set encryption keyコマンドを使用して、create encryption keyコマンドで生成されるAES暗号化キーを使用するようにExportおよびImportプロセスを設定します。
このコマンドを使用して、暗号化キーをソースシステムとターゲットシステムで設定する必要があります。
AES暗号化の設定の詳細については、『SharePlex管理ガイド』を参照してください。
サポート対象のソース: | Oracle |
サポート対象のターゲット: | すべて |
認証レベル: | オペレーター(2) |
発行場所: | ソースシステム |
関連コマンド: | create encryption key、show encryption key、reset encryption key |
基本コマンド | リモートオプション |
---|---|
set encryption key key_value |
[ on host | on host:portnumber | on login/password@host | on login/password@host:portnumber ] |
コンポーネント | 説明 |
---|---|
key |
create encryption keyコマンドで生成された暗号化キー。 例: 例: set encryption key E5F5D4CBA329D2C86B5D7ABA096C18600595490129F55A1422AAB0248B28D0E4 |
これらのオプションにより、リモートマシンにコマンドを発行したり、ログイン名、パスワード、ポート番号、またはそれらの組み合わせを含むコマンドをスクリプト化したりすることができます。
オプション | 説明 |
---|---|
on host |
リモートシステム(現在のsp_ctrlセッションが実行されているシステム以外)でコマンドを実行します。リモートシステムのログイン認証情報の入力を求めるプロンプトが表示されます。使用する場合は、コマンド構文の最後の構成要素でなければなりません。 例: sp_ctrl(sysB)>status on SysA |
on host:portnumber |
リモートログインとポート番号を指定する必要がある場合は、リモートシステムでコマンドを実行します。使用する場合は、コマンド構文の最後の構成要素でなければなりません。 例: sp_ctrl(sysB)>status on SysA:8304 |
on login/password@host |
リモートログイン、パスワード、ホスト名を指定する必要がある場合は、リモートシステムでコマンドを実行します。使用する場合は、コマンド構文の最後の構成要素でなければなりません。 例:sp_ctrl(sysB)>status on john/spot5489@SysA |
on login/password@host:portnumber |
リモートログイン、パスワード、ホスト名、ポート番号を指定する必要がある場合は、リモートシステムでコマンドを実行します。使用する場合は、コマンド構文の最後の構成要素でなければなりません。 例: sp_ctrl(sysB)>status on john/spot5489@SysA:8304 |
show logコマンドのデフォルトパラメーターを設定するには、set logコマンドを使用します。このコマンドは以下の場合のデフォルトを設定します。
このコマンドを使うと、これらのパラメーターのいずれか、あるいはすべてを一度に設定できます。このコマンドには[on host]オプションはありません。
サポート対象のソース: | Oracle |
サポート対象のターゲット: | すべて |
認証レベル: | ビューアー(3) |
発行対象: | ソースまたはターゲットシステム |
関連コマンド: | show log、view log options |
基本コマンド | リモートオプション |
---|---|
set log {maxlines=number | lpp=number | reverse | forward} | 利用不可 |
コンポーネント | 説明 |
---|---|
filespec |
この引数は、コマンドの実行対象になるワイルドカード指定Oracleオブジェクト(スキーマの所有者を含む)を指定します。forデータソースオプションがない場合、スキーマとオブジェクトはレプリケーションされ、アクティブな設定内に含まれていると想定されます。 例: sp_ctrl(sysA)> expand scott.% この例では、scottスキーマ内のすべてのオブジェクトが結果に表示されます。 |
maxlines=number |
このオプションを使用して、show logコマンドが表示するログの最大行数のデフォルトを設定します。このオプションは単独でも、他のset logコマンドオプションと組み合わせても使用できます。 例: sp_ctrl(sysA)> set log maxlines=50 sp_ctrl(sysA)> set log maxlines=50 lpp=34 reverse |
lpp=number |
このオプションを使用して、show logコマンドの画面あたりの行数のデフォルトを設定します。このオプションは単独でも、他のset logコマンドオプションと組み合わせても使用できます。 例: sp_ctrl(sysA)> set log lpp=34 sp_ctrl(sysA)> set log maxlines=50 lpp=34 reverse |
