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SharePlex 11.4 - リファレンス・ガイド

このガイドについて このガイドで使用される表記規則 Oracle用SharePlexコマンド SharePlexパラメーター PostgreSQL用SharePlexコマンド PostgreSQL用SharePlexパラメーター 一般SharePlexユーティリティ Oracleクラウドインフラストラクチャ SharePlex環境変数

shutdown

シャットダウン

レプリケーションをシャットダウンするには、shutdownコマンドを発行します。shutdownコマンドが完了すると、SharePlexsp_ctrlを自動的にシャットダウンします。

グレースフルシャットダウン

基本的なshutdownコマンドは、sp_copとその他すべてのSharePlexプロセスを正常にシャットダウンすることで各プロセスの状態を保存し、ディスクへのチェックポイントを実行し、バッファされたデータを読み取り/リリースし、子プロセスをクリーンアップします。キュー内のデータは、権限を持つユーザがsp_copを再び開始したときに処理できるように、安全な場所に残されています。

強制シャットダウン

shutdownコマンドに[force]オプションを指定すると、通常のシャットダウン手順が完了したか否かにかかわらず、SharePlexプロセスが直ちに終了します。sp_copを起動するとSharePlexは強制シャットダウンから回復しますが、レプリケーション処理は以前に保存したポイントから再開されるため、起動に若干時間がかかることがあります。

[force]オプションは、SharePlexを正常にシャットダウンしようとしたときに子プロセスが実行中だった場合にのみ使用します。ps -ef | grep sp_コマンドをコマンドシェルで実行すると、SharePlexプロセスがまだ実行中かどうかを検証できます。

重要: レプリケーションをシャットダウンしたときに、ユーザがアクティブな設定のオブジェクトの変更を続けた場合、SharePlexを再起動する前にOracleのREDOログがラップされる可能性があります。遅延が長く、アーカイブログを利用できなくなった場合は、データを再同期する必要があります。REDOログは、SharePlexがシャットダウンされる時間に合わせて十分な大きさと数にする必要があります。レプリケーション用のREDOログの適切なサイズ設定の詳細については、『SharePlexインストールおよびセットアップガイド』を参照してください。

用途

サポート対象のソース: Oracle
サポート対象のターゲット: すべて
認証レベル: 管理者1
発行対象: ソースまたはターゲットシステム
関連コマンド: startup

構文

基本コマンド コマンドオプション リモートオプション
shutdown

[force]

[ on host |

on host:portnumber |

on login/password@host |

on login/password@host:portnumber ]

構文の説明
コンポーネント 説明
force

このオプションは、sp_copを含むすべてのレプリケーションプロセスを、キューからの読み取りやキューへの書き込みの終了の有無にかかわらず直ちにシャットダウンします。このオプションは、デフォルトのshutdownコマンドが失敗するか、グレースフルシャットダウンを待つことができない場合に使用します。

:

sp_ctrl(sysA)> shutdown force

リモートオプション

これらのオプションにより、リモートマシンにコマンドを発行したり、ログイン名、パスワード、ポート番号、またはそれらの組み合わせを含むコマンドをスクリプト化したりすることができます。

オプション 説明
on host

リモートシステム現在のsp_ctrlセッションが実行されているシステム以外でコマンドを実行します。リモートシステムのログイン認証情報の入力を求めるプロンプトが表示されます。使用する場合は、コマンド構文の最後の構成要素でなければなりません。

例: sp_ctrl(sysB)>status on SysA

on host:portnumber

リモートログインとポート番号を指定する必要がある場合は、リモートシステムでコマンドを実行します。使用する場合は、コマンド構文の最後の構成要素でなければなりません。

例: sp_ctrl(sysB)>status on SysA:8304

on login/password@host

リモートログイン、パスワード、ホスト名を指定する必要がある場合は、リモートシステムでコマンドを実行します。使用する場合は、コマンド構文の最後の構成要素でなければなりません。

例:sp_ctrl(sysB)>status on john/spot5489@SysA

on login/password@host:portnumber

リモートログイン、パスワード、ホスト名、ポート番号を指定する必要がある場合は、リモートシステムでコマンドを実行します。使用する場合は、コマンド構文の最後の構成要素でなければなりません。

