システムから採取できる情報としては以下を取得して送付ください。
OSのSharePlex管理ユーザーで操作することを前提としています。
[ソース側で取得]
- vardir/config/設定ファイル … 現在アクティブのConfigを回収します。 これはsp_ctrlにて show config の出力あるいは list config の出力で確認できます。
- vardir/data/paramdb … パラメータファイル。製品デフォルトからの変更部分のみが含まれます。
- sp_ctrl> lstatus コマンド結果 … 起動しているプロセスやプロセスID,データソース名、キュー名などが含まれます。
- sp_ctrl> version full コマンド結果 … SharePlex製品の詳細なバージョン情報
- Oracle Database の以下 SQL 結果 … Oracle 製品のバージョン情報、環境情報
SQL> select * from v$version;
SQL> select * from v$nls_parameters;
[ターゲットで取得]
- vardir/log/配下一式 … ログファイルディレクトリのファイル。サイズが大きい場合は event_log を先行して送付をお願いします。
- vardir/data/paramdb … パラメータファイル。製品デフォルトからの変更部分のみが含まれます。
- sp_ctrl> lstatus コマンド結果 … 起動しているプロセスやプロセスID, データソース名、キュー名などが含まれます。
- sp_ctrl> version full コマンド結果 … SharePlex製品の詳細なバージョン情報
- Oracle Database の以下 SQL 結果 … Oracle 製品のバージョン情報、環境情報
SQL> select * from v$version;
SQL> select * from v$nls_parameters;
Core Dump している場合は、KB:プロセスが core dump した場合に取得する情報について (4325614) の情報も併せて送付してください。
重要: 初動でシステムから採取するべき情報は以上ですが、「何を見て問題が発生していると判断したのか」についてはできる限り共有していただけると助かります。
サポートポータルから新規テクニカルサポートケースを作成する(4331993)
例:「〇月×日△時にPostが停止した」よりは、
「〇月×日△時にPostが停止していた。ターゲットで sp_ctrl > statusを実行するとPost がエラーで停止していることを確認した(出力を添付)。現在はstart postでにて起動して repair にて対象テーブル修正後はエラーとなっていない。(あるいは再起動したがすぐに同じように停止してしまう等)」のほうが同時にいただいたログと合わせて状況を調べることができ、初動対応で確認するべき範囲が絞れるため対応しやすくなります。