reverse |
このオプションを使うと、show log出力が最新のエントリと共に開始されます。このオプションは単独でも、他のset logコマンドオプションと組み合わせても使用できます。 例: sp_ctrl(sysA)> set log reverse sp_ctrl(sysA)> set log maxlines=50 lpp=34 reverse |
forward |
このオプションを使うと、show log出力が最も古いエントリと共に開始されます。このオプションは単独でも、他のset logコマンドオプションと組み合わせても使用できます。 例: sp_ctrl(sysA)> set log forward sp_ctrl(sysA)> set log maxlines=50 lpp=34 forward |
set paramコマンドを使用して、SharePlexパラメーターの値を変更します。
新しい設定は、以下のようにパラメーターのセットアットポイントに基づいて有効になります。
パラメーターをデフォルト値から変更すると、SharePlexは 、すべてのユーザ定義パラメーター値が保存されている変数データディレクトリに変更を記録します。デフォルト値は、製品ディレクトリのparam-defaultsファイルに保存されます。
ほとんどのSharePlexパラメーターのデフォルト設定は、ほとんどのレプリケーション操作に適していますが、必要な場合に、SharePlexの正規ユーザが変更できるものもあります。これらのパラメーターは、list param basicコマンドで表示します。
残りのパラメーターは、ユーザが変更できないものとされています。これらはlist param allコマンドで表示します。Quest開発チームまたはテクニカル・サポート・チームの監督なしに、またはSharePlexのガイドに文書化された手順に従わない限り、これらのパラメーターを変更しないでください。これらのパラメーターに精通していない限り、変更するとレプリケーションに悪影響を及ぼす可能性があります。
以下では、set paramコマンドオプションの使い方を説明します。
基本的なset paramコマンド(オプションなし)は、sp_copのインスタンスにグローバルベースでパラメーターを設定します。例えば、以下のコマンドは、sp_copの1つのインスタンスによって生成されるすべてのExportプロセスに対してパラメーターを設定します。
sp_ctrl(sysA)> set param SP_XPT_SO_SNDBUF 1024
モジュール | 命名規則 | 制御対象の機能 |
---|---|---|
export | SP_XPT | Exportプロセス |
import | SP_IMP | Importプロセス |
capture | SP_OCT | Captureプロセス |
post | SP_OPO | Postプロセス |
read | SP_ORD | Readプロセス |
プロセス固有の値を、同じパラメーターのグローバル値と組み合わせて使用することができます。例えば、SP_XPT_SO_SNDBUFを、SysCに送信するプロセスを除くすべてのExportプロセスに対してグローバルに設定することができます。そのプロセスに対しては、[to host value]プロセス固有のオプションを使用して、別の値を設定することができます。
SharePlexパラメーターの名前、その値、セットアットポイント、およびプロセス固有の値が有効であるかどうかを表示するには、list paramコマンドを使用します。以下の例では、Exportプロセスのグローバル値と、Export to sysBのプロセス固有の値の両方が示されています。
Parameter name | Actual value | Unit | Set at |
---|---|---|---|
---------------------- | --------------------- | ------------ | ------------ |
SP_XPT_SO_SNDBUF | 0 | bytes | Restart Process |
SP_XPT_SO_SNDBUF |
1024 | bytes | Restart Process |
To sysB.ABC.com Default Value: 0 |
パラメーターの値をデフォルト値に変更するには、reset paramコマンドを使用します。
サポート対象のソース: | Oracle |
サポート対象のターゲット: | すべて |
認証レベル: | 管理者(1) |
発行対象: | ソースまたはターゲットシステム |
関連コマンド: | list param、reset param |
基本コマンド | リモートオプション |
---|---|
set param paramname value |
[ on host | on host:portnumber | on login/password@host | on login/password@host:portnumber ] |
基本コマンド | コマンドオプション | リモートオプション |