例: sp_ctrl(sysB)>status on john/spot5489@SysA:8304

start

stopまたはabort [service]コマンドを使用して停止した後、またはflushコマンドを使用してPostを停止した後にレプリケーションプロセスを開始するには、startコマンドを使用します。

用途

サポート対象のソース: Oracle
サポート対象のターゲット: すべて
認証レベル: オペレーター2、Captureに必要な管理者1
発行対象: ソースまたはターゲットシステム
関連コマンド: stop

構文

基本コマンド コマンドオプション リモートオプション
start service

[to host]

[from host]

[for datasource]

[for datasource-datadest]

[queue queuename]

[ on host |

on host:portnumber |

on login/password@host |

on login/password@host:portnumber ]

構文の説明
コンポーネント 説明
service

開始するSharePlexプロセス。有効な値:

  • Capture
  • Read
  • Export
  • Import
  • Post

:

sp_ctrl(sysA)> start export

to host

このオプションは、指定されたターゲットシステムのみに対してExportを開始します。

toは構文の必須部分です。

hostはターゲットシステムの名前です。

:

sp_ctrl(sysA)> start export to sysB

この例では、sysAからsysBに対してExportが開始されます。

from host

このオプションは、指定されたソースシステムからのみImportを開始します。

  • fromは構文の必須部分です。
  • hostはソースシステムの名前です。

:

sp_ctrl(sysD)> start import from sysA

この例では、sysAからsysDに対してImportが開始されます。

for datasource

このオプションは、指定されたデータソースのCaptureまたはReadを開始します。

  • forは構文の必須部分です。
  • datasourceo.SIDと表します。ここで、SIDはORACLE_SIDです。

:

sp_ctrl(sysA)> start read for o.oraA

この例では、sysA上でインスタンスoraAに対してReadが開始されます。

for datasource-datadest

このオプションは、指定されたソースSID-ターゲットSIDデータストリームに対してのみPostを開始します。

  • forは構文の必須部分です。
  • datasourceo.SIDと表します。ここで、SIDはORACLE_SIDです。

  • datadestoSIDまたはr.databaseと表します。ここで、SIDはORACLE_SID、databaseはOpen Targetデータベースの名前です。

:

sp_ctrl(sysC)> start post for o.oraA-r.mssA

この例では、sysC上でインスタンスoraAに対してPostが開始され、SQL ServerデータベースmssAにレプリケートされます。

queue queuename

このオプションは、指定された名前付きキューに関連付けられたExport、ImportまたはPostプロセスを開始します。

queueは構文の必須部分です。

queuenameは、設定ファイルに記載されているキューの名前です。

:

sp_ctrl(sysA)> start export queue QA

この例では、名前付きexportキューQAを通じてsysA上でデータのExportが開始されます。

   
リモートオプション

これらのオプションにより、リモートマシンにコマンドを発行したり、ログイン名、パスワード、ポート番号、またはそれらの組み合わせを含むコマンドをスクリプト化したりすることができます。

オプション 説明
on host

リモートシステム現在のsp_ctrlセッションが実行されているシステム以外でコマンドを実行します。リモートシステムのログイン認証情報の入力を求めるプロンプトが表示されます。使用する場合は、コマンド構文の最後の構成要素でなければなりません。

例: sp_ctrl(sysB)>status on SysA

on host:portnumber

リモートログインとポート番号を指定する必要がある場合は、リモートシステムでコマンドを実行します。使用する場合は、コマンド構文の最後の構成要素でなければなりません。

例: sp_ctrl(sysB)>status on SysA:8304

on login/password@host

リモートログイン、パスワード、ホスト名を指定する必要がある場合は、リモートシステムでコマンドを実行します。使用する場合は、コマンド構文の最後の構成要素でなければなりません。

例:sp_ctrl(sysB)>status on john/spot5489@SysA

on login/password@host:portnumber

リモートログイン、パスワード、ホスト名、ポート番号を指定する必要がある場合は、リモートシステムでコマンドを実行します。使用する場合は、コマンド構文の最後の構成要素でなければなりません。

例: sp_ctrl(sysB)>status on john/spot5489@SysA:8304

startup

startupコマンドを使用して、すべてのプロセスを一度に開始します。sp_copをシャットダウンする前にstopコマンドで停止していなければ、すべてのプロセスが開始されます。

