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SharePlex 11.4 - 管理者ガイド

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sp_ctrlの実行方法

SharePlexがインストールされているマシン上であれば、sp_ctrlを実行できます。sp_ctrlを実行するためには、sp_copプログラムが実行中である必要があります。実行中でない場合、次のようなエラーメッセージが表示されます。

Your tcp port is not set properly or “sp_cop” is not running.tcpポートが正しく設定されていないか、"sp_cop "が実行されていません。

sp_ctrlの開始

sp_ctrlを実行するには以下の2つの方法があります。

  • オペレーティングシステムのコマンドシェルから以下のようなコマンドを実行します。

    $ /productdir/bin/sp_ctrl command [on host]

  • sp_ctrlコマンドインターフェイスを実行して、以下のような1つ以上のコマンドを発行します。

    $ /productdir/bin/sp_ctrl

    sp_ctrl>command [on host]

ここで:

  • productdirSharePlex製品インストールディレクトリです。
  • commandSharePlexコマンドです。
  • on hostは、以下の例に示すように、ローカルマシンでコマンドを発行してリモートマシン上のSharePlexを制御することができるコマンドオプションの1つを表しますコマンドでサポートされている場合

$ /productdir/bin/sp_ctrlstatus on host:port

sp_ctrlプロンプト

sp_ctrlプロンプトは、デフォルトのホストとポート番号を設定したかどうかに応じて2通りの方法で表示されます。

プロンプト 説明
sp_ctrl> 基本的なsp_ctrlプロンプト
sp_ctrl(this_host:3304) > hostおよびportコマンドの発行によってデフォルトのシステムとポートが設定されると、プロンプトが表示されます。

sp_ctrlの終了

sp_ctrlコマンドラインインターフェイスを終了するには、exitまたはquitコマンドを実行します。

exitまたはquitコマンドは、sp_ctrlセッションを閉じるだけで、SharePlexのレプリケーションプロセスは停止しません。

sp_ctrlのデフォルトポートの定義

システム上のSharePlexのインスタンスの数が1つだけの場合、sp_ctrlがポート番号を検出します。ただし、システム上に複数のSharePlexインスタンスを設定した場合それぞれが異なるポート番号で実行されるportコマンドを使用して、sp_ctrlのセッションをコマンドを発行するインスタンスに設定する必要があります。

sp_ctrl > port 番号

詳細については、SharePlexの複数のインスタンスの実行を参照してください。

portコマンドの詳細については、『SharePlexリファレンスガイド』を参照してください。

sp_ctrl のデフォルトホストの定義

sp_ctrlのデフォルトホストの定義

すべてのインタラクティブなsp_ctrlセッションのデフォルトマシンを定義するには、hostコマンドを使用します。このコマンドでは、それぞれにonhostオプションを使うことなく、一連のコマンドを入力することができます。

sp_ctr >host hostname

このコマンドは、sp_ctrlプロンプトにホスト名を含めるように変更します。

sp_ctrl (sysA) >

hostの設定は、それが設定されているsp_ctrlセッションにのみ適用されます。

sp_ctrlのデフォルトエディタの設定

設定ファイルなど、ASCIIテキストファイルへの入力が必要なコマンドを発行したときにsp_ctrlが実行するデフォルトエディタを設定することができます。デフォルトでは、sp_ctrlはUnixおよびLinux上でviを実行します。

デフォルトのテキストエディタは、SharePlexでテスト済み、動作確認済みです。デフォルトのエディタを変更する場合、新しいエディタはネイティブのASCIIテキストエディタでなければなりません。ワープロソフトやその他のASCII以外のプログラムは、たとえそのプログラムからASCIIにファイルを保存できたとしても、使用しないでください。

UnixまたはLinuxでのエディタの変更

以下のいずれかの方法でEDITOR変数を設定します。

  • sp_ctrlの開始前。これは、sp_ctrlのそのセッションについてのみエディタを設定します。
  • ローカルマシンのシェル起動スクリプトで。これは、起動スクリプトで変更されるまで永久にエディタを設定します。この設定はセッションごとにオーバーライドできます。
構文 - kshシェル

export EDITOR=エディタ名

構文 - cshシェル

setenv EDITOR エディタ名

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