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NetVault Plug-in for Exchange 11.3 - ユーザー・ガイド

NetVault Backup Plug-in for Exchange - はじめに Exchangeデータ保護戦略の定義 Exchange Serverシステム構築計画 プラグインのインストールと削除 プラグインの設定 データのバックアップ データのリストア
リストアとリカバリの概要 プラグインを使用したデータのリストア 高度なリストア手順の使用
トラブルシューティング

Exchange 2007におけるリカバリ・ストレージ・グループ(RSG)へのデータのリストア

RSGユーティリティにより、バックアップ済みデータのリストア対象として稼働するため、実際のExchange Server設定外でマウント可能な特殊なストレージ・グループを作成することができます。RSGを配置すると、Exchange Serverの既存の構造を壊すことなく、以前にバックアップしたデータをRSGにリストアすることができます。このオプションは、以前にバックアップした個別ストレージ・グループ・データ(メールボックス・ストアやそのコンテンツなど)を確認する必要があるが、Exchange Serverは稼働し続ける必要がある場合などに適しています。RSGはまた、通信文書を誤って削除してしまった場合や、文書の回復が法的に必要な場合などに役立ちます。個別メールボックスまたはメールボックス・コンポーネントのリカバリを実行することで、消失した通信文書を回復することが可能です。

RSGとその使用方法について詳しくは、関連のMicrosoft Exchangeドキュメントを参照してください。詳しくは、http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/bb124039.aspxの「回復用ストレージ グループについて」を参照してください。

以下の手順では、Exchange 2007でのRSGの作成に必要なステップについて説明し、NetVault Backupを使用したバックアップ・データのリストア方法についても説明します。

Exchange 2007用のRSGの作成

RSG設定は、以下の2つの基本ステップで構成されます。

詳しい手順については関連のMicrosoft Exchangeドキュメントを参照してください。詳しくは、http://www.msexchange.org/tutorials/Working-Recovery-Storage-Groups-Exchange-2007.html?printversionの「Working with Recovery Storage Groups in Exchange 2007」(英語)を参照してください。

Exchange 2007用RSGへのデータのリストア

RSGが正常に作成され、適切なデータベースを追加したら、利用可能なデータをRSGへリストアする手順を開始できます。

使用するバックアップおよびリカバリ戦略により、「リストア・シーケンス例」セクションに記載された利用可能な手順を参照し、バックアップ・セーブセット内のデータ・アイテムのRSGへのリストア手順について確認してください。

RSGリストア操作中は、Plug‑in for Exchangeにより、リカバリ済みデータはRSGにリダイレクトされますが、オリジナルのデータベースは上書きされません。

Exchange 2007用RSGへリストアされたデータの表示

Exchange Server 2007では、付属のExchange Troubleshooting Assistant(ExTRA)およびWindows PowerShellを使用してRSG内のデータベースからデータを抽出することができます。このユーティリティの使用方法について詳しくは、関連するMicrosoft Exchangeドキュメントを参照してください。さらに詳しくは、次のサイトの「回復用ストレージ グループを使用してメールボックスを回復する方法」を参照してください:http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/aa997694.aspx

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