「0」から元々設定されていたサイズに変更します。
4 メイン・メニューに戻り、各選択画面上でF3を押します。
表 3. 必要条件 Linux® x86(32-bit)Linux® x86-64(32/64-bit)サポートされるLinux®オペレーティング・システム
表 4. 必要条件 Novell® Open Enterprise Server(OES)Linux
表 5. サポートされているVM VMware® ESXi™
NetVault Backup 8.6では、「LinuxX86Pure64」という名前の新しいビルド・タイプが追加され、Linux®バージョンの32ビット専用ビルドの提供は終了しました。この変更による影響については、以下を参照してください。
• ハイブリッド32/64ビットのビルド:ハイブリッド32/64ビットのビルドの提供は継続されます。ただし、プラットフォーム・タイプの名前が「LinuxX8664」から「LinuxX86Hybrid」に変更になりました。このビルドは、64ビット専用ビルドの要件を満たさないLinuxユーザーのための標準ビルドとして機能します。このビルドは、NetVault Backupの32ビット専用ビルドおよびハイブリッド・ビルドからアップグレードすることができます。
• 64ビット専用ビルド:「LinuxX86Pure64」という名前の新しいビルド・タイプが64ビット専用Linuxディストリビューション向けに導入されました。32ビット・コンポーネントを使用することができない理由がある場合は(たとえば、32ビット・コードを実行しないLinuxディストリビューションを使用中など)、このタイプを使用します。ただし、既存のNetVault Backupインストールのアップグレードにこの新しいタイプを使用することはできません。既存バージョンを削除してから、64ビット専用バージョンをインストールしてください。混乱を防ぐため、アップグレードおよびインストール・パッケージの両方に警告メッセージが追加され、両者に互換性がないことを確認できるようになりました。
表 6. 64ビット専用ビルド
NOTE: X = 互換性あり
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