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SharePlex 11.4 - リファレンス・ガイド

このガイドについて このガイドで使用される表記規則 Oracle用SharePlexコマンド SharePlexパラメーター PostgreSQL用SharePlexコマンド PostgreSQL用SharePlexパラメーター 一般SharePlexユーティリティ Oracleクラウドインフラストラクチャ SharePlex環境変数

edit

editコマンド

editコマンドは以下のように使用します。

  • 以前に発行したSharePlexコマンドに変更を加える。これにより、構文を少し変えて再度コマンドを発行する必要がある場合や、構文の間違いを修正する必要がある場合に、時間を節約することができます。
  • オペレーティングシステムの制限である255文字を超えるコマンドを実行する。

editコマンドは、sp_ctrlインターフェイス内から、デフォルトのテキストエディタで一時テキストファイルを開きます。ファイルにコマンドを入力すると、ファイルを保存したときに自動的に実行されます。

editコマンドを使用するには:

  1. sp_ctrlの現在のセッションで以前にコマンドが発行されていない場合、sp_ctrlプロンプトにコマンドの最初の単語を入力し、Enterキーを押します。それ以外の場合は、このステップをスキップします表示されるオンラインヘルプやエラーは無視してください
  2. sp_ctrlプロンプトで、editコマンドを発行して一時テキストファイルを開きます。

    sp_ctrl(sysA)> edit

  3. テキストファイルで、エディタの標準コマンドを使用して不要な文字を削除し、コマンド文字列を入力します。
  4. エディタの標準の保存コマンドを使用してファイルを保存し、終了します。コマンドはすぐに実行されます。

注意: SharePlexには、editコマンドのキーボードショートカットとして、上矢印キーとスラッシュ/キーが用意されています。

用途

サポート対象のソース: Oracle
サポート対象のターゲット: すべて
認証レベル: ユーザは、以前のコマンドの認証レベル以上が必要です。
発行対象: 以前のコマンドの影響を受けるシステム
関連コマンド: なし

構文

基本コマンド リモートオプション
edit | ed 利用不可

edit config

非アクティブな設定ファイルを修正するには、edit configコマンドを使用します。このコマンドは、SharePlexのデフォルトのテキストエディタで設定を開きます。エディタが提供するツールを使用して設定を修正し、保存します。

アクティブな設定を修正するには、copy configコマンドでアクティブな設定をコピーし、edit configコマンドでコピーを編集することをお勧めします。コピーをアクティベーションすると、元の設定は非アクティブになります。

システムの設定のリストを表示するには、list configコマンドを使用します。設定の内容を表示するには、view configコマンドを使用します。

用途

サポート対象のソース: Oracle
サポート対象のターゲット: すべて
認証レベル: オペレーター2
発行対象: ソースシステム
関連コマンド: activate config、copy config、create config、list config、remove config、rename config、verify config、view config

構文

基本コマンド リモートオプション
edit config filename

[ on host |

on host:portnumber |

on login/password@host |

on login/password@host:portnumber ]

構文の説明
コンポーネント 説明
filename

編集する設定の名前。設定名では大文字と小文字が区別されます。

: sp_ctrl(sysA)> edit config sales

リモートオプション

これらのオプションにより、リモートマシンにコマンドを発行したり、ログイン名、パスワード、ポート番号、またはそれらの組み合わせを含むコマンドをスクリプト化したりすることができます。

オプション 説明
on host

リモートシステム現在のsp_ctrlセッションが実行されているシステム以外でコマンドを実行します。リモートシステムのログイン認証情報の入力を求めるプロンプトが表示されます。使用する場合は、コマンド構文の最後の構成要素でなければなりません。

例: sp_ctrl(sysB)>status on SysA

on host:portnumber

リモートログインとポート番号を指定する必要がある場合は、リモートシステムでコマンドを実行します。使用する場合は、コマンド構文の最後の構成要素でなければなりません。

例: sp_ctrl(sysB)>status on SysA:8304

on login/password@host

リモートログイン、パスワード、ホスト名を指定する必要がある場合は、リモートシステムでコマンドを実行します。使用する場合は、コマンド構文の最後の構成要素でなければなりません。

例:sp_ctrl(sysB)>status on john/spot5489@SysA

on login/password@host:portnumber

リモートログイン、パスワード、ホスト名、ポート番号を指定する必要がある場合は、リモートシステムでコマンドを実行します。使用する場合は、コマンド構文の最後の構成要素でなければなりません。