---|---|---|
set param { paramname to host value | paramname from host value | paramname for datasource value | paramname for datasource-datadest value } |
[queue queuename] |
[ on host | on host:portnumber | on login/password@host | on login/password@host:portnumber ] |
コンポーネント | 説明 |
---|---|
paramname value |
例: sp_ctrl(sysA)> set param SP_XPT_SO_SNDBUF 1024 この例では、パラメーターはシステム上のすべてのExportプロセスに対してグローバルに 設定されています。 |
コンポーネント | 説明 |
---|---|
to host value |
このオプションは、指定されたターゲットシステムに対するすべてのExportプロセスのExportパラメーター(SP_XPT_)を設定します。変更を名前付きexportキューに関連付けられたExportプロセスに制約するには、このオプションを[queuequeuename]オプションと共に使用します。
例: sp_ctrl(sysA)> set param sp_xpt_so_sndbuf to sysB 1024 この例では、Export to sysBに対してパラメーターが設定されますが、他のターゲットシステムには影響しません。 |
from host value |
このオプションは、指定されたソースシステムからのすべてのImportプロセスのImportパラメーター(SP_IMP_)を設定します。変更を名前付きexportキューに関連付けられたImportプロセスに制約するには、このオプションを[queuequeuename]オプションと共に使用します。
例: sp_ctrl(sysD)> set param sp_imp_wcmt_msgcnt from sysC 10000 この例では、Import from sys Cに対してパラメーターが設定されますが、他のソースシステムからのImportプロセスには影響しません。 |
for datasource value |
このオプションは、指定されたデータソースのCaptureまたはReadパラメーター(SP_OCT_またはSP_ORD_)を設定します。
例: sp_ctrl(sysA)> set param sp_oct_replicate_dload for o.oraA 1 この例では、インスタンスoraAのCaptureに対してパラメーターが設定されますが、sp_copの同じインスタンスに対する他のCaptureプロセスは影響を受けません。 |
for datasource-datadest value |
このオプションは、あるデータベースから別のデータベースにデータをポストするすべてのPostプロセスに対してPostパラメーター(SP_OPO_)を設定します。変更を名前付きpostキューに関連付けられたPostプロセスに制約するには、このオプションを[queuequeuename]オプションと共に使用します。
例: sp_ctrl(sysC)> set param sp_opo_cont_on_err for o.oraA-o.oraC 1 この例では、oraCにレプリケートされるインスタンスoraAのPostプロセスに対してパラメーターが設定されますが、他のPostプロセスには影響しません。 |
queue queuename |
このオプションは、コマンドの効果を、名前付きキューに関連付けられたExport、ImportまたはPostプロセスに制限します。
使用される場合、queue queuenameオプションは、以下のように、必須構文とオプション構文の後、および新しい値の前に表示されなければなりません。 例1: Exportプロセス sp_ctrl(sysA)> set param sp_xpt_so_sndbuf queue QA to sysB 1024 この例では、名前付きexportキューQAに関連付けられているExportプロセスに対してパラメーターが設定されますが、他のExportプロセスは影響を受けません。 例2: Importプロセス sp_ctrl(sysD)> set param sp_imp_wcmt_msgcnt from sysC queue QA 10000 この例では、名前付きexportキューQAに関連付けられているImportプロセスに対してパラメーターが設定されますが、他のImportプロセスは影響を受けません。 例3: Postプロセス sp_ctrl(sysC)> set param sp_opo_cont_on_err queue QA for o.oraA-o.oraC 1 この例では、oraAとoraC間のレプリケーションのために、名前付きpostキューQAに関連付けられているPostプロセスに対してパラメーターが設定されますが、他のPostプロセスは影響を受けません。 例4: Postプロセス sp_ctrl(sysC)> set param sp_opo_cont_on_err queue QA 1 この例では、名前付きpostキューQAに関連付けられているPostプロセスに対してパラメーターが設定されますが、他のPostプロセスは影響を受けません。 |