アクティブな設定がある場合、コマンドラインからsp_copを起動すると、通常はレプリケーションが自動的に開始されます。

用途

サポート対象のソース: Oracle
サポート対象のターゲット: すべて
認証レベル: 管理者1
発行対象: ソースまたはターゲットシステム
関連コマンド: shutdown

構文

基本コマンド リモートオプション
startup

[ on host |

on host:portnumber |

on login/password@host |

on login/password@host:portnumber ]

リモートオプション

これらのオプションにより、リモートマシンにコマンドを発行したり、ログイン名、パスワード、ポート番号、またはそれらの組み合わせを含むコマンドをスクリプト化したりすることができます。

オプション 説明
on host

リモートシステム現在のsp_ctrlセッションが実行されているシステム以外でコマンドを実行します。リモートシステムのログイン認証情報の入力を求めるプロンプトが表示されます。使用する場合は、コマンド構文の最後の構成要素でなければなりません。

例: sp_ctrl(sysB)>status on SysA

on host:portnumber

リモートログインとポート番号を指定する必要がある場合は、リモートシステムでコマンドを実行します。使用する場合は、コマンド構文の最後の構成要素でなければなりません。

例: sp_ctrl(sysB)>status on SysA:8304

on login/password@host

リモートログイン、パスワード、ホスト名を指定する必要がある場合は、リモートシステムでコマンドを実行します。使用する場合は、コマンド構文の最後の構成要素でなければなりません。

例:sp_ctrl(sysB)>status on john/spot5489@SysA

on login/password@host:portnumber

リモートログイン、パスワード、ホスト名、ポート番号を指定する必要がある場合は、リモートシステムでコマンドを実行します。使用する場合は、コマンド構文の最後の構成要素でなければなりません。

例: sp_ctrl(sysB)>status on john/spot5489@SysA:8304

status

Status

statusコマンドは、レプリケーションのステータスの概要を表示する、プロセスが実行されていることを確認する、またエラー、警告、通知をチェックするために使用します。詳細なステータスレポートが必要な場合は、lstatusコマンドを使用します。

ステータスディスプレイには以下が表示されます。

  • Processプロセス:プロセスの名前
  • State状態: 各プロセスのステータス実行中、アイドル、エラーによる停止、ユーザによる停止のいずれか
  • PID: オペレーティングシステムのプロセスID番号
  • Running Since実行開始日:プロセスが開始された日時
  • その他の情報: システムの使用状況、システム上にアクティブな設定があるかどうか、レプリケーションエラーが発生したかどうかなど

SharePlexは、SP_COP_IDLETIMEパラメーターで指定された間隔でステータス表示を更新します。

用途

サポート対象のソース: Oracle
サポート対象のターゲット: すべて
認証レベル: ビューアー3
発行対象: ソースまたはターゲットシステム
関連コマンド: lstatus、qstatus、show、show statusdb

構文

基本コマンド リモートオプション
status

[ on host |

on host:portnumber |

on login/password@host |

on login/password@host:portnumber ]

リモートオプション

これらのオプションにより、リモートマシンにコマンドを発行したり、ログイン名、パスワード、ポート番号、またはそれらの組み合わせを含むコマンドをスクリプト化したりすることができます。

オプション 説明
on host

リモートシステム現在のsp_ctrlセッションが実行されているシステム以外でコマンドを実行します。リモートシステムのログイン認証情報の入力を求めるプロンプトが表示されます。使用する場合は、コマンド構文の最後の構成要素でなければなりません。

例: sp_ctrl(sysB)>status on SysA

on host:portnumber

リモートログインとポート番号を指定する必要がある場合は、リモートシステムでコマンドを実行します。使用する場合は、コマンド構文の最後の構成要素でなければなりません。

例: sp_ctrl(sysB)>status on SysA:8304

on login/password@host

リモートログイン、パスワード、ホスト名を指定する必要がある場合は、リモートシステムでコマンドを実行します。使用する場合は、コマンド構文の最後の構成要素でなければなりません。

例:sp_ctrl(sysB)>status on john/spot5489@SysA

on login/password@host:portnumber

リモートログイン、パスワード、ホスト名、ポート番号を指定する必要がある場合は、リモートシステムでコマンドを実行します。使用する場合は、コマンド構文の最後の構成要素でなければなりません。

例: sp_ctrl(sysB)>status on john/spot5489@SysA:8304

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