例: sp_ctrl(sysB)>status on john/spot5489@SysA:8304

exit

exitコマンド

sp_ctrlの現在のセッションを閉じるには、exitコマンドを使用します。sp_ctrlを閉じても、レプリケーションはシャットダウンされません。ユーザによって停止されない限り、すべてのレプリケーションプロセスは中断されることなく続行されます。このコマンドは、そのシステム上のsp_ctrlでのセッションを単に終了します。sp_ctrlを再度実行するには、SharePlexバイナリを含むディレクトリに移動し、./sp_ctrlコマンドを入力しますUnixおよびLinuxシステムの場合

exitコマンドには [on host]オプションはありません。実行されているsp_ctrlを停止するシステム上で発行する必要があります。

このコマンドはquitコマンドと同じです。

用途

サポート対象のソース: Oracle
サポート対象のターゲット: すべて
認証レベル: ビューアー3
発行対象: ソースまたはターゲットシステム
関連コマンド: quit

構文

基本コマンド リモートオプション
exit | e 利用不可

expand

expandコマンド

ワイルドカード指定を展開して画面に表示するには、expandコマンドを使用します。これは、レプリケートしたいテーブルのリストがワイルドカード指定によって生成されるかどうかが不確かな場合に特に便利です。設定ファイルでワイルドカードを使用する方法の詳細については、『SharePlex管理ガイド』を参照してください。

用途

サポート対象のソース: Oracle
サポート対象のターゲット: すべて
認証レベル: ビューアー3
発行対象: ソースまたはターゲットシステム
関連コマンド: create config、edit config、show config、verify config

構文

基本コマンド コマンドオプション リモートオプション
expand filespec

[not (list of exclusions)]

[for o.source_sid]

[on host]

[ on host |

on host:portnumber |

on login/password@host |

on login/password@host:portnumber ]

構文の説明
コンポーネント 説明
filespec

コマンドが検証するワイルドカード指定所有者を含むfor o.source_sidオプションがない場合、ワイルドカードオブジェクトが含まれるアクティブな設定ファイルが存在するものと見なされます。

:

sp_ctrl(sysA)> expand scott.%

この例では、scottスキーマ内のすべてのオブジェクトが結果に表示されます。

not (list of exclusions)

ワイルドカード指定の除外。リストされたオブジェクトは展開から除外されます。

:

sp_ctrl(sysA)> expand scott.% for o.oraA not (%"sal"%)

この例では、名前に「sal」が含まれるオブジェクトを除いて、oraAインスタンスのscottスキーマ内のすべてのオブジェクトが結果に表示されます。この例では、大文字と小文字を区別するため、salが引用符""で囲まれていることに注意してください。

for o.source_sid

アクティブな設定ファイルがない場合に使用し、コマンドを実行するOracleインスタンスを指定します。

例:

sp_ctrl(sysA)> expand scott.% for o.oraA

この例では、oraAインスタンスのscottスキーマ内のすべてのオブジェクトが結果に表示されます。

リモートオプション

これらのオプションにより、リモートマシンにコマンドを発行したり、ログイン名、パスワード、ポート番号、またはそれらの組み合わせを含むコマンドをスクリプト化したりすることができます。

オプション 説明
on host

リモートシステム現在のsp_ctrlセッションが実行されているシステム以外でコマンドを実行します。リモートシステムのログイン認証情報の入力を求めるプロンプトが表示されます。使用する場合は、コマンド構文の最後の構成要素でなければなりません。

例: sp_ctrl(sysB)>status on SysA

on host:portnumber

リモートログインとポート番号を指定する必要がある場合は、リモートシステムでコマンドを実行します。使用する場合は、コマンド構文の最後の構成要素でなければなりません。

例: sp_ctrl(sysB)>status on SysA:8304

on login/password@host

リモートログイン、パスワード、ホスト名を指定する必要がある場合は、リモートシステムでコマンドを実行します。使用する場合は、コマンド構文の最後の構成要素でなければなりません。

例:sp_ctrl(sysB)>status on john/spot5489@SysA

on login/password@host:portnumber

リモートログイン、パスワード、ホスト名、ポート番号を指定する必要がある場合は、リモートシステムでコマンドを実行します。使用する場合は、コマンド構文の最後の構成要素でなければなりません。

例: sp_ctrl(sysB)>status on john/spot5489@SysA:8304

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