これらのオプションにより、リモートマシンにコマンドを発行したり、ログイン名、パスワード、ポート番号、またはそれらの組み合わせを含むコマンドをスクリプト化したりすることができます。
オプション | 説明 |
---|---|
on host |
リモートシステム(現在のsp_ctrlセッションが実行されているシステム以外)でコマンドを実行します。リモートシステムのログイン認証情報の入力を求めるプロンプトが表示されます。使用する場合は、コマンド構文の最後の構成要素でなければなりません。 例: sp_ctrl(sysB)>status on SysA |
on host:portnumber |
リモートログインとポート番号を指定する必要がある場合は、リモートシステムでコマンドを実行します。使用する場合は、コマンド構文の最後の構成要素でなければなりません。 例: sp_ctrl(sysB)>status on SysA:8304 |
on login/password@host |
リモートログイン、パスワード、ホスト名を指定する必要がある場合は、リモートシステムでコマンドを実行します。使用する場合は、コマンド構文の最後の構成要素でなければなりません。 例:sp_ctrl(sysB)>status on john/spot5489@SysA |
on login/password@host:portnumber |
リモートログイン、パスワード、ホスト名、ポート番号を指定する必要がある場合は、リモートシステムでコマンドを実行します。使用する場合は、コマンド構文の最後の構成要素でなければなりません。 例: sp_ctrl(sysB)>status on john/spot5489@SysA:8304 |
sp_copのインスタンスのレプリケーションプロセスとデータのパスを表示するには、showコマンドを使用します。
以下で、showコマンド表示での各列について説明します。
Process(プロセス)列には、現在のsp_ctrlセッションが接続されているsp_copのインスタンスによって生成されたSharePlexレプリケーションプロセス(サービス)が表示されます。コマンドは、コマンドと制御プロセス(sp_cnc)または実行中のcompareプロセスを表示しません。
Source(ソース) 列は、SharePlexプロセスで処理されるデータのソースを示します。ソースには以下のいずれかが該当します。
Target(ターゲット)列は、SharePlexプロセスによって処理されるデータの宛先、つまりターゲットを示します。
ターゲットには以下のいずれかが該当します。
State(状態)列は、以下のように各プロセスのステータスを示します。
この列には、各プロセスのプロセスID番号がリストされます。
サポート対象のソース: | Oracle |
サポート対象のターゲット: | すべて |
認証レベル: | ビューアー(3) |
発行対象: | ソースまたはターゲットシステム |
関連コマンド: | lstatus、qstatus、status |
基本コマンド | リモートオプション |
---|---|
show |
[ on host | on host:portnumber | on login/password@host | on login/password@host:portnumber ] |
これらのオプションにより、リモートマシンにコマンドを発行したり、ログイン名、パスワード、ポート番号、またはそれらの組み合わせを含むコマンドをスクリプト化したりすることができます。
オプション | 説明 |
---|---|
on host |
リモートシステム(現在のsp_ctrlセッションが実行されているシステム以外)でコマンドを実行します。リモートシステムのログイン認証情報の入力を求めるプロンプトが表示されます。使用する場合は、コマンド構文の最後の構成要素でなければなりません。 例: sp_ctrl(sysB)>status on SysA |
on host:portnumber |
リモートログインとポート番号を指定する必要がある場合は、リモートシステムでコマンドを実行します。使用する場合は、コマンド構文の最後の構成要素でなければなりません。 例: sp_ctrl(sysB)>status on SysA:8304 |
on login/password@host |
リモートログイン、パスワード、ホスト名を指定する必要がある場合は、リモートシステムでコマンドを実行します。使用する場合は、コマンド構文の最後の構成要素でなければなりません。 例:sp_ctrl(sysB)>status on john/spot5489@SysA |
on login/password@host:portnumber |
リモートログイン、パスワード、ホスト名、ポート番号を指定する必要がある場合は、リモートシステムでコマンドを実行します。使用する場合は、コマンド構文の最後の構成要素でなければなりません。 例: sp_ctrl(sysB)>status on john/spot5489@SysA:8304 |
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